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田村ゆかり LOVE♡LIVE 2023 with me? ツアーを楽しむための #王国民ライブ参加ガイド

4/22 川口公演を追えての追記
ゆかりさん「ゆかりだけを見ててね」

4/22 川口公演・田村ゆかりさんご本人の発言より


こんにちは!ようかんまんです!丶|・∀・|ノ

4/22 川口公演を皮切りにいよいよ始まる田村ゆかり LOVE♡LIVE 2023 with me?ライブツアー。コロナ禍に開催されたライブツアーAiry-Fairy Twintail、Soundrops、Meet Me?では「歓声なし・クラップだけ・応援グッズはペンライトのみ」という制限があったため、声出し可能なライブツアーとしては2019年のTwilight Chandelierツアー(T♡C)以来、4年ぶりになります。

先日 2/27にパシフィコ横浜で行われたバースデーイベント2023は3年前の同日イベントが急遽中止となって以来、3年ぶりの声出し可能なイベントでした。「ゆかりーん!」と名前を呼んでみたり、「おめでとう!」と誕生日をお祝いしてみたり、ライブコーナーでは久しぶりの「ありがとう!」コールをかけることができました。感極まった王国民も多かったのではないでしょうか。

特にラストのGratitudeは、同じパシフィコ横浜で最終公演を迎えたT♡Cでアンコール演奏以来の披露。ポンポン、ズッ跳びなど独自の応援スタイルに加えて、\ありがとう!/ とゆかりんに感謝をコールで伝えられる数少ない楽曲で、久しぶりの声出しイベントでこの曲を選んでくれて嬉しかったですね!

ただその反面、「ポンポン持ってなかった…!悔しい!」「ズッ跳びってどうするのかわからなかった」といった感想も見かけました。私の友人はAFTツアー以降に入国した方や今ツアーから初めて参加するという方も多く、コールや声出しが初めて、ペンライトやクラップ以外を使った応援スタイルが今回初めてという人が多くいました。なにせフル解禁ライブは3年半ぶりですからね。

そこで、田村ゆかりさんのライブに参加するときに知っておくと良いこと、もっと楽しめるようになるために覚えておくと良いことを網羅的にまとめた記事を作りたいと思い、この記事を作成しています。

この記事は下記のような参加者をターゲットにしています。

  • 今回初めて、ゆかりライブに参加する人

  • AFTツアー以降から参加していて、"声出しあり"のライブが初めてな人

  • ゆかりライブに参加はしたことあるが数年ぶりの参加だったり、回数が少なかったので、"お約束"を復習しておきたい人

  • 他アーティストのライブはよく参加するが、ゆかりライブの"お約束"を知りたい人

「十数年、ゆかりライブに参戦しつづけている古参勢」「全通余裕なガチ勢」の方は本記事をあたたかい目で見守ってください。ご意見・ご感想、また誤字脱字や記載内容が間違っている!などのご指摘は、ぜひコメント欄でお寄せください。 TwitterなどSNSで記事に直接言及しない空リプやお気持ち表明(いわゆる"学級会")ではなく、直接ご意見いただけると幸いです。真摯に受け止め、検討して、記事をアップデートしていきます。

また過去、コール本を作成配布して頂いた方々やポンポンを配布してくださった方、コール練習動画やサイトなどゆかりライブの応援スタイルを築き上げ布教していただいた先輩方には最大の敬意を。私も彼らから受け取った知識と善意で、ゆかり王国民を10年続けられています。

本記事では直接的なコール指南や、新コールや口上、応援スタイルの提案はしません。また、好み(派閥)が別れる議論などは極力触れずに、先輩方や公式が残してくれているライブラリの紹介や継承に留めるつもりです。個人的な好き嫌いや主義主張はちょっとだけ含まれますが、ご愛嬌。

代表的なコールについては有志の方々がコールをまとめたサイト「うさみみひみつくらぶ」を立ち上げてくれました。関係各所へ権利処理を行っていただいており、公式に取り上げてもよいリファレンスができてとてもありがたいです!記事中でも個別リンクを貼らせて頂いています。

記事中の表記について
・田村ゆかり(神楽坂ゆかやゆかり姫など別名義含む)のライブ・イベント・コンサートを"ゆかりライブ"と総称します
・田村ゆかりさんのファンを、わかりやすく知れ渡っている"王国民"と呼称します
・ライブタイトルは下記の略称表記を一部使用します
 Meet Me?=MM
 Soundrops=Sd
 Airy-Fairy Twintail=AFT
 Twilight Chandelier=T♡C
 Tricolore Plaisir=T♡P
 Crescendo Carol=CC
 他のライブは正式名称と略称を併記します

ゆかりライブの固有名詞について
男爵=桃色男爵=ゆかりさん楽曲を生演奏してくれるバンドメンバーのみなさまの総称
メイツ(メイツちゃん)=ゆかりさんとステージで一緒にダンスするバックダンサーのみなさまの総称(おおよそ4〜8人くらいいます)

記事中のYoutubeリンクについて
記事中に貼り付けているYoutubeリンクは「該当する曲目の再生秒数から始まる」ように埋め込んでいます。

記事中の統一表記、略称表記について

田村ゆかり&ゆかりライブを知る(楽曲、ライブ公演、円盤、サブスク)

田村ゆかり楽曲は300曲超

田村ゆかりさんがこれまでに発売・発表した、田村ゆかり名義の楽曲は約300曲あります。アニソン・キャラソン・コラボなど含めると400曲超…?(正確な曲数わかる方、ぜひ教えてください)。アーティスト活動25年は伊達じゃないですね。

既存のCDシングルが約40作、アルバム約20枚、ライブ円盤約25枚…新規入国した人がこれから急いで全て追っていくのは大変厳しいです。まずは田村ゆかりさんのこれまでの遍歴をざっくりと紹介しましょう。

田村ゆかりさんのアーティスト活動は所属しているレコード会社・レーベルで大きく「ポリグラム期」「コナミ期」「キングレコード期」「カナリア期」の4期に分かれます。どこから聴き込むか迷ったら、まずは2017年から立ち上げた個人レーベル「Cana aria(カナリア)期」の楽曲や作品から楽しんでいくのがおすすめです。

YoutubeMusicやSpotifyなどの音楽サブスクサービスでは、主にコナミ期、キングレコード期の作品を中心として視聴できます。カナリア期の楽曲はこれらのサブスクでは視聴できずCD購入が前提となりますが、最近ハイレゾ各社でストリーミング購入が可能になりました

田村ゆかりライブ公演はBD/DVDとDMM TVを

ライブ映像は長らくBD/DVD(円盤)を購入しないと視聴できませんでしたが、なんとDMM TVで田村ゆかり キングレコード期のライブ11作が観れるようになりました!全部買うと10万円近くするのが月額550円で視聴できてとってもお得!さらに今ならキャンペーン中で実質3ヶ月無料!ライブツアー期間の大半を実質無料でカバーできます。予習復習を行いたいけど、お金をかけたくない…という新規入国者にベストな選択です。

でも、ライブ本編以外の特典映像や日替わり楽曲の映像が視聴できないので、どちらにせよ後から円盤は揃えることになります(予言)。また、曲ごとのシークができないので「セトリ表を見ながら、観たい曲を探す」ことができません。最初は曲名と映像をリンクさせて覚えるのが難しいので、地味に面倒かもしれません。それでもこのコスパは大変優秀だし、会場への遠征中いつでも観れるのは大変ありがたい。全作品データDLしておこうとすると100GB近く容量が必要なので、回線容量と端末ストレージを見てバランスをとりましょう。

また、最新からいくつかのライブ円盤やカナリア期の楽曲CDは友達に貸してもらう、中古で購入するなどの手段も検討にいれましょう。新品で手に入れようとするとちょっと苦労すると思います…(通販各社でも在庫なしが多いです)。

ライブセトリはyukarinlove.com

過去のゆかりライブでどんな曲が披露されたか、セットリスト(セトリ)はyukarinlive.comを参照しましょう!先日のバースデーイベント2023でもゆかりさんご本人から「いつも見てる」と公式のお墨付きがでた最強のゆかりデータベースです。

どの曲がどのライブで披露されたか、何回目の演奏か、どの円盤で映像確認できるかなどこれ以上ないデータベースです。私もことあるごとにお世話になっています。この記事執筆でも日頃のツイッター発信でも何度お世話になっていることか。課金させてくださいおねがいします。

他には、過去発売された楽曲、円盤、出演作などの田村ゆかり作品の詳細情報はwikipediaを参照しましょう。これもまた非常に詳しいデータベースです。まだ観たことのない・聴いたことのない楽曲にも出会えるかもしれません。あなたが好きなゆかり曲に出会って、ライブで体感しよう!

ゆかりライブ参加の準備、持ち物、ルール

ゆかりライブの基本形

他の声優アーティストやアイドルのライブとはいろいろなところがかなり異なっているのが、ゆかりライブです。私ほかの現場(ライブ)行かないので知らなかったんですけど、ゆかりさんのライブって特殊なんですって。

特徴的なポイントは「歌唱される楽曲は25曲前後」「公演時間は平均3時間超」「MCコーナーめちゃめちゃ長い」「幕間映像コーナーなど、鑑賞タイムも多い」です。具体的な流れは後述しますが、ライブへの参加は長期戦であることを認識して準備しましょう。

Meet Meライブでご本人からも「知ってる?普通のアーティストの人って2時間くらいしかやらないんだよ?」「喉の主治医が、"田村さんのライブ長すぎ"っていうの」と言及されました。なんかこうなっちゃうんだもん、しょうがないよね!

