音MADを作り続けることへの懐疑
そもそも、この記事のタイトルを「音MAD活動休止」のお知らせにしたかったわけだったが、私は作ろうと考えた動画があったら結局作ってしまう人間だしそもそも休止や引退宣言はしたくないと周りにも結構言っているため、単純に考えを整理する日記として書く。明確に言うと、音MADからちょっと離れて自分の頭の中をスッキリしたいと言う気持ちが強い。
第一で社会への適応に思ったより難航しているから。詳しくは言えないけど自分の職場は普通の職場よりちょっと特殊で、人に似合わない業務が与えられることが結構あり正に自分がそう言う方向で苦しんでいる。というのもあるが、一番の問題は会社の同僚達に高齢が多くて、人のプライベートに無限な好奇心を持ってるってことが一番つらいことだ。
韓国でオタク、そして音MAD作者の立ち位置は日本よりよっぽど酷い。前者はもちろん日本よりマニアックな趣味なのもあり当たり前なことだが、問題はやっぱり後者である。韓国の音MAD作者は昔から敏感な問題である政治人や時事ネタを触ることが多く、その中では素人はなかなか倫理的に耐えれない内容(自殺や殺人事件など)も構わず出してる人も少数じゃないため、音MADを本当に人間失格みたいに思ってる人とであってもおかしくはない(勿論、多数がそうだってことではない)。
なので休憩に出来るだけやってるゲームと音MADのことをだいたいボルダリングとYouTube観覧をしてますと誤魔化してるわけだけど、この誤魔化のネタ切れが結構近いと感じているのが正直に心配である。あとこれのせいで何かを誤魔化すことが習慣になろうとしてて、今日は仕事でのちょっとしたミスも言葉で誤魔化し後で解決しようとしてる自分を見つけて驚いてしまった。ネットでもリアルでも最悪嘘つきはなりたくないと思った自分だったので、こう言うことがもう起きないように気を付けたい。
でも社会でのことはまだ危機とは思うほどじゃなくて、本当の問題は第二のことである。それは、もう自分の音MADに対しての自信が落ち続けて枯渇を向いていることだ。もうどういう動画がいい作品なのかどんどんと分かんなくなっていて、方向性を全然決めれなくなってる自分を見つけちゃった。
人生初で10選配信に動画が流された快挙の後、私はもっといい動画を作りたいという創作欲が高まっていた。でもそれ以来に、まあまあぐらいの評価すらされずの作品ばかりだしてしまった。その上で私自身も満足できない作品が多かった。
私はもちろんそこでやめるつもりはなかった。幽霊東京、YYの後には「重い雰囲気やストーリー表現だけではいい音MADにはなりづらい」と考えて、特に幽霊東京では「映像が強くならなければ」と決心していた。その後にマーシャルマキシマイザーとココロオドルを作ってみたあと「ストーリー、雰囲気も重要だけどそれにリズム感と映像が押され潰れてはいけない」と確信してメンタルチェンソーを作ったけど非常に残念だった。
もちろん音MADの評価なんて変数が多すぎて運が絡むことが多いのは分かっている。でもそれを考えても何かの結果物を投稿したら、それに相応しい「最低限」の反応をするのは普通だと思う。私はだいたい最低限よりちょっと低いぐらいの反応はもらっていたので「まだ作れる」と思ってたはずだけど、自分の中で結論に近い動画を出せたと思ったのに最低限よりあんまりにも低い評価を確認した瞬間は流石に心が折れずにはおえなかった。
その瞬間以来、私の動画がいつも底辺に居座っているのは「仕方がないこと」なのではと思ってしまいだいぶ個人作へのパッションが冷えてしまった。別に今までも10選上位とかは考えもしなかったし、ルマの栄光の再現ですら当時から「この後ここまで帰ってこれないっしょw」とも思っていた。しかし歴がどんどん重ねてどうしようもない「中堅」になってしまったところ、誰の目も引けない魅力なき音MADの作者にはなりたくなかったのも事実だ。でも私はそれにどんどん近づいてる気がして、何か悲しくなってしまった。
そしてこの目標のため音MAD外的に進んだニコ生の配信とか、Discordの通話、Twitterのスペースで喋ることも(Discordのとあるゲーム鯖を除き)あんまり人の目を引けずに回数も減っていった。もちろんこれらに関しては自分話が多くてすぐ長々と喋りたかる自分の癖が完全に悪いのでしょうがないともいえるけど、それでも自分が魅力ない人だと確認してしまうようで怖くなってきた。
だから、もうこうなったら音MAD自体を休んでやろう、やめてやろうと思うことが最近多くなってきたってことだ。いる合作だけなんとか片付いて、見る専に近い人になって、そこでどんどんフェードアウトしちゃおうかと正直に思っていた。けどこう言う心と創作欲は別々で動くことが多いので多分音MAD自体はやめない。ただ、それを知っててもわざわざと宣言してもうちょい熟考できる時間を持ちたい。それだけ。
もちろん有難くも自分の動画をずっと見続けて本当にいい動画だって、いい作者だって褒めてくれる人も結構見つけて、これはその様々には本当に失礼な日記になってしまうかもしれない。けどやっぱ最近の頭の中が複雑すぎてしまうから、なんとか書いたりしてちょっとスッキリするしかないと思った。こう言う話は、リアルの友達にはできないので。