田村ゆかりAcoustic Tour 2022 *Soundrops* 東京公演レポート(と、幻の札幌公演)
こんにちは、ようかんまんですヽ|・∀・|ノ
和菓子の羊羮が好きで、あちこちでご当地羊羮やブランド羊羮を買っては人に配ったりしています。今までで300人は羊羮配ってたり、もらってたりします。あなたのお住まいの、もしくは出先で素晴らしい羊羮との出会いがあったらぜひ買って食べてみてください。着払いで送ってもらってもよいです。
田村ゆかり Acoustic Tour 2022 *Soundrops*ツアーも、ついに残すところ7/2 北海道 Zepp Sapporo公演を残すところとなりました。全7公演、大半の方は1公演のみ参加、もしくは運良く2公演参加できるくらいでしょうか。
とあるアンケートでは1公演のみ参加が50%、2公演参加が30%、残念ながらチケットがご用意されなかった方が20%くらいの割合だったようです。今ツアーは昨年のAFTツアーと違ってそもそも参加できる公演数がかなり限られることと公式からのお達しもあって、各公演のネタバレが守られた度合いが強かったですね。
私は、1次札幌公演当選し、運良くFC2次で東京公演の立ち見席が当選したので2公演行けることになりまして、千穐楽の札幌公演を本番として楽しむとして、運良く拾えた東京公演をどう楽しむかを考えていました。珍しいZepp公演なのでお酒を飲みながらライブを楽しむのもアリかなと思ってました。酒は強いんですがそれなりに頭ふわふわするので、「楽しかったー^^」以上の感想がなくなってしまうので、それならばせっかくの最後尾確定の機会なので遠慮なくメモラーしてしまえと、メモ帳とゆかたん2nd公演物販グッズのえっちっちペンを持って現場にいったのです。
初めてメモラーしたけど、なかなか難しいですね。MCやMVの合間に、起こったこと・観たこと・思ったことをメモするとそれだけでワーキングメモリーが埋まってしまい、自然な感想や自発的な想いは逆に少なくなってしまったように思います。
ので、これから書くレポートは割と客観的、主観は少なめな内容になっているかなと。オタクのお気持ち長文というよりは現場レポートでしょうか。
もちろん、ネタバレをまだ読みたくない方、札幌公演までネタバレを避け続けた方にはおすすめしません。これまでの公演に参加した方で「東京公演のレポートを読みたい」という方や「他の人の感想を読みたい」という方はこの先を読んでみてもらって、あなたの参加公演の記憶と照らしてみてもらえれば。もちろん、参加できなかった方へ、記録を綴ってお届けする側面もありますし、究極的には自分自身のための備忘録でもあります。
このレポートを書いている途中、6/30(木)18:00にSoundropsツアー札幌公演中止が発表されました。ライブ参加以外の強い動機はなかったことと、元々家庭の予定も被っていたこともあり、自身の札幌行きもキャンセルしてこのレポートの続きを書いています。思いがけずツアー最終公演になってしまった東京公演。これだけのメモを残しておいたのも何かの縁なので、誰かの何かになりますように。
—ここからネタバレ—
OPアクト:風の香りと太陽
ステージ前半分にカーテンが降りていて、ステージ前方に小さな2人分のステージセット。頭上にはバルーンライトが5つ、足元に4つ、合計9つの照明に囲まれて中央にアコースティックギター、2つの椅子と機材がセットされていました。
風の香りと太陽のお二人が入場。
MC1
香りさんは薄紫色のワンピースロングスカートとホワイトベージュのロングカーディガン。ストリートガーリィな衣装でした。
香り「(以降、ちょっと無理してしゃべってる関西弁で)よろしくどうぞ」
「はー、なんか緊張するなぁ、いきなりのオープニングやから」
「ウチら目当ての人、ひっとりもおらんねん」(会場クラップ:以降Cと表記)
「エラいまえに、ゆかりさんのライブで前座出させてもらってな、それ以来やねん」
太陽「結構前ですよね、フェスでしたっけ」
香り「そうそう、アースを感じなかったやつ」(C)
香り「さて、そろそろやりますか。(太陽さんがもごもごしてて)やらんのか。やるか、やらんのか!」
太陽「やりますか」
01.蝶々結び(アコースティック)
照明は緑と青と紫が、ライトごとに灯された初夏の匂いを少し感じるようなカラーリング。以降、曲ごとにカラーセットが少しずつ変わっていました。曲の雰囲気に合わせてでしょうか。
歌は発売されたCDに近い、原曲を大事にした歌い方。歌っている途中の間奏で水を飲んでいて、「あれ、曲の途中に水を飲むのは珍しいな」とメモしていました。
MC2
香り「うちらな、神戸のストリートでやっててな」
太陽「ツインギターでw」
香り「ツインギターなんやw」
香り「うちら、歌作れへんかったからな、人の唄を歌わせてもろてんねん」
「路上やから、ストリートやから、まぁOKやしええんやないかなて。ただなー…ウチらの曲イマイチ盛り上がらんのよなぁ(苦笑)」
香り「ツインギターはなぁ、機材チームの人がバッキバキにチューニングしててくれてな。(太陽さんとアイコンタクトして)ちょっと距離遠いな。もうちょっと(太陽さんとの)近ければ、うちもギター引いたかもな」(C)
香り「うちら、そういえばCD出させてもろてん。ゆかりさんのイベント出させてもろたとき」
太陽「でたなーw」
香り「みんな観たことある?(会場7割挙手)」
「なんでみんな観たことあるのに、うちらに無反応なんや!なんやバンド(男爵)人気なんか!」
「キーボードのファンなんか!…ドラムのファンなんか!(怒)エンゼルはAFTツアー初参加なんやしこんなにファンおるのおかしいやろ!!(怒)あのエンゼル人気あるの、ジョーダンじゃないよ!」
「あ、ジョーダンじゃないよ!はアカンわ(苦笑)」
「はー…次いきますか」
02.今年いちばん風の強い午後(アコースティック)
ゆらりゆらりと揺れる、香りさんの首ふり。かわいい。ゆれるツインテール。これを見に来た。
照明は白と黄色の交互。風のゆらめきに合わせてライトもゆれているように見えた。このパラグラフ異常に”ゆ”多いな。
MC3