ライブ参加に必要なもの

声出し・コール・ジャンプなど、ライブへのアクティブな参加を楽しむなら体調維持や体力管理、水分・栄養補給が大事。ゆかりライブはトレーニング。ライブに行けばジムに通う費用が実質無料みたいなもの。

【参加に絶対に必要なもの】
 スマホ(電子チケット)、顔写真つき身分証明証、不織布マスク
【あるといいもの】
 ペンライト、応援グッズ各種(後述)、水分、タオル、財布・電子マネー
【人によっては必要なもの】
 モバイルバッテリー、双眼鏡、ペン&メモ、替えのマスク
【シーンによって必要なもの】
 ニオイ対策(汗ふきシート、制汗スプレー、口臭ケアタブレット)、着替え、雨対策、観戦用の靴

ライブ参加のルール・ガイドライン

ライブ参加にあたっての必須ルールは、with meツアー公式特設ページを参照し、一文一句逃さず熟読しておくこと。まもなくwith meツアーの特設ページが公開されると思われますが、参考までに2023バースデーイベントの特設ページのリンクを貼っておきます。持参品、本人確認、鑑賞ルール、応援スタイルなど必読です。

4/8 追記
with meツアー特設ページが公開されました!注意事項・インフォメーションは必ず読んで遵守するようにしましょう。

次点で守るべきルール・ガイドラインは、Cana aria公式ツイッター、鳩(ゆかりさんから送られてくるFC特典の私信メール)、ゆかりさん本人のMC(過去含む)。やってはいけないこと、望ましくないこと、ゆかりさんからの希望やお願いが発信されるのでしっかりとわきまえよう。FC入ってないし過去の発言を知らない?そういう方のためにこの記事を用意しました。だいたい全部、書いてます。

また、この後に紹介していくコールやペンライトなどの応援スタイルは、原則として「ゆかりさんを楽しませるための応援活動」なので主役のゆかりさんが悲しむ言動や行為は控えて、自分だけが楽しめればよいという考えは捨てるようにしましょう。我々は「オーディエンスのみなさん(舞台装置)」であり、「ゆかりんと共に我々も楽しむ共犯者」なのです。

ゆかりライブ参加スタイル
(服装、応援グッズ)

服装は動きやすいものが基本です。with meツアーは春から夏にかけての開催、人が密集するホールでの開催で、会場内外の熱気と高まったオタクの体温で暑いです。会場内は熱気で暑いですが、外に出ると一気に冷えます。動きやすくて、体温調整しやすく脱ぎ着しやすい服装で参加しましょう!

ライブ参戦スタイル(服装)編 ※4/8改稿

ゆかりライブといえばピンクTシャツ!ピンクの法被!はちまき!ペンライト!といった印象がありますよね。今回のツアーグッズ発表が待ち遠しかったのですが、ついに4/7にwith meツアーグッズが発表されました!定番のピンクT、色違いミントTに加えて、4年ぶりに法被・はちまきが発売されることが決定しました!

王国民の象徴にもなっている法被やはちまき、入手したい方は、案内がある通りLINEアカウントを友だち登録しておいて速めの時間の物販整理券をゲットしましょう。整理券配布は公演の10日前のお昼12時から。おおよそ1時間あたり100〜150人くらいで購入時間帯が区切られ、とれた番号に応じた時間帯に物販エリアに入場して購入することになります。

パペット、ポンポンは現在販売されておらず過去品の入手しかありません。今回のグッズで発売されるといいですね。どうしても欲しいのなら、中古グッズショップで探すのもありかも(まんだらけ駿河屋で過去ライブグッズを買えます)。

法被は発売時期で柄や背中の文字が違います。現状7〜8種類あるのかな?入国時期がわかりやすいアピールアイテム。マウントとっていると思わずに、長く応援してくれている先輩だ、と勝手に思っておきましょう。プリントが薄れたり色味が薄くなってる歴戦の法被を背負ってる先輩はかっこいい。

今回のプリントは「ゆかり尊」!読み方はアンケートとってみましたが「ゆかりそん」派が多いみたい。過去「ゆかり好」のときは意見が割れていましたがツアー中にゆかりさんが「ゆかり"ハオ"だよ」と発言され公式決定しました。

なお、ライブTシャツ・法被など公式グッズを身に着けずに、普段着で参加してもまっっったく問題ありません!王国民から白い目で見られるかも…とかないよ!むしろご新規さんありがてぇのお気持ちだよ!体感ですが、参加者の3割くらいはライブグッズを身に着けない普段着もしくはおしゃれ着スタイルです。特に女性は甘ロリやガーリースタイルで気合いれている方が多いかな?ゆかりんが私服で着ていたり、MVで着用しているブランドを着る方も多いそうです。

夏の時期はとても汗をかくので脱ぎ着しやすい服装にしたり、着替えを持参するのを推奨です。でも会場座席でワキ毛とか出っ腹を見せながら生着替えするおじさんはやめような…せめてライブTシャツの下に肌着を1枚着よう。女性は開演前にトイレで着替える方が多いようです。

装飾品も自由ですが、帽子やボンネット、大きなリボンなどは着席したら外しましょう。後席の人がステージ見えなくなります。過去、注意しても頑なに帽子を脱がなかった前の席のおじさんがいたけど、何度かの注意で渋々脱いでもらったら頭頂部にピンクの海が反射する方もいました(実話)。気持ちはわかるけど、邪魔なものは邪魔。

ライブ参戦スタイル(ペンライト・応援グッズ・荷物)編

公式ペンライトは1本買うことを強く推奨します。あるとないとではゆかりライブ参加の一体感・満足度が段違いに違います。ペンライトを持たない拳派でもOKですが、周りが全員振っているのを見るとやっぱり買っておけばよかったな…と後悔します。強い意志がないのであれば、ペンライト1本は買ってください。ライブ参加の思い出にもなるし、停電時の非常灯にもなります。

私のおすすめは両手1本ずつ持ちの2本スタイル。片方が不意に壊れたり電池なくなったときの予備も兼ねるし、付近で持ってない人にも貸したりできる。私は予備含めて、常に3本持参しています。

なお、当日物販のペンライトは中に単4電池3本が既にセットされた状態で販売されているので、買ったらそのままライブに参加できます。ただし初期電池はマンガン電池で持ちが弱く、2〜3公演続けて使っているとだんだんと発光が弱くなってきます。3公演くらいで新しい電池を買って入れ替えるのをおすすめします。

ペンライトの点灯は基本的にピンク1色のみ!キンブレなどの多色切り替え機能は不要です。UOなど発光ケミカルライトも禁止。他ライブのペンライト持ち込みは互いのアーティストに敬意を持ってやめましょう。ルール上、市販のLEDペンライトも持ち込めますが、色味の統一や一体感の視点から、田村ゆかり公式ペンライトを買うことを強くおすすめします。

経験上、ペンライト両手持ちだと「右腕だけ筋肉痛」になりにくくて、片手が疲れたらもう片方にチェンジなど融通ききやすい。左手ワイパーの"エスコートトラップ"にも引っかからないよ!(後述)

会場へ持参する荷物は少なめに。座席下のスペースが小さい会場も結構あります。着替えや旅行用品はコインロッカーやホテルへ。貴重品やライブグッズだけ持って入場し、公演中は足元スペースに置いておきましょう。背の低い方はジャンプを控えて、厚底スニーカー/ブーツという選択肢も。

髪が長い人は結んだり束ねたりしましょう。ロン毛の男性もヘアバンドなど着用を。長い髪で後席が見にくくなったり、隣席の方に髪の毛ビンタしたりします(実話)。アップや団子でまとめるとなお見にくいことあるから注意。

ゆかりライブ直前の準備、開場前後のワンポイント

ゆかりライブ 参加当日の流れと準備

AFTツアーからチケットは電子チケットになりました。入場時にスマホ掲示が必要なのでバッテリー残量に注意。また当日会場でチケットと免許証などの顔写真付き身分証明証を提示する本人確認が実施されています。顔写真なしの学生証や保険証は対象になりません。公式ページを見て、しっかりと必要な書類を準備しましょう。特に外国居住の方や学生の方、事情がある方はしっかりご準備を。

ゆかりライブ グッズ物販 ※4/8改稿

with meツアー特設ページがオープンし、グッズ物販の詳細が発表されました。初日川口公演は10時、それ以降はおおよそ12時(会場により違います)から発売開始になります。前項の通りLINEで物販整理券を事前入手し、指定時間帯に会場に訪れて対面で購入します。狙いのグッズがある方は早めの時間帯を狙いましょう。法被や日替わりキーホルダーなどの限定品はかなり早い時間帯に売り切れます。

ツアー後半の会場から参加するから前半で売り切れてるかも…という心配は必要ありません。各会場ごとに少量ですが物販在庫は確保されていることが多いです。ご自身が参加する公演の物販からの参加で基本的にOKです。

本人確認

当日物販ブースとは別のエリアで、電子チケットと顔写真つき身分証を照合する本人確認が実施されます。行ってしまえば5分で終わるのですが、開演間際になると列が混雑し数十分必要になることもあります。会場にギリギリについて本人確認とグッズ購入の両方やろうとすると時間が足りなくなります。早めの時間帯に事前に本人確認を済ませておくことを強く推奨します。

また、必要な顔写真つき身分証は必ず公式特設ページを参照して事前に準備しておきましょう。過去、顔写真なしの学生証や保険証しか持参せずに入場を断られたケースや、うっかり免許証の持参を忘れて会場に入れなかったケースを多数聞いています。マジで。ホントに。こればっかりは公式もお情け措置をとってくれません。新幹線に乗ってから免許証忘れたのに気づいても詰みです。どんなに急いでいても必ず、自宅を出る前に身分証を持っているかの確認は忘れずに

ゆかりライブの座席

基本的に全席指定・着席となります。スタンディング席や女性エリアなどは設けられていません。Sランク、Aランクなどのランク制もありません。一部会場によって、車椅子の方向けなどの特別席が設けられている場合があります。

座席は公演当日の12時にローチケアプリで確認できます。座席公開直後のTLは「前方席(最前)でうれしい!」とか「後方席だった…」など悲喜こもごもの報告が相次ぎます。小キャパのホール会場が多い地方公演は最前を引ける確率もぐっとあがります。

前方席はゆかりんを間近で堪能しましょう。特に地方ホール公演は座席からステージ上のゆかりんまでの距離が近く、指先の演技や細かい表情を観れます。男爵とマイクなしの会話が聞こえたり、ブレス(吐息)が聴こえたりの特典も。後方席は遠距離恋愛席。ゆかりんが名付けてくれたいい名前。ゆかりんもよく遠方席に視線くれるし、会場の一体感を目撃できるし、一周回っておすすめだったりします。

また、後方座席だと会場に双眼鏡を持ち込む人も結構います。MCコーナーやアコースティックなどペンライトを出さない場面で、ゆかりさんの表情や衣装を堪能できます。ゆかりライブに合わせて会場近くの家電量販店で双眼鏡販促してるのによく遭遇します。AFT新潟ヨドバシは神。みんないた。

ライブ直前の栄養補給

会場に持ち込む水分は、水もしくはスポドリがおすすめ。お茶、炭酸、ジュース類は逆に喉が乾く、匂いが気になる場合もあるので控えよう。夏は500ml×2本あってもいいくらい。600〜700mlを1本がバランスいいかも。

公演中の水分摂取は少なめに。昼に米・餅・パンなど炭水化物を食べておくと胃の中の水分吸収剤にもなり、公演途中のトイレ離席を少なくできます。ゆかりライブは平均3時間半。対策は必須です。途中でトイレ中座するなんてもったいない!

