見出し画像

サウジの宅配アプリ ロックダウンで需要が高まる中 資金調達

サウジアラビアの食料品宅配アプリが、コロナウイルスに関連したロックダウン対策によりオンラインショッピングの需要が急激に伸びていることから、サービスを中東全域に拡大するための資金調達を行いました。

NanaはベンチャーキャピタルファンドのSTVや中東ベンチャーパートナーズなどの投資家から1800万ドルを調達したと、同アプリの創設者サミ・アルヘルワ氏はインタビューで語りました。同社は、需要の急増に対応するために自社の容量を3倍に拡大しており、王国が外出禁止令を出した今、さらに容量を増やす計画だといいます。

アルヘルワ氏は、「この地域でのオンライン食料品通販の普及率は非常に低く、私たちの目標は、地域全体で食料品だけでなく他の商品にも販売範囲を拡大することです」と述べ、また「最終的には、中東のアマゾンのような存在になり、サウジアラビアで最初のテクノロジー系上場企業の一つになりたいと考えています。」と語りました。

中東でのEコマースの普及率が世界の他の地域に比べて遅れをとっていることを考えると、同地域では近い将来、オンライン小売の需要が拡大すると予想されています。この主な理由は、消費者がオンラインでクレジットカードを使用するより、現金で支払うことを好むことにあります。

「Nanaは、サウジアラビアでのコロナウイルスの流行に対処するための支援を行っており、ユーザー数が大幅に増加しています」と、資金調達を主導した STV の理事長であるアハメド・アルシャマリ氏は述べています。同氏はまた「これにより、この地域での食料品のオンラインショッピングへのシフトが加速することを期待しています。」と語りました。

アフター・Withコロナに自動化・DXによって売上増を希望される店舗の方へ

info@founder-z.com までご連絡ください。アフターコロナ・Withコロナ時代の省人化・自動化にベストなアプリケーションとその組み合わせを、貴店舗の状況に合わせて提案・導入サポートいたします。

参考:https://www.bloombergquint.com/markets/saudi-delivery-app-raises-funds-as-virus-lockdown-boosts-demand

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?