香り「はい、観月ありささんの”今年いちばん風の強い午後”でした。この曲は1993年の曲…えっ!?29年前?!えっ?!」
「えー…29年前…なにやってるころだっけ…太陽さんは?」
太陽「近所のスーパーのゲーセンで50円のゲームしてましたね」
香り「えー!あれでしょ!ジャンケンポン!ズコーってやつ!!!ジャンケン…ポン!あいこで…ショ!ショ!ショ!ショ!ズコー!!のやつ!(会場C) やったねぇ…!」
太陽「いやそれもありましたけどそれじゃないやつ」
香り「それ以外あったんや…」
香り「みんな何にキョーミ持って生きてるの?」
「29年前…えっと、46から29引いて…えっといくつ?ちょっとまって引き算できない」かわいいかよ
「17か…17歳っ!」(会場C)
「ホントの17歳のときや!」(会場大C)
「なんでこの曲選んだかって、田村さん当時この曲好きで、曲選ぶときにたまたま”風”ってタイトルに入ってるから選んだ。…そんなもんやで? そんなもんや。」
(ギターのチューニングをまたやってる太陽さん)
「チューニング完璧やないやんw」
「よし、次の曲!」
03.恋におちて -Fall in love-(アコースティック)
1番は日本語、2番は英語という珍しい構成の曲。ゆかりさんが、いや香りさんが、これだけ英語の長い歌詞を歌うのは珍しいなぁと聴いていました。英語の歌詞に合わせて右手が上下に大きくゆれる香りさん。歌いっぷりはちょっとその、ジャパーニーズイングリッシュというか、ネイティブ寄りではない歌い方。
この時点で2F最後方立ち見席から見える範囲で、ペンライト点けてるのは3〜4人くらい。みんな点けないんだなぁと。私はペンライトゆらゆらさせたいおじさんなので点けてました。
照明はオレンジとピンクのやわらかいグラデーション。カラーリングとして私も好きな組み合わせです。濁らないから万能。
MC4
香り「はい、恋におちて。小林明子さんの1983年の名曲です」
「いやー…英語の歌詞、苦手。意味わからん!」
「歌詞って日本語特有の、細かい言い回しとか空気感じて歌う、って曲多いやろ?」
そうそう、だから松井五郎さんの作詞が好きなんですよねと相づち。
「実はな、この曲1番(の日本語)と2番(の英語)、同じ歌詞やねん」へぇ!
「ええよな!」なるほどそういうことか。
「ただ、うち英語読めんから。」でしょうね。
「聞いたけど、海外の人は日本語の勉強にこの曲使ってたんだって。ワールドワイドやなー!」ゆかりinワールド。世界ツアーはまだですか?
「はよ帰れって?うちもいい加減コシ痛いねん…」
「次出てくる田村さんもきっとコシ痛いで」(会場C)
「もう帰らせてもらうわ」
「ちゃうねん、次の曲です」
この時点で会場見渡して、空席は見える範囲で5〜6席くらい。ライブTシャツ民は以外と少ない。4割くらい?普段着の方が多い。AFT東京もそうだったけど、やっぱり東京公演はライトなファンが多いのかも。全国ツアーTでおっかけ回すのは濃いオタクだけですかねそうですね。
04.別の人の彼女になったよ(アコースティック)
wacciさんの曲。私は今回初めて知った曲と歌詞だったのですが、これまでのゆかりさんがカバーする曲としてはちょっと異質な感じがするこの曲。女性視点で別れと後悔を歌っている歌詞ですが、男性ボーカルの曲なんですよね。あまり曲やアーティストのバックグラウンドは存じ上げないのですが、なぜこの曲をゆかりさんが選曲されたのかは気になるところです。比較的最近(2018年)の曲ですしね。
1番はとてもかわいい女子な視点で歌い、2番はズルくて悲壮な女性視点で歌ったように感じた。曲の中で時間経過とともに移ろう感情も込めていたんでしょうか。
ラストサビ「だからもう会いたいな ずるいね」の”ずるい”の歌い方、ズルいよ…。嫉妬と悲哀とかすかに残った愛情が込められたような、”ずるいね”でした…。
曲が終わり、両手を左右に大きく広げてペコリと頭を下げる香りさん。ステージを去る前に、2人の席の中央においてあるアコギを名残惜しそうにそっとなでて退場していきました。
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少しのステージ設営タイムがあり、いよいよカーテンがあがります。そして一様に皆がぎょっとした、ステージ中央の高い舞台に立つ超ロングドレスのゆかりさん。衣装とステージセットが相まって、天使のような神々しさがありました。女神かな…会場のみんなもあまりの衣装と演出に恍惚としていたように見えました。
ここからは、しっとりバラードパートで本編スタート。
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05.Never Let You Go(アコースティック)
そして始まる、アコースティックのNever Let You Go。あいことば。発売後のAFTツアー、その後のFCイベント、BDイベントでも歌われなかったこの曲がついに解禁。前奏だけで涙ぐむ人もいたのではないでしょうか。
アコースティックアレンジということもあり、さんざん聞いているCD音源とは曲の展開や細かい音の旋律が異なる。それでもリズムの緩急と感情の抑揚が激しく揺さぶられる展開はそのままに。ゆかりさんの歌と歌詞がとてつもなくシンクロしているのを受け取るしかない。
「Never Let You Go」のフレーズを4回繰り返すサビ、4つそれぞれに込めている感情が異なるように聴こえる。喜怒哀楽なのか、悲喜こもごもなのか。ようやく聴けたこの曲は、Soundrops本編パートの始まりをつげる”音”でした。
06.楽園巡礼 ~ Pilgrim of Eden(アコースティック)
イントロでラビさんにピンクのスポットライトがあたる。ピアノの旋律が美しいこの曲もCandy tuft発売以来2年間ライブでは歌唱されておらず、待望の1曲。やはりゆかりさんはミドルバラード曲に込める感情が重すぎる(褒め言葉)。
覚えているポイントは2つ。「ねぇねぇねぇ」でぶつけられるゆかりさんの歌唱から伝わる重たい感情の波と、演奏ラストでエンゼルがウィンドベルをスティックでしゃららら…と流していたところ。今までのアコステはハンド直だったのにスティックで!テクニシャン!