また、コール口上で声を上げるのでのどへの対策もあるとよいです。最強ののど飴は唐揚げ。私はライブ会場近くのコンビニで唐揚げ買って食べていきます。エネルギー補給とのど飴を兼ねる最強のライブ準備食。油分が口や喉をコーティングしてくれます。ゆかりさん以外の現役声優さんもおすすめしているマジ話です。龍角散などののど飴(キャンディ)は私にはあまり合いませんでした…。

また、筋肉痛対策にアミノバイタルなどのスポーツサプリメントもおすすめ。遠征移動の負担に加えて、ライブで元気に参戦したあとの翌日の疲労の残りや2Days参戦時のバイタリティが違います。オタクは普段運動しないから、ちょっとケアするだけでも捗る…!

ゆかりライブ いざ会場で

ライブ開場(入場開始)から開演(演奏開始)まで1時間ありますが、開場直後に入場してしまってもよいです。着席している人だけが聴けるゆかりさんアナウンス(影ナレ)がサプライズされる特典があったりします。AFTツアーのときは会場によっては男爵も参加してくれていましたね。

着席したらまずはトイレと荷物整理とストレッチ。存分に楽しむために腕・肩・腿・足首はストレッチしましょう。疲れが全然違います。また、AFTツアーのときは会場内の会話厳禁だったのでほぼなかったのですが、会場の中で友人や知人と交流するのも良いでしょう。会場の外は暑かったり、狭かったりしますからね。

開演直前に入場する方も多いですが本人確認で時間かかったり、既に着席している席を抜けて自席まで移動するのは面倒。中席ほど早めの着席を心がけましょう。仕事や遠距離からの移動などいろんな都合でライブ途中で入場する方もしくは途中抜けする方もいますが、温かい目と気持ちで譲り合いましょう。

ゆかりライブ会場でのアクション
(グッズ販売、お手紙・プレゼント、フラスタ)

ライブグッズ販売と購入の流れ

グッズ販売は会場の一角にグッズコーナーを設けて販売しています。最近はクレカや電子マネーも使えます。人気のグッズやTシャツサイズ、日替わりグッズは早めの時間に売り切れることも。狙いがあるなら早めの会場入りを狙いましょう。地方公演3〜4公演目くらいになると猛者が減って買いやすくなります。地方公演から参加で限定品を狙わない方は、(定番グッズは)売り場にいけば普通に買えます。ご安心を。

また、ツアー恒例となっているガチャガチャ。1回600円で数種類のグッズからランダムでもらえたり、レア(当たり)があったりします。ガチャはQR決済のみになるので要注意。事前に決済アプリとチャージを済ませておきましょう。ガチャグッズコンプリート狙った交換会が会場近辺で開催されたりもします。記念に1〜2回やってみるのもいいかも。

ゆかりんへのエール

3年間実施されていなかった「ゆかりんへのお手紙」「プレゼント」が2023バースデーイベントから復活しました!with meツアーでもお手紙・プレゼントをお渡しできます。ゆかりんに直接気持ちを伝えるチャンス!注意事項とマナーを必ず守って、ゆかりんへ直接メッセージを文字や形で伝えましょう。悪意ダメゼッタイ。

お手紙はラジオのメール投稿と同じく、ゆかりさんご本人が結構読んでくれてます。こまめに感謝の気持ちや愛情をお伝えするのもいいかも。

フラスタ(フラワースタンド)文化も復活するといいですね。気合が入った造形を見るのも醍醐味のひとつ。もし可能となったら有志が募集かけたりすると思うので、思い切って声をかけて参加してみましょう。ゆかりんへの愛をなんらかの形にするのもまた一興です。
※ 4/8追記 フラワースタンドは実施不可ともOKとも記載がないので、現時点では判断待ちになります。

ゆかりライブ鑑賞、楽しみ方、公演の流れ

「歌唱される楽曲は25曲前後」「公演時間は平均3時間超」「MCコーナーめちゃめちゃ長い」「幕間映像コーナーなど、鑑賞タイムも多い」という他アーティストにはない特徴があるゆかりライブ。参戦にあたって、いろいろな心づもりをしておきましょう。

ゆかりライブはだいたいこんな流れで構成されます。

  1. オープニング・ノリノリパート(3〜4曲)

  2. ノリよいポップパート(3〜4曲)

  3. アコースティックパート(4〜5曲)

  4. バラード・ハードパート(2〜3曲)

  5. アップテンポ・ポップパート(2〜3曲)

  6. ノリノリ・跳び曲パート(4〜5曲)

  7. 本編〆・暗転(アンコール)

  8. アンコールパート(3〜4曲)

  9. エンディング・お手振り

それぞれのパートの間には、MCコーナー(4〜5回)や幕間映像(2〜3回)、男爵バンド演奏などのコーナーが入ります。ゆかりんがステージにいないコーナーの間には衣装お着替えをしてくれて、1公演で5〜6着くらいのかわいい衣装をかわるがわる披露してくれます。

ゆかりライブは長時間でノリよいパートも多いので、体力配分が肝要です。序盤パートで体力使い果たしたり、体調不良にならないように。気分や体調が悪いときはおとなしめに参加を。立たずに座ったままの参加でもOKです。

高熱がある、咳が止まらないなどあらかじめ体調不良が明らかなときは参加を諦めて休もう。空き席を作りたくない…せっかくの機会を逃したくない…という人もいるけど、ルールの遵守と体調が一番。勇気を持って休んで次の公演に備えてください。

ゆかりんのMCを楽しもう!

ゆかりんのおしゃべりを合計1時間以上も楽しめるのが、ゆかりライブの大きな特徴。Meet Me本編で計測しましたが、MCコーナーが順番に「10分」「16分」「10分」「8分」「25分」「10分」あります。合計100分!長年のラジオパーソナリティで培ったトークと、気の合う男爵たちとの軽妙な掛け合いを公演ごとに異なる話題で楽しめます。客席にアンケートをとってみたり、特定の観客とコミュニケーションしてみたりと、王国民との交流を積極的に図ってくれます。

曲演奏では基本的には立って参加しますが、MCパートや映像パートはおおよそ座って鑑賞します。MCパートやアコースティックパートはゆかりんに促されたり、自然と着席してゆかりんを眺めて楽しむタイムになります。どうすればいいかわからないときは、周りに合わせて柔軟に対応しましょう。立ったままだと後列に迷惑をかけるので、後ろを見て座っていたら座る。このときに水分補給する、場合によってはトイレにいくなど調子を整えましょう。

着席して鑑賞するときのポイント

着席時は映画館と同じく、背中を席につけて頭を後につけるように意識しましょう。ゆかりんを凝視したくて前かがみになると、後席の人がマジ見づらくなるからやめよう。自分だけよかれではなく、みんながゆかりんを観れるように。

また通路席や隣席が空いているときは動きやすいけど、はみ出し厳禁です。荷物置き場にしたり隣席スペースまで身を乗り出すのは控えましょう。

マニアックな鑑賞ポイント

歴戦の猛者および心までおじさんと化したディープな王国民の中では、ゆかりんの歌唱やダンスだけでなくもっとマニアックなところまで楽しむ方々もいます。

  • ゆかりんだけでなく、男爵の演奏やメイツちゃんの振り付けまでじっくりと楽しむ

  • さらに使っている機材や各人の衣装、髪型までチェックする

  • ゆかりんの衣装を素材、色、仕立て方にいたるまでメモする

  • 衣装だけでなくゆかりんの「肘」「膝裏」「ふくらはぎ」まで堪能する

  • ステージ造形や照明演出の細部まで見て至福の時間を過ごす

  • 幕間映像や特典映像に出てきたロケ地に巡礼する

…マニアック過ぎましたか? でも、演者さんやスタッフさん、舞台・演出すべてがゆかりんを世界一かわいくしよう!と努力してくれているプロの仕事が、そこにあります。ゆかりさんご本人に加えて、そんな一面をちょっと気にしてみるのもライブの醍醐味かも。

アンコールタイムのお約束

メインパートが終わったあとの暗転中には、ゆかりんを始めとした演者へ心の底から気持ちを込めてアンコールを投げかけます。アンコールワードは「アンコール!」のテンポで「ゆーかーりん!」。もう一度ゆかりんに会いたい!の気持ちが高まって、言うたびどんどん早くなる、のはもはやご愛嬌。前方席の方がペンライトをメトロノームのように前後に振ってくれることもあるので、それを見ながらペースを合わせましょう。

アンコールタイムは10〜15分近くあるのでずっと言い続けなくてもOK。おすすめは1回飛ばし。「ゆーかーりん!」→「・ ・ ・」→「ゆーかーりん!」→「・ ・ ・」と声出しと休憩を交互に。うまくいくと近くの人と交互にシンクロして休憩しつつ声を絶やさないことも可能に!ふたりになるYou & me!

