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【ふりカエル02】地雷原を歩く新入生のためのTwitterアカウントのつくりかた
このnoteのアカウントをつくったのとほぼ同じ時期、2020年4月ころに同期の学生3人に声をかけてX(当時はTwitter)のアカウントをつくった。
学生の有志4人でひっそりと始めたアカウント
このnoteのアカウントをつくったのとほぼ同じ時期、2020年4月ころに同期の学生3人に声をかけてX(当時はTwitter)のアカウントをつくった。
名前は「法政大学生命科学部生命機能学科非公式学生相談」でなんだかんだ3年も続けたのだから自分でもすごいと思う。
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「地雷原に新入生を野放しにはできない…」
始めた理由は単純で、「ソロで大学生活なんて新入生が死んでしまうぞ…」と思ったから。
大学に通ったことがある人ならわかると思うが、「大学は友達が必須なわけではないが、ソロプレイで行こうとすると難易度が跳ね上がる」という鬼畜仕様になっている。
例えば履修登録。
新入生はまず単位という存在を知らない。せいぜい知っていても「教授に土下座してでももらうやつでしょ?(笑)」くらいのものだが、なめていると留年まっしぐらという恐ろしい概念である。
しかも手続きがややこしい。オモコロで有名なダ・ヴィンチ・恐山さんも履修登録をミスって留年されていたくらい、日本で困ってしまう人が多いトラップである。
「こんなワンミス即死の地雷原を誰にも聞けない環境で、新入生に歩かせるってこと!?」と衝撃を受けたことから新入生のサポートを目的に活動を始めた。
ここで誤解なきように言いたいのだが、大学のサポートが不十分だったという意味では全くない。むしろものすごい頑張っていたと思う。
丁寧な資料を書類だけではなく、説明用の動画を作成していた事務方の皆さんの努力もあったし、先生方も授業の合間に学生同士が相談できる窓口をつくったりと、みんながやれることを精一杯やっていたと思う。
それでも、どれだけ事務の方や先生方が働きかけても、学生しかサポートできない領域が確かにあったし、むしろその領域の方が大きかった。
楽単は何?とかやばいサークルとかってあるんですか?とか、平常時であればサークルの新歓であったり、授業のなかで学生同士相談できることもパソコンの前にひとりぼっちの新入生にはできない。
活動の流れ
活動を開始するまでの流れはこんな感じ
複数人で運営できるTwitterアカウントの作り方を聞く
活動方針を決める
その都度思いついたことをやる
1.複数人アカウントの作り方を聞く
活動するにあたり、Twitterの運営などしたことがなかったので、とりあえず参考になるものがないかと調べていたところ、「I-PORT」さんというアカウントが法政の市ヶ谷キャンパスに関わる情報をまとめていることを知った。
こちらも有志の学生が13人集まって運営していたということで、コンタクトをとって、参考できる部分を真似させてもらった。
そのアカウントは今はなくなってしまったが、当時このアカウントが無かったら始めることもなく空中分解していたのかもしれない。本当に感謝してもし尽くせない。
2.活動方針を決める
次に、ツイートするときのルールを決めた。
当時決めたルールは以下で、運営用のメアドとアカウントのPWと一緒にLINEのノートで共有していた。
・基本的には何やってもおっけー
・つぶやく時は最後に「~By中の人○号」とつける
・誰が相談を受けるかはその都度決める
・一応授業開始までやろうかと思っている
・法政の人から怒られたり、炎上したら凍結するかも
・その他決めることはグループで話し合う
結果的に授業が始まってからもずいぶん長いことをやることになったが、このゆるさがあったから続けられたのだと思う。
内容が全部市ヶ谷向けの情報で、FBのある小金井キャンパスの情報を担っているアカウントはなかった。
3.その都度思いついたことをやる
zoom相談会、質問箱、課題解説、学生シラバスの作成など思いつく限りのことを片っ端からやっていった。
次回はこれらの具体的な内容について話していこうと思う。