07.砂落ちる水の宮殿(アコースティック)
この曲が始まるまでの暗転中にロングスカートの裾パーツが外されて気がついたら膝上のミニ丈に!短い!えっち!透けるレース!えっちっち!スカートから覗くふとももえっろ!(としかメモに書いておらず、曲の感想がほとんどありません…)
この曲はSsL以来7年ぶりの選曲なんですね。そしてその前が2010年のSCS、この両ツアーでは定番枠だったので採用される機会がとても偏っているコアな曲とも言えるでしょうか。
演奏は、エンゼルの優しいスティック捌きと、メリーさんが曲中でベースとバスクラリネットを持ち替えていたのが印象的でした。メリーさん、AFTのときもこっそりシンセベース(?でいいのかな?)を使ってたり、かなり多彩なんですよね。まさかメリーさん、弾くだけじゃなくて吹けるとは…。
間奏パート、ノリさんと会長のWギターでグイグイ押して離れてのアレンジがこれでもか!と押し寄せる。多分本公演一番熱いWギター。間奏ラストで、何かを探しながらステージ高台から階段を降りるゆかりん。曲のラストでギター「キュイ↑」してるときのノリさんの顔がもう絶妙で惚れるしかなかったよ。音楽知識少なすぎの語彙力ゥ。
MC1
ゆかりさんが登場して初めてのMC。もう随分と話してる気がするけど、関西弁じゃないのは本日初めて(ややこしいな)。MCに入るまでにセット移動。男爵のアコステコーナー用機材セットがステージ前にセットされる。エンゼルのカホン(座って手で叩くハンドドラム)が出てきた!AFTツアーと同じやつ!カホンに彩られた柄も覚えて、メーカーまで特定してたのでよく覚えてます。
ゆかりん「アコースティックツアー、Soundrops東京公演。Zepp Diver Cityは97年デビューしてから初めての会場ですね。ここ、ガンダムいるよね?! 何ガンダム?ターンAとかウイングとか、Gガンダムとかあるよね。ゆかり観たことあるかも」
ノリ「次はゴッドとかどすか」(会場C)
ゆかり「最近福岡にもガンダムできたよね。なんだっけ、ニュー?νガンダム!ここお台場は海だからいいけど、福岡のνガンダムは街中に唐突にガンダムでてくるからね!隠れてない!」
ゆかり「メンバー紹介するね。愛想がないラビさん!…じゃあノリさん、男爵メンバーをそれぞれガンダムで例えて!」唐突なフリ。にも関わらずどうにか捌こうとするノリさん。
ノリ「えー…モビルスーツでもいいすか?」「なにそれわからない」「ガンダムじゃないほうです」「えー?」
以降メンバー誰だろねタイム。
エンゼル→「ウィングにでてきそう。ギャン!」
メリー→「リックドム」 メリー「かっこいいならいいよ!」
ラビ→「ジオング…マ・クベぽくない?」「全部敵キャラじゃんダメ!」「ビグザムじゃない?」「いや、バウンドドックかな。犬ぽいやつ!」
会長→「ラビさん答えて!」ラビ「ランバ・ラル」(会場大クラップ)
ノリ→「ノリさん自分で答えて」「えー…デンドロビウムっすかね」「なにそれ知らない」「目がキラキラしててめっちゃデカイやつです」
ゆかり「いまガンダム好きな人、めっちゃ目がキラキラしてるよ…!」「ねぇねぇゆかりは?」
ノリ「ララァ」
ラビ「クイン・マンサ」
ゆかり「それ、とりあえずこれ言っとけば間違いないってやつでしょ」
ガンダムに詳しくなくて盛り上がりポイントがあまりわからなかったんだけど、会場は湧きに湧いてましたね!ガンダム好きにはたまらないMCタイムだった、のでしょう。
08.ひとりあやとり(アコースティック)
こちらはSsL、T♡C以来の1曲。ここまでの曲は他アーティストカバーだったり、初披露の曲だったりで聴いてるときの興奮度が高かったのですが、ようやく落ち着ける曲が来たな、と。
中でも繰り返される「恋のあやとり」のフレーズ、とても感情が強調されて歌われているよう。ステージはオレンジの明るい照明。相変わらずエロい手首のスナップでカホンでリズムを刻むエンゼル。ラビさんと視線をあわせてほほえむガルーダ会長。首でも調子をとっているメリーさん。優しいけれど激しいメロディを奏でるノリさん。
間奏のときにゆかりさんが水を飲んでいて、「珍しいな曲中に水飲むの」って思ってました。普段は立ち位置もあるけど、今日は椅子から立たずにお水おいてあるしね。
09.雨のパンセ(アコースティック)
T♡Cやゆかりっくfesでも歌われてたけど、やはり印象としてはSsLが強い1曲。雨の雫が落ちる照明演出に合わせてペンライト消灯、やってましたね。今回のアコステツアーセトリは、ここ数年のツアーを思い起こす印象的な曲が特にとりあげられていたような気がします。
ソロピアノで始まるラビさんにあたるスポットライト、歌っているゆかりさんには悲壮感はまるでなく明るく伸びる声。Bサビラストの「あぁ」もとても伸びやかで、メンバーと目があうときも笑顔で微笑んでいて、哀しい感情でちぎれそうになっていたあの”雨のパンセ”ではないんだなと。
ラストの「巡り合った」で強まる照明。何かへ通じる道のように見えた。