アンコールタイムに座って休憩するのも大事だけど、演者に感謝と好意をアンコールという声に変換してちゃんと投げることも大事。アーティストやスタッフに声援という敬意を示そう。声を出せなくても、せめてペンライトを振るだけでも。盛り上がったからと言って、隣席友人との会話は控えめに。トイレは速やかに。

お手振りタイムと終演後の退場

アンコールパート最後の楽曲演奏が終わると、ゆかりんと男爵&メイツちゃんが全員一列に並び、手をつないで挨拶。男爵とメイツちゃんが順にステージからはけた後に、ゆかりんのお手振りタイムになります。客席を隅から隅まで観てくれて、ずっと微笑みながら手を振ってくれる魔法のような時間。必ずあなたも一度はゆかりんと目が合います。あなたも今日のライブへの感謝や思いを込めて、ペンライトを振ったり「ゆかりーん!」と声援を送ったりしましょう。隣席の誰かが「せーのっ!」と声がけしたら、すかさず「ゆっかりーん!」とタイミングをあわせてコールを束ねる文化もあります。声出しが解禁されて一番うれしいのはこの時間かも。

終演後は素早く荷物をまとめて、順に退場を。自席で着替えをする男性はTシャツの下に肌着を着るなど半裸をさらさないように。紳士のマナーです。忘れ物がないかのチェックと、ペットボトルなど足元にゴミが残っていないかを忘れないように。

終演後、会場をバックにペンライトやちびりんを持って記念写真を撮る人も多いです。参加の思い出にひとつ。感想を呟くための公式タグがカナリアスタッフアカウントから発表されることも恒例。感想タグであなたの感想や良かったところをツイートするとスタッフやゆかりんが見てくれるかも?ゆかりんはエゴサ鬼なので、かなりの感想を見てくれていらっしゃるようです。

応援スタイル コール・口上編

コール・口上とは

コール(コール&レスポンス)とは「曲や音楽に合わせて発する歓声やアクション(応援)」のこと。後述する「ハイ!ハイ!」「ゆーかり!はい!」などの基本形や、コーラス(歌詞)を客側が担当する(観客が曲の一部を歌う)、ゆかりんと一緒に歌詞の一部を歌う(被せ)などがあります。

口上とは「曲の間奏など、本来歌詞がついていないパートに(観客が勝手につけ足して)発声するセリフ」です。短いコーラスを叫ぶものもあれば、間奏パート中ずっと発声しつづける長文口上もあります。

ともに古くは80年代アイドルを応援する親衛隊から産まれた文化だとも言われています。ゆかり王国といえばコール!口上!と思われてるけど、それだけでもありません。事実、コール・口上が入る楽曲は全体の約25%ほどです。それも一つの魅力だけど、バラード・ハード曲をゆかりさんの歌唱と表情を合わせて鑑賞するのもいいし、アコースティックで懐かしの曲を楽しむのもよし。

ゆかり王国が一種のブームだった時期(キングレコード期)の楽曲や、デビュー当時の人気曲にはコール・口上が多数定番化していますが、これらのコール曲に出会えることは現在では稀になりました。その後もたくさんの楽曲が発表されていますからね。運良くセトリに恵まれたら存分に楽しむくらいの心構えで。

これらの人気曲を期待しすぎると逆につまらなくなってしまうので、今のゆかりさんの気持ちや表現したい世界を存分に楽しめる現行のカナリア曲を中心として新しいコールや応援スタイルを観客みんなで作ってゆかりんを応援していきましょう。

応援スタイル・文化

ゆかり王国にはヲタ芸、ペンライト芸の文化はありません。特設ページのルールに記載があるように、マサイ、バルログ、ケチャ、モッシュなどと呼ばれる派手かつ大きな動作は禁止です。UOグルグルも不要。UOじゃなくても不要。うちの国には必要ない文化です。過去、ゆかりさん本人から「UO(など発光ケミカルライト)は眩しいからやめてほしい」と発言があり、その後ルールとしても明文化されています。

これは持論になりますが、揃ったコール&レスポンスや口上は我々観客が楽しむためのものではなくてゆかりんの歌唱、男爵の演奏、メイツちゃんのダンスなど楽曲やステージ演出に対する好意的なレスポンス(反応)だと考えます。自分たちだけが楽しむためのヲタ芸やヲタコールとは思想が根っこから違います。ゆかりんや演者に対して、あなたのスキを届ける手段がコール・口上、そしてペンライト。迷惑にならないように、そして好意的に受け取られるように応援しましょう。

よく外部から「ゆかり王国民のコールは揃っていて軍隊のようだ」と称されますが、逆です。「ゆかりさんへの愛(恋愛・敬愛・慈愛)がみんな強いから、結果揃っている」んです。結婚披露宴で黒いネクタイをする来賓男性もいなければ、白いドレスを着る来賓女性もいないとの同じ。応援スタイルをあわせるのは一種のコード(お作法)だと思いましょう。

コロナ禍に見舞われたAFTツアー以降のライブではご時世と演出上、クラップ・振りコピ曲が大幅に増えました。コレオグラファー(振付師)のSA.KANAさんを始めとしたゆかりチームが我々を最大限楽しませようとしてくれた結果です。特に直近のアルバム「Candy tuft」「あいことば。」の楽曲は声出し公演が実施されていないので最新アルバム「かくれんぼ。」含めて、声出しコール・口上がまだ定着していません。「今が新規入国のチャンス!」と言われているのは、この理由が大きいです。

ゆかりライブ初参加の方へ

コール・口上やペンライトはちょっとくらい間違っても大丈夫、なんなら全く動かなくてもいいんです。「間違ったコールをしたり、ジャンプのタイミングが違ったら怒られるんじゃないか」のような不安がある方もいると思いますが、大丈夫です。我々はゆかりんしか見てません(本当)(全員一致)(腕組彼氏面)

どうしても不安なら、マスクから声がでないくらいの小声からコールにチャレンジする、もしくはみんなが「ゆかりーん!」と叫んでいるときに一緒に「ゆかりーん!」と叫んでみることから初めてみてください。

「好き勝手なタイミングで自分勝手なことを叫ぶ」とか「自己満足のダンスを踊って、近隣と手や身体がぶつかる」のはご法度です。ここはあなたの自己愛を表現する場所ではない。めちゃくちゃ嫌われます。みんなで応援を束ねて、ゆかりんへ届けることを意識しましょう。

コール・口上の経緯

では肝心のコール・口上の内容について。コール・口上は最初から定められていたものではなく長い歴史やツアーが繰り返される中、有志たちが声をあげ提唱し、自然と定着してきたことの結果になります。代表例として「逢うたびゆかりを好きになる!」は、2chの田村ゆかりスレッドでツアー中に書き込まれた1レスが始まりだったと記憶しています(初出が違っていたらすいません)ファンの1ツイートがきっかけで広まり、定着していきました。

実際にコール本や2chスレ、ツイッターなどで提唱されたけど、実際には定着しなかった(今は誰もやっていない)コールもあります。ゆかりさんが「こういうのがいい」と発言されて変化したコールもあります。今回のツアーでも新たなコールが産まれて、育てられ、定着するかもしれませんね。その過程を楽しめるのが長期間ツアーの楽しみ。

コール・口上は、うさみみひみつくらぶ。

コール・口上は「有志が過去に作成・配布したコール本」がガイドラインとなっていることが多いです。またそれらと実際のライブを円盤で照らし合わせながら予習するのが良いでしょう。

過去のコール本を入手するのは限りなく不可能に近かったのですが、コール本を作成していた有志たちが新たなコールまとめサイトを立ち上げてくれました。それが「うさみみひみつくらぶ」。

直近のコールあり楽曲と往年の定番曲を中心に、歌詞利用の許諾をとって掲載していただいています。過去のコール本を入手するのは困難だったのでとてもありがたいですね。サイトに記載のある「はじめに」をしっかりと読んで理解した上で、各コールや口上を練習しておきましょう。

コールの予習・練習は「うさみみひみつくらぶ」を見ながら、「過去ライブ映像と一緒に観て、音と文字と身体で練習する」ことが現状の最善になります。前述のDMM TVに契約すれば(3ヶ月実質無料で)、直近のカナリア楽曲を除いた定番曲・定番コールはほぼカバーできます。

一部、Youtubeやニコニコ動画などで検索すれば、ライブ映像をクリップしたものや、コールテロップがつけられた練習用動画もあります…実際のところ手っ取り早いし便利なのですが、当然ながら違法アップロードであり、ゆかりさんや公式に迷惑しかかかっていないので、参照するのはやめましょう

もうひとつ、ゆかりコールを網羅していたサイトは「ゆかりコール研究所(サルベージVer)」になります。有志がコールをまとめたブログが閉鎖されたものをサルベージしたもの。「うさみみひみつくらぶ」がオープンされるまではほぼ唯一のアーカイブでありリファレンス先でした。こちらのサイトは権利処理がおそらくされておらず、管理もされているのか不明なので直接リンクは貼らないのですが敬意を持って紹介するにとどめておきます。

ゆかりコール研究所


応援スタイル ペンライト・振りコピ編

田村ゆかり楽曲のうちコール・口上が設定されているのは約25%で、その他の楽曲はペンライトを振る応援スタイルが基本になります。

基本は自分の胸前から首くらいの高さでステージ(ゆかりさん)に向かって縦に振ります。文字で書いてもわかりづらいので、公式トレーラーを見本としながら一部解説。

ペンライトの基本形7種

  1. サビなどの盛り上がるパートでは、「・はい!・はい!」と声を出しながら高く振る。「ハイ!」「Hey!」「Fu-!!」など場合により声は変化します。

  2. メロディラインでは、「・1・2」のペースでメロディに合わせて胸の前で縦に軽く振る。

  3. 「PPPH=ぱん・ぱぱん・ひゅー!」は、アイドル応援として昔からあるスタイルの1つですが、ゆかりライブではほぼ全てが「ゆーかり・はい!」と名前呼び(被せPPPH)になります。手をぱん・ぱぱんと叩きながら「ゆーかり」と呼びつつ、「・はい!」のタイミングでペンライトを上げつつ大きくジャンプします。
    また、大抵のPPPH直前のタイミングで「せーのっ!はーいはーいはいはいはいはい!」とコールしますがこれは(この後PPPHパートが来るぞ!という意味で)「警報」と呼ばれます。

