妊娠発覚の経緯

44歳3児のシングルマザー、ミソノです。

今、私のお腹にやってきてくれた4人目の子、ミカゲちゃん。(note上の胎児ネームです)

ミカゲちゃんは、お付き合いをしている彼、シクロさん(46歳、未婚)との間に授かりました。


妊娠が発覚した日のことを振り返ります。

私はここ数年、生理不順で悩んでいました。若い頃のように生理が4〜5日で終わらず、7〜8日も続くのです。更年期にはまだ早いと思いながらも、プレ更年期と呼ばれる症状にいくつか当てはまる部分があり、いよいよ閉経が近づいているのだと感じていました。

生理は28日周期で来ることもあれば、前の生理が終わって2週間も経たずに来ることもあり、1ヶ月の間に二度も生理があると気分が滅入ってしまいました。出血の量は少ないのですが、生理痛はあるし、生理中は普段より疲れやすく体がだるくなります。年齢的なものもあるのでしょうが、「もしかしたら病気かも?」と考えるのは自然なことでした。

仕事の繁忙期を過ぎ、少し落ち着いたタイミングで一度病院で診てもらおうと、婦人科の門を叩きました。産科が併設されていない婦人科だけのクリニックで、先生もスタッフさんも全て女性だったので安心して受診することができました。

問診を経て、子宮がんや性病の検査を受けることにしました。検診台に座るのは妊婦健診の時以来でした。内診してもらいやすいように、自動で脚が開かれます。

先ほど問診をしてくださった女医さんがやってきて、検査のための組織の採取をされました。そしてその後、「念のため超音波でも見ておきますね」と、内診用の機械を入れられました。

するとカーテンの向こうで驚きの声が。

「えっっ!!!」

何事かと思いました。何か目で見て分かる異常があったのでしょう。けれど、この時生理が遅れていた私には「もしかして…」という予感もありました。

「妊娠されていますよ」

…なんと。
…やはり。

ここ数日体が熱っぽく、いくら寝ても眠気が取れず、体調を崩したのかも?熱中症かな?と思っていたのは、どうやら妊娠によるものだったのでしょう。妊娠が発覚してすぐの感想は「あー、やっぱり」でした。

カーテンの隙間から、超音波のモニターを見せてもらいました。
子宮の中に小さな丸い袋が見えました。

「胎嚢が確認できます。まだ心拍などは見えないので、現在は5週目といったところですね。今から2〜3週間前に性交渉はありましたか?」

「はい、あります」

心当たりがありました。シクロさんとデートをして、復縁後2度目のセックスをしたのがちょうど2週間前。原因はあの日に違いありません。

「おめでとうございます。一度ちゃんとした産婦人科を受診されてください」

病気の検査結果は後日郵送で送られてくることの説明などを受け、受診は終了。

帰途につく車内で、私の頭の中は混乱していました。

15年ぶりの妊娠。
結婚していない人と。
3人の娘たちとは、父親の違う子。
仕事はどうするの?
子どもたちの学校の予定にも支障が出るんじゃない?
産んでも大丈夫なのかな?
産まない方がいいのかな? 
高齢の妊娠だし、ちゃんと妊娠を継続させて産むことができるのかな?

子供達の意見を聞かないと。
シクロさんの意見も聞かないと。
私自身の気持ちも言葉にしてちゃんと伝えられるようにしておかないと。

あらゆることを考えながら、まずは仕事帰りのシクロさんのお家を尋ねることにしました。








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