舞台は暗転して、幕間映像に入ります。
MV1
開幕寝ているゆかりん。寝ているときも前髪はそろってるかわいい。時計の鐘の音で目覚める。起きた時間は7:38。朝チュン。背伸びゆかりん。貴重な前髪ぱかりん。髪を結んでいない朝。艶めかしいデコルテ。えっち。起きてズボン履いてないパジャマ。えっちっち。ざわつく会場。ざわつく俺の心。ゆかりんが動くたびの所作の音がなんだかやたらと耳につく。ベッドから立つ衣擦れの音。冷蔵庫の扉を開ける音。水をグラスに注ぐコポコポの音。えっち。いや違うねん。でもえっち。
キッチンカウンターの上に置かれる唐突なKのオブジェクト。K。誰のイニシャルだそれは。やめろしなくていい妄想だ。歯磨き粉チューブは白地に赤文字。メーカーを特定しようと思ったけど無理でした。歯を磨いてガラガラぺするゆかりん。その一瞬かがんだときのお尻を俺は見逃さなかった。
朝食の準備をするゆかりん。溶いた卵をフライパンに注ぐ音。卵焼き。じゅうじゅうの音がやたらと聞こえる。お腹が空いてくる。聴いてお腹が空いてくるムービーってなんだ。トマトレタスとフルーツと食パン。いただきますするゆかりん。背景の窓から射す朝日。透けないパジャマ。もうちょっと朝日仕事しろ。うっすら見えるボディラインがえっち。
このあたりで浮かぶ感覚。いったい俺は何を観せられてるんだ?
ドアを開ける音。鍵をかける音。やたらと音が強調されて聞こえることに気づいたゆかりん。音が聞こえるよ。うっすらと始まるBGM、Never Let You Goのインストゥルメンタル。雨がざぁざぁと降る中、街へおでかけするゆかりん。唐突にゆかりさんナレーションで「音」。以降、街を歩くムービーとともに、列挙される「音の名前」―――。
雨の音。傘の音。足音。朝の音。おでかけの音。はじまりの音。街の音。遠くの音。誰かの音。よく聞く音。大きな音。草を踏む音。木の音。雨上がりの音。水の流れの音。自然の音。優しい音。小さな音。きづかない音。水の踊る音。都会の音。にぎやかな音。人の行き交う音。歩く音。信号の音。救急車の音。バスの音。思い出の音。便利な音。工事の音。街を作る音。踏切の音。電車の音。導いてくれる音。移動する音。繁華街の音。楽しそうな音。夕暮れの音。たくさんの音。ただいまの音。おかえりの音。温い音。温度の音。温かい音。冷たい音。生ぬるい音。ちょうどよい音。やわらかさの音。ごりごりした音。ふわふわした音。鳥の音。目で見える音。肌から伝わる音。心で感じる音。心に刻まれる音―――。
今回のツアータイトルからも”音”がテーマになっているのはツアータイトル発表時からうっすらと感じていましたが、それを美しい映像作品にしてくれてありがとうの気持ち。
10.Luv Fanatic(アコースティック)
こちらもSsLから以来のナンバー。SsL勢を浄化しにきているようなラインナップ。いやもうびっくりしましたよ、前奏から。まさか来るとは。
ゆかりライブ特有の、中盤激しいロックパートの1曲。黒の衣装に短いツインテール。…短い?!ここで私も気づきましたが、ゆかりさんの髪がとても短い。バースデーイベントやYoutubeチャンネルムービーで見るよりかなり短くなっていました。後日、「ゆかりさんが髪短く切ってたよ」と報告したら、「えっ失恋したのかな?」というバーテンダーさんに「恋愛経験薄いオタクはすぐそういうこというよね…」と返したら来店着席したばかりだったのに、あやうくラストオーダーにされるところでした。おのれぱーりんか。
演奏はかなりCD音源とは違ってアレンジが強くかけられていて、アコースティックライブの本領発揮。エンゼルの激しいドラムの迫力。ノリ&会長のWギター。かなり普段よりも強い変則的なアレンジ。音源化はまだですか課金します。ここからしばらくのロックパートのメモ、見返してみても「だんしゃくヤバ」と何度も書いてました。男爵ヤバ。
11.Passion Error(アコースティック)
だからSsL勢を浄化しにきているんですか!と。思えばキングレコード時代はこういった普段あまりやらないジャンルの音楽も割とアルバムやカップリングに収録されていて、楽曲の幅が(よくもわるくも)広かった時代だなぁと。カナリアに独立してからはゆかりさんが歌いたい曲、届けたい曲が好んで選曲されているように思うので、自身のキャラとベクトルや色付けが違うこういった楽曲は少ないように思います。この2曲は持参したゆかりっくfesペンライトで赤を思いっきり振ってました。野外ロックフェスで激しくアレンジされたステージを観ているような気分。行ったことないけど。
感想メモは後日見返しても我ながら何言ってるか解読できないので、書いているワードをそのままおいておきます。
間奏ノリのギターヤバ!緑の世界!赤の世界!黒のショートツインテ!ショート?!足をドシンとふみならす!エロふともも!ラストの「熱くなりすぎね」の伸ばしとギターソロやんばい!ノリの首だいじょうぶか?