  4. ここ一番!の瞬間には「Fu!!(ふー!)」と言いながら高くジャンプします。ドラムやリズムに合わせて「Fu・Fu・Fu・Fu!!(ふっふっふ・ふー!)」「FuFuFuFu・Fu!!(ふふふふ・ふー!)」と連打する箇所もあります。

  5. サビの節目などで、頭の上でペンライトをくるくる4回転させつつ「FuwaFuwaFuwaFuwa(ふわふわふわふわ)」と裏声気味にカン高く声を出します。

  6. サビ前など静かなパートでは胸前で下から上にペンライトを掲げるのが「捧げ」。心臓からゆかりさんへ祈りを捧げるイメージ。

  7. ハードな曲のサビや間奏では、「12345678」の8分ペースでペンライトを激しく振ります。

この7種類が基本形です。ペンライトを使う他の声優・アーティストのライブでもよくある形かなと思います。今回が人生で初ライブ!という方は、前とか横、周りの人の振り方を見てなんとなく真似てみてください。

振りコピ

上記基本以外のペンライト振りはおおよそ「ゆかりんの振り付けを真似する(コピーする)」いわゆる振りコピになります。

ゆかりんが手を前にだしたら前に出す、手を振ったら振り返す、リズムに合わせて(足以外の上半身で)合わせて真似をする、人差し指を天空へ向けたら真似してペンライトも掲げる、という感じ。

振りコピは曲や振り付けに応じて、数十パターン近くあります。ここは正直慣れなので、お気に入りの映像を何度も観たり、ライブに繰り返し参加して、一体感を高めていきましょう。基本的にはゆかりんだけを見て、ゆかりんの真似をしてみれば大丈夫。間違ったからって誰も咎めたりしません。みんなゆかりんしか見てない(真実)

一昨年2021年のAFTツアーではコレオグラファー(振付師)のSA.KANAちゃん先生とゆかりんで、「歓声なしでも楽しめるライブを」というテーマ設定をしてくれたようで、振りコピ多めの曲が増えました。特徴的な振り付けが多く、ゆかりん・メイツちゃん・会場の参加者が同じ動きをしている一体感・参加感を味わえます。(例:恋は天使のチャイムから、Only oneのあなたのせいよなど)

ここまでが基本・応用ですが、稀に例外な参加者もいます。ゆかりんではなくメイツちゃんダンスを振りコピする"メイツちゃんガチ勢"とか、ゆかりんのダンスを足ステップまで含めて完璧に再現する"完コピ勢"とか、振りコピでも音ノリでもない独自のダンスを踊ってる"解釈勢"とか、どの曲でも一切動かない不動の"地蔵勢"とか。全部マジでいます。

振りやノリに関しては、"正しいコールをしなければならない"わけではありません。"他人に迷惑をかけなければ自由"なので、違和感があってもそっとしておきましょう。そういう楽しみ方もあるんですね、くらいの距離感で。

応援グッズの活用(ポンポン、パペット、タオル)

ここまでのペンライト・振りコピの基本スタイルと、それらをしないミドル・バラード曲で9割カバーできます。スローテンポな楽曲やアコースティックコーナーではペンライトも大きく振りません(リズムに合わせてゆらゆらとさせる程度)。残りの1割が強敵、もとい人気曲です!

ポンポン

ポンポンとは、チアガールが持っているような玉房状の応援グッズです。ゆかりライブではシルバー×ピンクの2色のものを指します。かつて2015年前までは自作グッズでしたが、2017年・2018年の公式ライブグッズ(CC・T♡Pで発売/2種類)として持ち手がついて開きやすく、装飾が施されたポンポンも発売されました。残念ながら、今回with meツアーではポンポングッズは発売されないようです…追加グッズの発表を心待ちにしましょう。

ポンポンを使うのは以下の楽曲です。いずれも人気曲で、比較的ライブでの採用率も高く、ポンポンは「セトリにあるかないかわからなくても必ず持っていくグッズ」のひとつです。2023バースデーイベントでもGratitudeが披露され、"万が一に備えてポンポンを持参した民”にとっては3年半ぶり・待望のポンポン曲となりました(私です)。

  • チアガール in my heart

  • candy smile

  • LOVE ME NOW!

  • Gratitude

  • Cherry Kiss

  • 惑星のランデブー

  • Fortune of Love

ポンポンを出すかどうかイントロで判別できないなら「ステージ上のゆかりん、もしくはメイツちゃんがポンポンを持ったら」それがポンポン曲ですが、今回ツアーグッズでポンポンは販売されないようです。どうしてもポンポンを振りたいなら、材料を入手して自作することもできます

パペット

パペット曲とは定番グッズのひとつ、パペット(うさぎの人形)を手に持って応援するレアな楽曲です。

パペット曲は「恋せよ女の子」「シュガー・チューン」の2曲のみ。これらの曲は2006年〜2011年までは採用も多かったのですが、それ以降は限られた回数しか披露されておらず、古参王国民待望の2曲になっています。

未発表ですが、もしもツアーグッズで新たなパペットが発売されたらこれらの曲が採用される可能性が高まります!Fu〜〜〜!!4/7にライブグッズが発表されましたが、今回残念ながらパペットの発売は無いようです。追加グッズの発表を今か今かと待っておきましょう。どちらの曲も愛らしいダンスの振りコピとコール・コーラスが多彩で、練習も対応も難しいです。もし近くにうれしそうにパペットを取り出すおじさんがいたらきっと涙ぐみながらパペットを掲げているはずなので、そっとしておいてください。

タオル

他アーティストでも、タオルを振り回す曲は盛り上がり曲の定番ですが、ゆかりライブでもそんな楽曲があります。それが「この指とまれ」。サビでタオルを振り回しまくる、換気が大事なこのご時世にピッタリな1曲。2017年のCC以来披露されていないので、期待も高まりますね!めちゃめちゃノリがよく、コール・ジャンプも多いのでテンションが一気にあがる曲です。

またタオル曲は現状「この指とまれ」1曲しか該当しないのですが、4/7に公開された特設ページで「マフラータオル」のグッズ販売がアナウンスされました!ここ最近のツアーではハンドタオル、フェイスタオルの販売だったので、長いマフラータオルの発売はおそらくT♡Cツアー以来になります。誤発注マフラー掃討大作戦、懐かしいですね…マフラータオル発売ということは、「この指止まれ」の採用に期待が高まりますし、新アルバム「かくれんぼ。」から新規タオル曲が誕生するかもしれませんね。わくわく!

これら3種類の楽曲は特定のグッズを持っているともっと楽しい曲になっています。もちろん持っていない、家においてきたなどの方もペンライトだけでも応援できます。ですが、古参王国民はこの曲たちのために、「もしも万が一、◯◯曲がきたときに◯◯を持っていなかったら一生後悔する」の精神で、セトリが予想できない特にツアー初日にはこれらのグッズを持参するのです。もしあなたもペンライト以上の一体感、参加感が欲しいのならこれらの応援スタイルをしてみてはいかがでしょうか。

特別な応援スタイル(ワイパー、ズッ跳び、となりどうし、プロペラなど)

これまでの基本スタイル+グッズの組み合わせだけではなく、「独自の特別な応援スタイルがある」という曲もいくつかあります(いくつかどころではない)。長年で定着してきたものや、公式振り付けに準じるもの、ゆかりさんからのお願いでそうなったものなどあるのですが、これも知らないと突然周りが不思議な動きをしはじめた?!と驚くことになるのでぜひ知っておきましょう。いずれもライブの中では人気曲になります。

ワイパー

ペンライトを縦(前)ではなく、左右にリズムに合わせて振る動き。車のワイパーを早くしたようなイメージです。これは他のアーティストでもよくあるスタイルですね。完全に覚えていなくてもゆかりんやメイツちゃん、周りに合わせて横に振れば良いので難易度は低め。

具体曲:「君とLOVE」「ジェラシーのその後で」「未来の果てにEscort」「I DO 愛」「Only Oneのあなたのせいよ」「Tiny Rainbow」などが該当しますが、いくつか特殊な訓練が必要なワイパー曲もあるので、以下に紹介していきます。

特殊ワイパー1:「ジェラシーのその後で」ピースワイパー

サビに入ったら基本的にはゆかりんの振りコピをしていればOK。ピースサインを顔の横で作ったらそのままピースを真上に掲げて、左右に手を振りワイパー。その後「消えちゃうぞ」で前後にピースを振って、「レッツラブ!→Fu!!」とコールいれます。2サビ後だけ跳ばないので注意。

特殊ワイパー2:「未来の果てにEscort」左手でワイパー

サビラスト「次の未来"へ"」でワイパーをピタッと止めるのですが、一拍早いので左手側で止めることになります。このとき右手でペンライトを持っていると仮面ライダーの変身ポーズのようになってしまう、エスコートトラップ。初披露されたT♡C初日大阪公演ではゆかりんから大笑いされました…。

最初から左手でワイパーするか、途中で右手からペンライトを持ち替える必要があります。私はペンライト両手持ちスタイルなので、この曲は左手でワイパーすればよいので楽チンです!

特殊ワイパー3:「Tiny Rainbow」変速ワイパー

ヤツはワイパーの中でも最高難易度。初見殺しとして有名。サビ・サビ途中・間奏でワイパーを振る速度が3段階にギアチェンジします。初見だとまず周りに合わせて振る途中で速度が急に変化してちょっと恥ずかしい。そして曲名を調べて過去映像を見て、2回目は絶対に合わせてやる!と意気込むやつ(私です)。FFC以来9年間採用されていないのでそろそろ復活が待ち遠しい!

