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キャップがないノック式の万年筆!? パイロット キャップレス
ノック式の万年筆!?
今回紹介するのはパイロットのキャップレスという商品です。
このキャップレス、キャップが無いんです。
万年筆を思い浮かべると、キャップがあるものを思い浮かべると思います。
と言うかキャップが無いとインクが乾燥するんですよ。
でも万年筆の常識を変えたのがキャップレスなのです。
キャップレスの誕生は意外にも昔で、1963年に最初に発売されました。
後日、もっと歴史について深堀りする記事を出したいなと思っています。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/121718763/picture_pc_df8ab54554fcf7bab067e4635f43fe7b.png?width=1200)
内部構造はどうなっているの!?と思っている方も多いでしょう。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/121718861/picture_pc_8b2ff7844c8aa3b13cf3ee0f37608c4f.png?width=1200)
シャッターが搭載されていて、密閉されているっていう感じです。
シリーズ一覧
キャップレスには簡単に、
・キャップレス(鉄ニブ)
・キャップレス デシモ(18金)
・キャップレス ブラックマット (18金)
・キャップレス 木軸 (18金)
・キャップレス フェルモ(18金)回転式
・キャップレス LS (18金)ノック&回転式
・キャップレス 螺鈿(18金)
沢山ありますね。
価格も、下に行けば行くほど高額帯になります。
海外では、キャップレスをvanishing pointと読んでいるそうです。呼び方が違うのは面白い。
vanishing point、日本語では消失点っていう意味らしいです。
そして海外限定のキャップレスもあって、そちらはニブ(ペン先)が黒の塗装になっています。
書き味は?
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/121719949/picture_pc_6bd78444582df4bb2592d39be5082c1e.png?width=1200)
ペン先はどちらかと言うとオープンニブではなくて、フーデットニブに近い形状です。
正直、フーデットニブほどの書いてる時に感じる剛性感はありません。
18金ペン先で、意外にもしなるのです。
書きやすさは抜群で、さすがパイロットっていう感じです。
いい所
・書きやすい
・便利
・比較的安めの値段設定
・18金のペン先で、しなりが感じられる。
気になった点
・筆記音が大きい。
・コンバーターで使うとちょっと不便
まとめ
時間があまり無いので、短くなってしまいました。
パイロット キャップレスは自分にとって感動的な商品でした。
カジュアルに使えて、ボールペン感覚に使えるペンだと思います。
本当に書きやすくて便利な商品なので、見かけたら手に取って見てほしいです。
歴史とか調べると面白いですね。海外版とかも。
年賀状などでペンを使う機会が多くなってくる季節です。是非この機会に万年筆を買ってみてはいかがでしょうか?
最後まで見て頂き、ありがとうございました。
次は、カスタム742の紹介です。