ちょっとこのあたりのパート情緒がヤバいです。
12.ナルシスが嘘をつく(アコースティック)
そしてここでナルシス。FFCツアーでは固定曲だったので散々聴いたのですが、逆にそれ以降は一切歌われていなかったので実に8年ぶり。前奏時点から演奏アレンジがヤバいことになる予感しかしてなかったけどそのとおりでしたね。
激しいジャズライクなアレンジ。走るようなパーカッション、軽くダンスしながら駆け抜けるようなピアノ。会長の右手がずっととまらない。改めてこの曲の間奏パート聴いてくださいよ。あそこを5人の男爵が全力でアレンジ演奏してるんですよ。ほとばしる汗。ノリさんと会長がものすごく集中して演奏しているのが印象に強く残ってます。前男爵メンバーもそれはそれはごついメンバーだったのですが、彼らの演奏ともまた違う、ゆかりさんに寄り添いながらも力強い、パワフルな1曲。
この曲、ゆかりんのメモ残ってないな…それだけ男爵に惹きつけられた1曲でした。
MV2
前パートからの続き。シンプルな音への反応よりも、街を歩いたり空を見上げたりするゆかりさんが周りをとりまく環境から受け取った音をひとつひとつ大事に読み上げながら心の棚に並べているような、そんな独白ナレーションが続きます。
私の周りにある音。溢れている音。広い世界とつながる音。花の音。桜が咲く音。私をとりまく素敵な音。大切な記憶の音。私から出る音。あなたの音。私の音。私がつくる音。息を吸う音。息を吐く音。世界をとりまく音。私を表す音。胸をうつ音。感情の音。草原の音。感じる音。耳で聞く音。意外な音。心を作る音。夜の街の音。影の音。幸せを感じる音。ドキドキする音。ざあざあと降る雨の音。寂しさの音。誰かに会いたい音。くやしい音。いやな音。かなしい音。いつまでもなれない音。心が痛む音。うれしい音。心が弾む音。顔が綻ぶ音。たくさんの音。私を動かしている音。うたが私とつながっていく音。目で感じる音。肌で感じる音。心で聞く音。世界をつくる音。音のもつ響き。音楽、心を動かすもの。新しい世界をつくる。私とあなたが世界をつくる。――Soundrops。
13.BITTER SWEET HOLIDAY(アコースティック)
前パートと一転、白とピンクのレースライクな衣装。かわいい。一家に1人置いておきたい。そして始まる前奏。ああ!ついに!!!!あふれる感情。Candy tuft発売時に多数の王国民がゆかりんに惚れ直した1曲。完全に甘々世界な1曲。RAM RIDER兄さんがラジオで語っていた、「ゆかりさんのかわいいところを引き出す曲を創りたい、けどめちゃめちゃ苦労した(うろ覚えです)」。いつかライブで聴きたいと思ってCandy tuft発売から早2年。732日。長かった…。
この曲のみどころはもうなんといっても「おいで」の手招き!と「ねぇねぇ」の破壊力!聴きましたか、観ましたか、みなさん。セリフ調の歌詞やボヤキ声が特徴的な曲ですが、ゆかりさんの生声で再現ですよ。ねぇねぇ。
演奏も男爵メンバーがお互い笑顔でアイコンタクトとりながら進めていたのが印象的でした。変拍子(でいいんですかね?)というかリズムがとても独特なこの曲。ガルーダ会長のギターメロディ、ラビさんのシンセうねうね、メリーさんのシンセベース。エンゼルのスティック捌き。満面の笑みのノリさん。全員がすっげぇ楽しそうに演奏していて、ゆかりさんもとても楽しそうに歌っていました。顔が綻ぶ音ってこういう音なのかな。
メモには「天国?死?」って残ってました。ワイ1回この曲で転生してる説あるな。
14.ひと夏の秘密(アコースティック)
そしてここでまさかの神楽坂ゆかたんチョイス。イントロでちょっと何が起こったのかわかりませんでしたが、すかさずゆかりっくfesペンライトを青にしましたね。ゆかりっくfesのゆかたんパートで歌われたものの、その前に歌唱されたのは神楽坂ゆか セカンドコンサート 「"またするの?"トクン・・・胸きゅん あばんちゅ〜る」以来。ゆかたん2ndBD発売を諦めない会会長としては涙モノですね、ホントに。あのときの映像を売ってくれ…言い値で買う…
照明は青と緑が交じるブルーグリーンな世界。夏の海岸線が思い浮かぶ世界線。ゆかりさんも男爵もみな笑顔で、ほんわかしたステージ。
「忘れられない太陽を つかまえたい」の”太陽”で、ノリさんをぐっと指差すのはもう伝統芸ですね。むしろこの曲、歌詞に”太陽”って入ってるから選んだまでありそう。風の香りと太陽の香りさんもそんなこと言ってたしね。ノリでね。
15.教えて ヴィヴァルディ(アコースティック)
そして神楽坂ゆかたん枠からもう1曲。歌われた回数でいうと、ゆかたん曲の中でも最強なんですよ。Doki Doki ☆ π パイン よりも多く歌われてて、実は。定番曲になってますね。
この曲といえば、なぜかステージ背面に大きく用意されるヴィヴァルディさんの肖像画。「教えてヴィヴァルディ」のサビとともに肖像画を振り返るのが振り付け演出としても定番化していたのですが、今ツアーでは「教えてノリ」になってましたね。サビのたびにノリさんを振り返って指差して、にこやかにアイコンタクトとってるのが天ドンになって男爵全員笑ってました。ラビさん笑うときに大口開けて歯が見えるの好き。会長とエンゼルはニヒルに笑ってる。メリーさんは肩と首で笑ってる。
ラストのサビは完全に最前列のレーンカメラに視線を向けて歌っていたので、映像化が待たれるところです。王国民は今すぐ課金に備えろ!