ズッ跳び(ポンポン+ワイパー):「Gratitude」

文字通り「曲中ずっと・跳ぶ」こと。もともと「小刻みにジャンプしてノッてほしい曲(意訳)」とゆかりんから言われていましたが、SsL新潟公演の影ナレで「グラチュはズッ跳びだよ!」とお願いがあったことで完全に定着しました。

ポンポンを持って笑顔で跳ぶこと、サビではワイパーすること、「ありがとう!」と大きな声で感謝を伝えること、4分26秒の曲中ずっと休むことなく4分のリズムでジャンプし続けることもあって、ゆかり王国の体力測定曲として盤石トップ。セトリ入りしてたSsLとT♡Cツアー終了後には3kg痩せてた。ゆかりライブはダイエット。

ごーはっぴー(ポンポン+コール+口上):「惑星のランデブー」

来ました。Gratitudeと並ぶ"体力測定曲"こと「ランデブー」。「ほしのランデブー」と読みます。ポンポンを持ち、コーラスの「ごーはっぴー!ごーはっぴー!ごーはっぴそーれっじゃんぷっ!」を叫びながらジャンプします。オープニングから間奏まで、跳ぶのを休めるパートはごくわずか。死ぬまで笑顔で跳べ!

サビもメロディも間奏も、BPM120のドラムに合わせてハイハイでずっと跳び続け、コール(発声)も非常に多く、消費カロリーならダントツトップ。2005年からゆかりライブを支え続けており、人気Top3に(おそらく)君臨し続ける曲。Gratitudeがフルマラソンなら、ランデブーはトライアスロン。

体力ゼロ・ふくらはぎボロボロ・脳内酸欠状態で叫ぶ間奏明けの「ゆかり大好き!!!」は麻薬。一度知ってしまうとこれ以上の快楽はありません(断言)。

となりどうし(ポンポン+振りコピ+コール):「LOVE ME NOW!」

上2曲に次ぐ体力曲でありながら、ゆかり楽曲の中で最も複雑で特殊なムーブが要求される「LOVE ME NOW!」

Bメロ「となりどうしリズムを」で両隣の人と肩を組み(腰に手を回し)、続く「ひとつに合わせたなら つま先まで踊るわ」まで組んだまま左右に揺れます。文章だけでわかるはずがない。ゆかりんもメイツちゃんと一緒に左右に揺れるので振りコピなんですが、見ず知らずの隣席の方と身体が高確率で触れながらも会場で一体となることを楽しむ振り付け。

一時期は開演前・着席後に隣の方に「LOVE ME NOW!来たら、"となりどうし"よろしくおねがいします!」と紳士な挨拶を交わしていたほど。ご時世や異性のアレもあるので、実際には身体に手が当たらないように少し浮かす紳士淑女が多いです。その他にもクラップ&ポンポンや"忠誠"、コーラスなどこの曲にしかない演出が満載。FFCツアーで固定セトリだった以降は数えるほどしか採用されていないので、期待したいところですね!

めろ〜ん「めろ~んのテーマ ~ゆかり王国国歌~」

ゆかりんファンが「王国民」と呼ばれる理由の一旦でもあるのが、この1曲。2008年ライブ「Chelsea Girl」の会場限定CD「mon chéri」に収録。当時の流行りの、いわゆる電波ソング調の楽曲。曲中の「めろ〜〜〜〜ん!」の掛け声とゆかりんの振りに合わせて会場一体となって(まるでめろめろビームを受けたかのように)背を反って反応します。近年、楽曲の演奏はかなり特別なときに限られるのですが稀にMC中に「めろ〜ん!」と振られたりするので覚えておいてもよい所作のひとつです。

土下座「†メタウサ姫〜黒ゆかり王国ミサ〜†」

2009年ライブ「Dreamy Maple Crown」の会場限定CDとして発売された曲。「ゆかり王国の姫であるゆかり姫が6歳のときに悪い魔法使いの黒魔法にかかってしまった」という設定で歌われる、ロック調の激しい電波ソング。

楽曲のコーラスに合わせてコールを重ねるのですが、中盤パート「ははぁ〜」の歌詞に合わせて「会場全体で土下座」します。正確には土下座というよりも"姫にひれ伏す(両手を頭を下げる)"感じです。Cana aria移籍後、ワンマンライブではない「めざましテレビ presents T-SPOOKスペシャルライブ」でお台場の野外ステージで他アーティストファンの前で披露したり、2018年の「ゆかりっくFes」でスタンディングエリアが一斉に床にひれ伏すなど、ここぞ!というシーンで披露されることが多いです。

ハミング「ゆかりはゆかり♡」

ちょっとこれは継承されるべきスタイルかは怪しいところですが、「知らないと驚く」ので触れます。清 竜人さん作詞作曲の可愛らしい楽曲なのですが間奏パートの「る〜る〜♪」というコーラスを会場一体でハミングする文化がT♡Cツアーで醸成されました。Meet Me?ライブでは声出しできなかったのですが、周りで数名ハミングに合わせてクラップしているおじさんたちがいたのでこのハミングも継承されていくのでしょう。おじさんたちもゆかり楽曲の一部になろう!!

「ゆかりはゆかり」 ハミングは入っていません

プロペラ(クラップ+マワリ):「涙のち晴れマーク」

こちらも完全に定着しきったとはまだ言い切れないのですが、私が定着させたいので書きます。筆者特権!!2020年発売の「Candy tuft」に収録され、コロナ禍のAFTツアー、MMライブで採用されたポップでテンポとメロディのアップダウンが激しい楽曲。

サビの歌詞「まわれまわれ笑顔のプロペラ」に合わせて、「頭上で両手をクラップしつつ、小刻みにジャンプしながら身体を自転」させます。いわゆるマワリですね。ゆかりん&メイツちゃんに合わせて「右に1回転」するもよし、ノリさん準拠で1サビ→2サビ→3サビの順に「右回り4回転→高速右回り8回転→左回り4回転」するもよし。

ゆかりん、メイツちゃん、ノリさん、メリーさんが演奏・ダンスしながらプロペラしているのがAFT序盤から定番だったのでひとつのスタイルとして定着してほしいですね。MMの本曲でもプロペラしているおじさんが多数確認できているので円盤をじっくり観て予習していきましょう!

ただし、当然ながらジャンプしながら回転するので隣席の方とぶつかったり、椅子や段差にぶつかったり躓いたりと周囲の迷惑にならないように気をつけましょう。怪我するなんてもってのほかだからな!約束だぞ!

曲別ワンポイントアドバイス

ラップ曲「You & Me」「パーティは終わらない」「Love sick」「Trouble Emotion」

m.o.v.eや「頭文字D」でも著名なラッパー・motsuさんとのコラボ楽曲たち。なかでも「You & Me」は動画サイトなどでも「王国入国審査曲」として流行ったので有名でしょうか。これらの曲はラップ(コーラス)を我々客席側が歌うのが定番化していて、いわば「歌詞通り、ラップ(男性パート)を歌えばよい」のですがリリックが長く、リズムも独特なので覚えることと実際に間違えずに声に出せることまでに大きな壁があります。

「You & Me」イントロと「パーティは終わらない」サビ

「You & Me」はゆかりっくFes以来5年演奏されていませんが、カナリアレーベルになってから発売された「Trouble Emotion」は今ツアーでも採用有力候補でしょうか。別にラップは言えなくても間違えても全く問題ないのですが、曲に合わせてラップをやりきれたときのゆかりんと・会場との一体感、達成感はハンパないものがあります。

今回初参加の方はぜひ、「Trouble Emotion」だけでも聴き込んでみてはいかがでしょうか。ちなみにこの曲はゆかりっくFesイベント3日前に突如(リリックつき動画とともに)発表・公開され、歴戦の王国民は「3日間でラップを完璧に覚え込む」という過酷な儀式を経たのでした…。今回もなんかありそう…。

総合力四天王 「恋のタイムマシン」「Darling Darling」「アンドロメダまで1hour」「Hello Again」

あえて、「総合力」とまとめさせてもらう4曲。コール、コーラス、口上、振りコピがほぼ楽曲全編に渡ってつづき、"王国民地力の総合力"が求められるのがこの4曲かなと。1番2番3番で間違えやすいコール口上や、速めのBPMに合わせてゆかりんとシンクロする振りコピをバッチリあわせられると王国民冥利につきるってもんです。細かなコールや振り付けについては、ライブ映像をぜひ参照ください。

「恋のタイムマシン」 イントロから最初の口上まで

「Darling Darling」AサビからBサビ途中まで

「アンドロメダまで1hour」Aサビ

「Hello Again」落ちサビからエンディングまで

長文口上「チェルシーガール」「秘密の扉から会いにきて」「My life is great」「Fortune of Love」「チアガール in my heart」など

こちらも「1項目にまとめるなんてとんでもない!」と各方面から言われそうなこれらの楽曲。ゆかり王国の統率力がすごいと響き渡ったのも、これらの長文口上が一因でしょうか。どれもゆかりんへの愛と願いがこめられており、メロディと尺やタイミングが合わさった完成度が高い口上ばかりです。

私はCCHからの参戦なのでこれらの口上がどのように提唱され、定着してきたのかの経緯を知らないのですが「声にすることで自身もゆかりんも幸せになれる」一連の口上は、多幸感で知られるゆかりライブ参戦の醍醐味といえるでしょう。コール本やコールサイトとライブ映像をあわせてお手元に準備して、暗唱できるように予習するのも楽しみのひとつです(もちろん、何も言えなくても途中で間違えちゃっても大丈夫ですよ)。

キャラソン「コードレス☆照れ☆PHONE」「恋のヒメヒメぺったんこ」「めてお☆いんぱくと」ほか

田村ゆかりさんが声優としてキャラソン楽曲に参加しているのはおそらく100曲以上あるのですが(正確な数値がわかる方、教えてください)、その中でも「ゆかり王国やアイドルをモチーフにしている、もしくは非常に意識して制作された曲」でコールや口上(歌詞)が特徴的なのがこの3曲です。

特に「コードレス☆照れ☆PHONE」はアニメ「のうりん」でアイドル草壁ゆかが歌う挿入歌でもあり、愛称「ゆかたん」つながりで神楽坂ゆか名義のライブ・出演時の定番となっている1曲。公式からコンサートバージョンと銘打ち、長文口上とコールを含めた楽曲が発売・配信されています。正直なところ、今後披露される機会は多くないと思われますが、もし来たときのために備えてよく聴き込んでおくのも良いでしょう。

