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世界はひとつ

ロックダウンされたヨーロッパの国々。

イタリアの知人に連絡してみる。

「大変なことになったね。」主人

「仕方ない。今は我慢の時。

 この騒動が終われば、皆外に出て今まで以上に街はきっと活気づくはずだよ!

 それまでは家にいてにこにこしてるよ。」知人


フランスでジュエリー店を開いている友人に連絡してみる。

時々許可を取って、自転車でサント-ノーレまで行くけど、

人はいないし、お店もほとんど閉まっている。

「まるでSF映画を観ているみたい・・・・」

日常品店で買い物する時は、なんと、皆ソーシャルディスタンスを取って並んでいるとのこと。 (えっ、フランスで・・・)

 「家ではバーチャルで美術館の絵を鑑賞したり(さすがフランス!)、ダンスを習ったりしているわ。」と彼女。

 日本政府のリーダーシップにイライラしているという主人に、

 「日本人は規律に従うから、リーダーがもやもやしていても整っているけど、ヨーロッパ人は奔放だから。」と彼女。

考え方は色々だ。

そして、国民性も色々だ。

定時に医療従事者を拍手で讃える人々、バルコニーで歌をうたったり、バーチャルで音楽を届けてくれるオーケストラの人々。

このとてつもない敵と戦ういまこそ世界がひとつになるとき。

ひとつになるためのときなのかもしれない。


それで、わたしにできることって・・・。



 

 



 

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