MC2
ゆかりさん登場から2回目のMC。今回セトリでは前座に風の香りと太陽さんがいるのに加えて、幕間映像で舞台や衣装が切り替わることもあって、とても進行が早いんですよね。MC回数がいつもよりとても少なくて、時間が経つのがあっという間な感覚でした。
ゆかりん「聴いていただきました。えー…ラスト2曲になってしまいました。心残りはないですか?」
「今日、宝塚記念でさ、競馬の。楽屋でいつもみんなで観てるから見ようかなと思ってたら、楽屋も今日はみんな自宅からの移動だったからバタバタしてて、バンドの楽屋行ってもみんないなくて!いつもは全員いるのに今日は2人しかいなかったの」「マコちゃんと会長が楽屋いてさ、ノリはどうせいつもステージにいってB'zを演奏したりして遊んでるんでしょ」
ノリ「いやもうB'zはライフワークなんで」
ゆかり「ラビさんはいっっつもどっか行ってる!どうせあれでしょ?インスタ撮ってるんでしょ?(会場C)」
「そしていっっっっっつも女の子ばっかり連れていってさ!!!4人も!!!みおちゃんスタバ買ってたし、あとはなちゃんときょうこちゃんとプロンプのさきちゃんと、絶対ラビさん女の子連れていくよね!!!」
ワイもそう思ってた!!!!!!このやろう!!!!!メイツちゃんたちと尾道行ってただろ!!!!!うらやまけしからん!!!!!!
ラビ「いやいや!誘ってくれるんですよ!」チャラ男はみんなそういう。
ゆかり「メリーさんは今日どこいたの?いつも楽屋いたのに」
メリー「バスクラリネットの音出し練習してた」
「あー!そう、今日はベースだけじゃなくてクラリネットもね!使ってもらってたから!バスクラリネット妖怪人間ベムみたいな音だよね。劇伴がかっこいいやつ!」
「やっぱメリーさん、あいつ(ラビさん指差して)とは違うわ。メリーさん練習中にベース触ってないんだもんね。ごめん、メリーさん疑ってしまって。」
ゆかり「それでね。競馬のレース見ようと思ったんだけど、みんな興味なくて。PLのシノちゃんと2人だけで観てたよね。人と見る競馬レースたーのしー!」
「多分ね、ドキュメントとかファンクラブ用に映像回してるカメラさんいるし、メイクしたいのにずっとゆかりが画面みててメイクさん困って、メイクさんが頭をこう!(頭蓋骨握って横にぐりんと回すように)して正面に戻すんだよね。」
その後、スーファミのダビスタをノリさんがよくやってたとか、ダビスタやったことある人いる?と会場アンケートとったり、馬がお墓にはいっちゃうやつめっちゃ哀しい…(そういうシーンがゲーム中にあるのかな?)みたいな話があり…
ゆかり「で!今日の宝塚記念はね!5500円かけて、5600円のバック!プラスだから勝ちだよね!(会場C)」「馬連と複勝、固いところが2着に入ってさ、結果勝ったからすんごく気持ちいい!(会場C)」
競馬は詳しくないんですけど、ゆかりさんが好きなものを語っているときはすごく生き生きしているので、ずっとこの話続けてほしいなぁと思ってましたね。
16.未来の果てにEscort(アコースティック)
いよいよ本編パートもラスト2曲。本当にあっという間でしたね…。そしてここでエスコート!これもT♡Cで育った定番中の定番ワイパー曲。前々回ツアー、T♡Cで育った曲はたくさんありますが、ワイパーといいコールといい、育ちきった曲といえばやっぱりエスコートじゃないでしょうか。
T♡Cツアーの初日、2019/05/26グランキューブ大阪公演は運良く前から2列目のセンター列通路横席で、人生初の実質最前(前に誰もいない状態)を引いたのでとてもよく印象に残ってます。コール本でこの曲のコールが発表され、「ゆかりー!」コールを入れたとき、ゆかりんが「え、この曲でゆかりコール入れるの?!」みたいな表情でめちゃくちゃ笑ってたのを思い出します。大阪、ゆかりコール入れるたびにゆかりさんが爆笑してたんですよ。映像残ってないのが本当に残念。
この曲はいわゆるワイパー曲で、サビ中にペンライトを大きく左右に振ってゆかりさんとともに会場の一体感が大きな特徴なんですが、もうひとつ鬼門があってサビラストの「未来へ!」でワイパーが左側に固定になる(天を指す)のが特徴。ワイパーを右手ペンライト持ちで振るとサビラストでさながら仮面ライダーの変身シーンになってしまうので、「エスコートのワイパーは左手で」が合言葉になってましたね。
映像化されたT♡C最終公演、パシフィコ横浜では見事に会場一体となって左手ワイパー揃ってたんですが、久しぶりに歌われたこの会場では右手でワイパーしてしまった方がとても多く、ステージから会場を見てたゆかりんも思わず笑ってしまうほど。ゆかりん「みんな右手やないかい!!」って突っ込みたがってるくらい満面の笑みでした。1回その光景をステージ側から見てみたいなぁ。
17.Exactly(アコースティック)
本編ラストはこの曲。AFTツアーのために発表されたアルバム"あいことば。"の1曲目。ツアーセトリでも大トリを担い、王国民の中でも人気ぶっちぎりトップランクに入るほど魂曲になっている人も多いんじゃないでしょうか。曲が発表された経緯といい、作られた時期といい、AFTツアーで培われた一体感といい、Exactlyは近年ゆかり王国の屋台骨といってもいいほど強い存在感がある1曲です。私はあまりにもAFTツアーで観察しすぎてて、メイツちゃんの振りをほぼ完コピできます。メイツちゃん振りコピ勢。ただしわかめは許すな。
AFTツアーはブルーレイ/DVDも発売され、横浜アリーナ公演の様子が収録されているのですが、ステージセットがアリーナ仕様になっていることもあり、AFTツアー地方公演のときのこの曲と収録映像とでかなり印象が違います。花道・センターステージにゆかりん+男爵ナイスミドル3名が出ていたり、メイツちゃんが6人に増えて花道を飾ってくれていたり。
地方公演のときはステージ上に全員がいたので、それはもう演者一体となって盛り上がる曲でした。ゆかりんの後ろでメイツちゃんが♡飛ばしてたり、ラビさんパートにメリーさんガルーダ会長が視察しに来たり、「いいね〜」で誰とどう目線をあわせてジャンプしてたか。23公演分の違いがあり、AFTの全国ツアーを象徴する1曲でした。ドキュメンタリーBD、どうにかして出してくれないかなぁ…お願いします…
前段が長すぎました。
そんなAFTツアーを見ていた民からすると、本公演のこの曲は思い入れが強すぎて、アレンジが加わった演奏ということもあり、とにかくブチ上がったんじゃないでしょうか。そんな中、ワイが見た「これがSoundropsツアーのExactlyや!」ポイントはこちら。
サビ、「いいね」前のタメでゆかりんが男爵メンバーと目を合わせてジャンプ!するときに今回選ばれたのは初のエンゼル! ゆかりさんがエンゼルに視線を合わせて、「抱きしめれば…」タメの間にドラムスティックをくるくるくるくると回すエンゼル、くっそカッコよかった…!いいね〜〜!!!