アニソン・キャラソンはよほど古いものでなければ、Youtube Musicなどサブスクでも聴くことができます。

ゆかり16連「Little wish〜first step〜/〜lyrical step〜」

個別の楽曲をとりあげていくとキリがないのですが、最後にこれだけは。

2004年に発表され、これもまさに「ゆかり王国の代表的なコール」とされている1曲。TVアニメ「魔法少女リリカルなのは」のEDテーマでもあり、その後の初期ライブでもfancy baby dollと並び定番中の定番。間奏中にずっと「ゆかり!ゆかり!」と合計16回叫ぶ、通称「ゆかり16連」がユニークかつオリジナリティあるコールです。2つのバージョンでは歌詞が少し異なり、なのは関連イベントやアニメイベントでは後者(lyrical)が採用されていますが、ゆかりさんの楽曲としては前者(first)がFCイベントやBDイベントで披露されています。

ゆかり16連は入っていませんが「Little Wish 〜first step〜」

ゆかり16連は他の楽曲にもない唯一のコールですが、T♡Cツアー中に「ジェラシーのその後で」の間奏でゆかり16連を採用してどうか、という声も一部で上がっていたそうです。私も「ジェラシーにもゆかり16連は合いそうだな」と思っているので、もしもwith meツアーで採用されたらゆかり16連が広まるかもしれませんね。

その他の楽曲と新アルバム「かくれんぼ。」

これまでに上げていない曲でも特徴的な曲や代表的なコール曲、独特の振り付けが採用されている曲はいくつかあるのですが、基本的には「ペンライト振り+基本コール+振りコピ」の組み合わせになります。コールが存在する曲だけでも80曲近くになるので、この記事でとりあげる個別曲は以上としておきます。

「fancy baby dollに触れないんかい!」とか「100 CARAT HEART」の「ふっふっふ・ふふふー!」に注意喚起しておけよとか、いろんな意見あると思うんですが、全曲取り上げていったらキリがないので…ほんと…。これでもかなり取り上げたほうかなと思ってますよ。特に参照先(動画orコール表)がないと辛くて…DMM TVが30秒だけクリップできたりすると嬉しいんですけどね。

ただ今回、ライブツアー直前に新アルバム「かくれんぼ。」の発売が発表され、全12曲が追加されることになりました。当然これらの楽曲にはまだコールがついていませんし、AFTツアーの中心だった「Candy tuft」「あいことば。」楽曲にも定着した(声出し)コールはありません。このツアー中に新たな楽しみ方やコール・口上が提唱されていくかもしれませんし、ツアー中の公演を経るごとに積み重なっていく応援スタイルが定番となるかもしれません。それも長期間に渡るゆかりライブの楽しみのひとつ。ゆかりさん公式の発表や通達、王国民同士の文化交流を待望しておきましょう。

ライブ終了後、余韻の楽しみ方(感想、イベントレポート、スペースほか)

ゆかりさんの活動は25年続いていることもあり、長くファンを続けている方も多くいらっしゃいます。また公式ファンクラブ会員も3万人強いて、様々な分野や手法でライブ参加の感想やレポートを発信されている方々がいます。

私はCCHからの参戦以来8年間ぼっち参加をしていたのですが、Twitterで王国民らしき方をたくさんフォローしてライブ参加後の感想やレポートを見てきました。AFTツアー中にはTwitterでスペース機能が実装され、コロナ禍で飲み会や外食が制限される中、音声で感想会を行う文化も盛り上がっていました。

with meツアーでは歓声やライブ後の飲み会や交流も復活しそうな潮流なので、「ぼっち参加」の方もこの機会に王国民との交流(オフ会)を図ってみてはいかがでしょうか。もちろん、対面でなくてもTwitter上でも感想会やレポートが多くあがりますので、そういった発信をしている方をフォローするだけでもライブ参加後の余韻を楽しめると思います。

王国民のライブ感想・レポートの種類

  • 文章で表現する(noteやブログなど)

  • イラストで表現する(Twitter/Instagram)

  • オフ会に参加する(通称ぼっちオフ。各公演後にTwitterなどで声がけが行われます。初対面で参加OK!という会も多いです)

  • スペース(匿名音声コミュニティ)に参加する(Twitter)

私もライブ終了直後はTwitterでうるさいくらいに感想をつぶやきまくりますし、TLは各公演ごとの王国民それぞれの悲喜こもごものつぶやきが追えないくらいに流れます。with meツアーでは初日川口公演はチケット落選者も多いですし、ネタバレ防止の意味も含めて私はTwitterでは極力つぶやきを抑えて、下記note記事で初日川口公演のセトリやネタバレを含めた記事を更新していく予定です。よければこちらも当日以降ご覧ください。

また、ゆかりさん公式(鳩、もしくはスタッフブログ)で「感想をつぶやくならこのハッシュタグで」とアナウンスされることがあります。ほぼ毎回イベントごとにCana ariaアカウントもしくはTamura Yukari公式アカウントからアナウンスがあるので、知り合いではない王国民の感想やレポートをハッシュタグから追ってみるのも良いでしょう。

ちょっと贅沢な楽しみ方(ご当地・日替わり、双眼鏡、メモ勢ほか)

これまでに紹介したライブ本体の楽しみ方の以外にも、ゆかりライブツアーは様々な楽しみ方、見どころがあります。ゆかり界隈は拗らせている王国民おじさんが多かったり、いろいろな着目ポイントもあるのでその一旦をご紹介します。

ご当地振り付け、ご当地トーク

全国数十箇所をめぐるライブツアーでは開催場所ならでは、ご当地ならではの演出やトークがあります。AFTツアーのときは特定の曲中にメイツちゃんたちが変わった所作やポーズをすることがあり「これはご当地振り付けだ!」と気づいてからは公演ごとに追っかけていました。今回も公演数は最多になるので、何かしらのご当地要素を含めてくれるかもしれませんね。

またMCでゆかりさんがご当地の観光地やグルメ、旅路の思い出などを語ってくれることも多いです。熊本で陣太鼓買ったよとか、仙台でずんだシェイク飲んだとか、新潟でミルクソフト食べたよなど。翌日に王国民が同じものを求めて殺到してしまうのはご愛嬌…迷惑にならないようにしましょうね。

日替わり曲・グッズ ※4/8改稿

同じく公演ごとにセットリストの1部が入れ替わったり、日替わりグッズが販売されることもあります。AFTツアーでは日替わりグッズ販売はなかったのですが、T♡Cツアーでは12星座になぞらえた絵柄の日替わりTシャツが販売されていました。with meツアーのグッズ情報はまだ公開されていませんが、何かご当地グッズが復活するかもしれませんね。日替わりチケットキーホルダーが来たら戦争だ…

※ 4/8追記
グッズラインナップが発表され、全会場日替わりチケットキーホルダーが発売されることになりました!そして全会場28種類を集める修羅の旅が始まる…!

双眼鏡

地方ホールでの公演が多いゆかりツアー、ステージから客席までの距離が近いのが特徴ですが後方席からだとステージの様子やゆかりんの表情が見えにくいので、双眼鏡を持ち込む方も結構います。コンパクトなサイズのものから、防振機能を備えたガチ観察勢の方まで…。AFT新潟公演のときは駅前のヨドバシカメラで双眼鏡コーナーを設けて遠征民を狙い撃ちにする商売も行われていました。

ゆかりさんの衣装や表情、アクセサリーや指先のしぐさなどの詳細をしっかりと目に焼き付けたい!という方は導入を検討してみてはいかがでしょうか。

メモ勢

双眼鏡のほかに持ち込みしている方が多いのがメモ(ノート+ペン)です。ゆかりんの衣装をスケッチしてイラストに起こしてくれる"衣装ガチ勢"や、MCをできるだけ書き残しておく"ガチメモ勢"もいらっしゃいます。後にご自身のブログなどで細かにMCを書き起こしてくれる方もいて、私も後日感想戦として楽しませてもらっています。

私も過去、Soundrops東京公演でメモを持ち込んで、セトリや映像、MCをレポートしてみました。ご自身の参加ログとしてメモを持ち込んで記録してみるのも楽しみ方のひとつかも。

ゆかりライブ遠征の楽しみ方

地方公演が半数以上を占めるゆかりライブツアー、都市圏からの参加者が当日や前日に一斉に各地で集まっていく様子がTwitterのTLで賑わいます。またそれに合わせて、開催地の地元グルメや観光地、過去ゆかりんが映像撮影などで訪れたことがある聖地巡礼を楽しむ方もいらっしゃいますね。

wanpakuタグ

AFTツアーでは #AFT_wanpaku というタグで各地のご当地グルメを発信したり、またそれを食した方の現地写真やレポートが集まったりと盛況でした。AFTツアーのときはコロナ禍の最中で大手を振っての観光も自粛ムードで、その分ご当地グルメを楽しむ(もしくは持ち帰ってホテルで土産を楽しむ)方も多かったですね。

AFTツアーで王国民の間で話題になったり、ゆかりさんがMCで言及したことで人気が集まったご当地グルメの一例です。

  • 福岡「ヤキリンゴ」

  • 熊本「地ビール ケセラセラ」「陣太鼓」

  • 長野「牛乳パン」「おやき」

  • 新潟「ヤスダヨーグルトのソフトクリーム」

  • 神戸「あん食」

  • 福島「クリームサンド」

  • 大阪「サンミー」

with meツアーでは制限も少なくなっているので、外食やライブ後の打ち上げなども活発に企画されそうです。おそらく今回も、ツアーが近くなったらゆかりさんから(鳩もしくはカナリアスタッフアカウントから)「みんなが楽しんでるグルメは #●● タグで教えてね!」などアナウンスがあると予想されますので、その発表と活用を楽しみに待っていましょう!

ぼっちオフ

王国民はぼっちファン(一人で観光して、一人でライブに参加して、一人で帰る)方も多いですが、コロナ禍前まではぼっちオフと称してライブ終演後に有志が声をかけてぼっちファンを数名集めて打ち上げを行う文化もありました。幹事が募集をかけ、集合場所と目印を決めて数名で集まって飲みにいく、という流れですね。

もともとの友人グループと集まって打ち上げ、という方も多いですが他の参加者とライブの感想を言い合いたい!、今日のゆかりんがどれだけ可愛かったかを熱弁したい!という方は、ちょっと勇気を出してどこかのぼっちオフに参加してみてはいかがでしょうか。ただしお酒が必然的に入るし公共の場になるので、くれぐれも節度を持って…!