サビ、「いいよ」は隣のメリーさんと。このときゆかりさんも男爵も全員着席していて(アコースティックですからね)AFTツアーのように全身ジャンプ!はできないけれど、メリーさんも立って→座るアコステハイジャンプしてました
サビ、ゆかりんも男爵も全員(軽く)ジャンプ!してたんですが、ゆかりんはラストジャンプ跳びすぎてスカートがめくれすぎて、「やっちまった…///」とめちゃくちゃ恥ずかしがってて、スカート抑えたまま退場…してたの可愛すぎやろ!みえた!!!!!ワイ2階最後方席やったけどたしかにみえた!!!!!
この3行書きたくてこのレポート書いてるところあるくらいまで、本当にExactlyアコースティックアレンジはよかった。AFTツアーを20公演参加したからこそわかる良さがそこにはあったし、演奏も演出も本当に最高な大トリの1曲でした。
UC
「アンコール!アンコール!」のコールが、「ゆーかーり!ゆーかーり!」へと変化して数年。さらにクラップになってから1年。おじさんたちの期待値が高すぎるからかどうしてもクラップのBPMが早くなりすぎてしまうのも、もうご愛嬌。
MC3
恒例の「アンコールどうも、ありがとうございます」に答えるクラップから。
ゆかり「ン”ン”ン…ごめん喉の調子が良くなくて…しゃべると酒やけみたいな声になっちゃっててさ…歌うときはいいんだけど、歌うときとしゃべるときで喉の使い方が違ってね…46歳ぽさあるよね、ごめんなさいね」
歌唱中もたびたび水を飲んでいたり、しきりに喉を鳴らしてる今日のゆかりさん。ずっと調子が悪かったようです…
ゆかり「過剰にあまり心配しないでね、みんな心配しちゃうから。」
ゆかりさんが緊張している光景はよく見るけど、体調不良な状態を見ることは少ない(そんな様子は普段からあまり見せない)のでかなり心配です。
「もうアンコールで、あと2曲で最後です」
「何やる…?うた?歌う?(いじわる) 今回のツアーはさ、毎回初日みたいな感じでさ。前回の大宮みたいな気持ち」
「今日だけ参加の人も多いよね…?」会場挙手、だいたい半分くらいが今日だけ参加の模様。
「みんなのこと全然知らないけど、なんだか顔見知りみたいな関係だよね。不思議。あっち(舞台上手を指差して)も、こっち(下手を指して)も、いっつもいる人、よく見るひとばかり」
「普段はみんな学校、仕事…にゲーム? ゆかりも休みの日は最近ずっと家でゲームしてるよ。やることないときはずっとネトゲしてる。ネトゲばっかりしてる人も結構いるでしょ?」(C)
ゆかり「もー、現実はツライからさー。ノリは夜ずっと麻雀ゲー?」
ノリ「そんな強くないっすけどね」
「ゆかりもうやるゲームなくってさー!最近やってるの、PSの”UNO”だからね!いまの時代に!」
「UNO過疎っててさ、CPUとばっかりやってる。ノリはPSもってないからできないよねー」
ノリ「PS買ったらいいすか?」(C)
ノリさん遊び相手になるためだけに、かっこいい…!
ゆかり「うそうそうそうそ!UNOのためにPS5買わなくていいから!」(会場C)
「ソフトは100円とか500円くらいだけどね。PS4はもう売ってないから。UNOのためにPS5買うのマジかっこいいわ〜〜〜!ノリの家、ネットきてるの?」
ノリ「あるかなぁ…」ないんかい!
ゆかり「今日全然調子よくなくてさ。風の香りさんも調子悪いらしい」(C)
「アースを感じてないから、体調荒れるんだよね。かなりの間、感じてないからなー…」
ふと気づくと、男爵のアンコール衣装は紺色のツアーTでした。全員男前に見えますね。
ゆかり「モッチー(ラビさん)とさ、波長あうからユニットやりたいんだよね」(C)
お、新たなユニット結成か?!
ゆかり「でも2人とも本番前に”あーつらい…”って緊張してるから、2人でやったらいつまでも出てこないよねw」(C)
「来日予定だったけど、急遽来なかった人みたいになっちゃうよwwフェスドタキャンした人www(金髪おっぱいことシャルロット・ミュラーさんですね…)」
ラビ「心がもたない…」
ゆかり「それはそう」
似たもの同士。
ゆかり「やっぱり2人じゃなくて、メンバーを増やす方向で…結局男爵全員やないかいっ!」
「accessみたいな感じ?結構やりたいよね」(会場C)
「分かる人は超同意してるww」
accessはサポートメンバーが入れ替わり立ち替わり入ったキーボーディスト浅倉大介とボーカリスト貴水博之のユニット…で合ってるかな?