王国民大移動と観光

with meツアーでは全国26箇所・28公演が開催されますが、都市圏から会場への王国民大移動が行われたり、合わせて会場近隣の観光スポットへ赴く方も多くいます。

スタンダードなのは新幹線・飛行機や高速バスでの移動ですが、中にはフェリーや長距離鈍行、寝台列車を駆使して移動の旅路そのものを楽しむ方も多いです。特に今回はANA/JAL各社でセールが行われたこともあり、安いチケットで前日現地入りして観光を楽しんでから、ライブに参加する!といった行程を組んでいる方も見受けられます。

AFTツアーのときはご時世柄、飛行機も新幹線もガラガラだったので直前にチケットや座席を(安く)確保することもできたのですが、今回ツアーでは観光業界も盛況になっており既に4月〜5月のホテルや移動手段の確保に走らないとキャパオーバーしている地方も出てきている模様です。(特に新潟競馬と被る5/5の新潟公演がヤバいですね…)

過去のゆかりライブの幕間映像やYoutubeチャンネルでゆかりさんが訪れたことのある観光地、MVのロケ地は特に人気になりそうです。特に直近のMeet Me?の幕間映像で訪れた余市蒸溜所は混雑しそう…希望の場所がある方は早めに予約など手配しておきましょう。

ゆかりライブの禁止事項・注意

上記のような楽しみ方がある一方で、当然ライブ・コンサートで禁止されていること、ふさわしくない行為もあります。法律やイベントガイドラインに則ることはもちろん、他の声優アーティストやアイドルライブではOKとされていてもゆかりライブでは禁止もしくは推奨されない行為もあります。

イベント参加のガイドライン ※4/8改稿

基本的にはライブグッズとともに案内される特設ページにて、注意事項・禁止事項などがアナウンスされます。下記の特設ページから必ず確認しておきましょう。

チケットの転売禁止など当たり前のことは当然として、他アーティストやアイドルライブと異なる特徴的なポイントは下記になります。多少私なりの解釈が含まれますが、わかりやすく書きますね。

わかりやすい禁止事項・ルールまとめ

  • ペンライトは「田村ゆかり公式グッズ」=ピンクが原則。市販のキングブレードなどの25cm以内の電池式ペンライトは禁止です。

  • また、ほぼ全ての状況で「ピンク以外のペンライト」は不要です。色変え機能は不要、またUO(ウルトラオレンジ)など発光式ケミカルライトも不要です。他アーティストのペンライトの流用持ち込みもやめよう。

  • 過度な装飾品やジャンプなどの行為は禁止です。いわゆるマサイ(極端に高くジャンプを続けること)や、OAD/ロザリオ/ロマンスなどのヲタ芸も不要です。

  • コール・口上は存在していますが、いわゆるMIXはゆかりライブには不要な文化です。推奨されていないコールや声掛けは極力控えましょう。

  • 「お水おいしー?」もいい加減やめよう。ゆかりさん本人から言われたし、ね。

  • 近年ライブで一番不快感が強いと話題になるのはニオイ問題です。体臭・口臭に気をつけるためライブ前にシャワーを浴びる、汗ふきシートで拭いておく、匂いの強い食事は直前にとらない、など。今回は春〜夏にかけてのツアーになるので、汗かき体質の方は気をつけて。

  • 身長や体格が大きい方は隣の方とぶつかる・接触することも多いので動きを小さくする、ジャンプを控えるなど配慮しましょう。特に王国民は女性参加者も多く、背が低かったり男性と身体的接触をしたくないという方も多いので紳士な配慮を。隣前後に配慮できない人がゆかりんに愛を叫ぶなんて滑稽です。

  • また、終演後の打ち上げ・飲み会など王国民同士での交流をもつ機会も増えると思います。ゆかりさんのファンだとわかるグッズを身につけたままで飲食店内や往来で大声をあげたり泥酔したり、怪我をする、お店や一般の方に迷惑をかけるなど警察沙汰になる行為をしないように注意しましょう。当たり前のことですがライブ後や飲酒後はついついテンションも高く、気が緩くなってしまうもの。間違っても「王国民が迷惑行為をしていた」などと悪評判が立たないように法律・モラルを節度持って守りましょう。

また、ゆかりさんからの鳩(FCメール)やCana aria公式アカウント、公式サイトのstaff diaryなどから応援スタイルや振る舞いについて直接言及されることもしばしばあります。「●●はお控えください」「みんながやってくれている●●はやめてほしい」など。ゆかりさんや公式からのお願いがあれば素直に従うようにしましょう。

Q&A

Q1.とりあえずこれだけ持っていけ、買えというグッズは?

スマホ(チケット)、不織布マスク、財布(身分証)、水分が持参必須。グッズはペンライトだけは買ってください。次点でライブTシャツとタオル。ほかは個人の好み、思い出と予算と相談で。

Q2.予習したいです!これから聴いておくべきCDは?

4/19発売の新アルバム「かくれんぼ。をぜひお買い求めください。収録される12曲は今ツアーの柱となるはず。

Q3.もうちょっと聴き込むならどこまで?

Cana ariaレーベルから発売されている2017年以降のシングル・アルバムを中心に聴いてみましょう。あいにくサブスクサービス、Youtube MusicやSportifyで配信されていないのですが、一部ハイレゾサイトで配信購入できます。
また、直近アルバム2作「あいことば。」「Candy tuft」収録の楽曲は今ツアーが初めての声出しアリで聴ける機会になります。熟練の王国民でもコールは定まっておらずこれから育まれます。君もコールが芽生える瞬間を一緒に作らないか?

Q4.ライブ映像作品を観るならどれがいい?

3/31発売の「Meet Me?」BD/DVDを買おう! 最新のゆかりんが一番かわいい! 次点で買うなら「AFT」。前回の長期ライブツアーで声なしライブの基本形を作り上げたツアーです。

「田村ゆかりの声出しありライブ」を観たいなら、「T♡C」と「T♡P」が収録楽曲のバランスが良くておすすめ。最近の楽曲も多く、コールや応援スタイルもほぼ最新版になっています。

前述の通り、DMM TVプレミアムで非常に安価に(月額500円・3ヶ月実質無料)ゆかりライブ11作を視聴できます。往年の定番曲や人気曲が多数視聴できますが、今ツアーで採用される数はおそらく少ないです。10年近く前ですからね。今のゆかりんを応援しよう!

Q5.セトリ、なにがくる?

逆にお前さんの予想を教えてくれ!初日公演までそれを予想し合うのもライブツアーが始まるまでの醍醐味です。とはいえ、この長文記事の中に私見としていくつか記載しています。

  • 4/19発売の新アルバム「かくれんぼ。」の楽曲がwith meツアーの柱となりそう(それはそう)

  • AFT以降のライブでは披露されていなかったCana aria楽曲が多く採用されるかも?(といいな)

  • 歌詞の中に「with me」が含まれている「Trouble emotion」は本命かも?!(ヒェァ!ヒェァ!)

  • もしくは「with me」=「わたしと一緒に」に近い表現が含まれる楽曲があるかも?! "一緒に一緒に Fascination"…?!

これらの予想にもちろん信憑性はないですし、正解はゆかりんのみぞ知る。なので初日公演を楽しみにしましょう!

おわりに

AFTからゆかりライブに参加した王国民からの声を受けて、「あらゆる角度と距離から、ゆかりライブの情報をまとめたサイトってないな?」という気づきから執筆を始めた本記事。書いてみたら30,000文字と、とてつもないボリュームになりました。単純にコール口上や、楽曲・歌詞だけの紹介だけでなく、ゆかりライブを楽しむ前後まで含めて書きたかったんです。

あくまで王国民歴10年の私、ようかんまんの主観記事になるので偏りがあるのは承知しているのですが、今回初参戦になる友人・フォロワーへ「とりあえずここに全部書いてあるから読んでくれ」と言える記事にはなったかと思います。

この記事を読んで、今回初参加もしくはそれに近い王国民さんの一助になれていると幸いです。

また、何度か記事中で言及していますが、応援グッズ、ペンライト、コール・口上などの応援スタイルについて、私はあなたに何一つ強要はしません。ペンライト持ってこなくてもいいし、コールも言わなくてもいいです。ただ長年のゆかりさんの活動が土台となって、こういう応援文化が根付いているのが田村ゆかりさんのファン(王国民)文化であり、そういう楽しみ方があるよ!そういう楽しみ方をしてみるのも良いですよ!という推奨、おすすめをあくまでしているだけです。

田村ゆかりさんといういちアーティスト、声優、個人(パーソナリティ)を応援する、ライブに参加してみるだけで良いと、私は思います。

ついに情報公開された新アルバム「かくれんぼ。」も楽しみですし、これまで声出しなしで培ってきた「あいことば。」「Candy tuft」の楽曲たちがどのように表情を変えるのかもまた楽しみです。5ヶ月間・全28公演、ゆかりさんもライブスタッフも、そして私たち王国民おじさんも元気で、健康にライブツアーを完走できることを願っています。

最後に、今聴いている楽曲の一部を引用して、本記事に締めくくりとします。それではまた、どこかのライブ会場でお会いしましょう。ようかんまんでしたヽ|・∀・|ノ

ふたりなら
いつも いつも Rendezvous
夢を 見たい 一緒に
なにもかもが また特別になる

田村ゆかり 未来の果てにEscort より

2023/04/04 記事公開
2023/04/04-05 記載内容を一部修正
2023/04/08 with me特設ページオープンに伴い、グッズ・注意事項・物販などについて一部改稿
2023/04/12 記事の一部表現を修正

更新履歴

この記事は田村ゆかりさんご本人、レーベルCana aria、ファンクラブMellow Pretty、レコード会社テイチクエンタテインメント、また過去の関係会社には一切関係がありません。関係企業さまへの連絡、問い合わせはご遠慮お願いいたします。あくまで本記事は、田村ゆかりさんを応援するいちファンが同じ田村ゆかりファンへむけた応援記事になります。

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