ゆかり「最前の人さ、今日はレーンカメラ入ってるから邪魔だよね。最前だと思ったのに見えないじゃんっ!みたいなさ」
A列を潰して左右に動くレーンカメラが入っていたので、最前の人は度々カメラが前に来てました。これは映像収録・円盤発売の予感…!件のカメラが中央に寄って、ゆかりさんのアップを撮影♡
「カメラさん、ゆかりのYoutubeも撮ってくれてるんだよね」
いつもかわいいゆかりんを届けてくれて、ありがとうございます!
ゆかり「さて、アンコールやりますかー」
UC01.恋と夢と空時計(アコースティック)
この曲もファンクラブイベントを除くと、SsL以来ですね。今回のセトリは本当にSsL当時の参加民を上書き浄化するような曲が続いて、曲の思い出が新たになる嬉しい気持ちでいっぱいです。
この曲もあのね Love me doと同じく、ゆかりんと「だーりん」「ゆかりん」と呼びあえるデレデレ曲…なんだけど歌詞をしっかり読み込むとゆかりんの束縛が強くて一部では”ヤンデレ曲”とも言われていますね。”やさしくしないで ほかの女の子 気づいちゃう!”でへへ
もちろん今日は「だーりん」には「パン・パパン!」のクラップでコールを返します。会場クラップを聞いたらやっぱりゆかりんは満面の笑みを浮かべてくれるのでご褒美にご褒美上乗せマシマシ丼ですよ。私はゆかりんの笑顔がみたい勢なので、クラップを聴いて(見て)笑ってくれるのが本当に嬉しい!
UC02.ケセラセラ(アコースティック)
セトリラストはAFTツアーで、もはや定番中の定番曲になったケセラセラ。会場が全体ひとつになって、クラップで曲を盛り上げます。今回はAFTツアーと違って、ステージメンバーは固定位置なのと、メイツちゃんがいないのでダンスで盛り上がるというより手拍子とゆかりんの歌だけに集中できて、久しぶりにじっくりと生ケセラセラを堪能できました。ライブでしか摂取できない栄養素はあるんだよ…!
メイツちゃんはいないけど、ついつい「ちゅるるるっちゅっちゅ〜」は右手をくるくるとスパイラルアップしていく振り付けが出てしまいますね…!え?でない?メイツちゃんガチ勢に君もならないか?
「あなたの最後の 内緒になりたい」は最前列のカメラに向かって!映像収録ありがとうございます!円盤発売よろしくお願いします!!
演奏終了後、ゆかりんと男爵が一列に並んで、大きくハンズアップして、礼!
ラビさんは大きく振りかぶって地面に手がつくくらい大きな礼をしてたんですが、しばらくして退場BGMのケセラセラが流れるはじめると下を向いたまま、両手でこっそりクラップはじめてました。ノリ良いな!ラビさん!
EX.お手振り&ラストMC
ゆかりんのお手振りタイムは、必ず会場を隅々まで見通してくれて、会場にいる全員が必ず1回は「いま、俺と目があった?!」と勘違いするご褒美タイム。東京会場ではやたらとワイのこと見てくれてた気がするな〜〜(勘違い)。
会場全体へのお手振りが一通り終わって。
ゆかり「みなさん、本日はどうも、ありがとうございました」
「みなさんの顔を見れて嬉しいです。今日は私のノドの調子が悪くて…いつもみんなに”みなさん健康でいてくださいね”って言ってるのにね(苦笑)」
「あまり心配されすぎるとあれだから…ただの気管支炎なんだけど今日は調子がちょっと悪くて。ゆかりが闘病してる人になっちゃったよ…身を持ってして。」
「回復するように努めますので、みなさんともまた会えたらいいな。」
「次に会えるのは10月、ぴあアリーナ…えむえむ?…です!一般のお友達も呼べるからね!声かけてね!ってゆーか、呼んでくれたら助かります!!」
ちょうど一般の先行販売、ローチケで始まりましたね。ぴあアリーナに友達を呼ぼう!!!布教活動だ!!!
これにて東京公演は終演となりました。私は一番最初に外に出たので、人が少ない合間にZepp DiverCityの入り口で写真を撮って、帰路に…つかずに、Bar Parlinkaにお邪魔してました。そこで、同日東京ドームでライブをやってたAquorsファンと連番したりもしたのですが、そのお話はまたどこかで。
このレポートを書いている今現在が、7/2(土)の16:30です。本来だったらZepp Sapporoの会場内に入って座っていたころでしょうか。
札幌千穐楽公演が中止になってしまったのはとても残念ですが、なによりもゆかりさんの体調が心配です。しばらく静養して、また声優活動や10月のライブに向けて嬉しいお知らせが聞けるようになるといいですね。
6/30(木)18:00の公演中止発表のあと、最初に聴いたこの曲の一部の歌詞が、まさにゆかりんへの自分の心境と近かったので引用させていただいて、本レポートのくくりとします。
2022/7/3 11:00 追記
7/2(土)の札幌公演にあたり、2つの企画を仕込んでいました。
1.ばんえい競馬 個人協賛レース(14:40〜の第1レース)
2.さっぽろテレビ塔 ピンクライトアップ(20:00〜20:20の回)
Twitterで2つの情報を発表したところ、大変な反響をいただきました。
前者は他の界隈で演者やキャラクターの生誕祭をお祝いしていたり、ライブ開催を記念する冠レースを見ていたこと。後者は昨年のAFTツアー札幌公演でライトアップ申し込んでいた方がいてとても感動したので、私もやってみたかったこと。
2つとも千穐楽札幌公演を彩るオタク企画として一度やってみたかったので3週間前に申し込みをしていました。ライトアップは2万円、個人協賛は1口1万円からです。今はできないフラワースタンド(フラスタ)企画の代替として考えたらお安いですよね(オタク特有の金銭感覚ガバ)
ばんえい競馬 個人協賛 1R 「Soundrops完走記念」冠レース
現地に行って観戦した方、馬券を記念に買っていただいた方、買った馬券が的中してお小遣いになった方もいらっしゃいました。私もYoutubeLIVEで見ていましたが、映像と音声で好きなタイトルが流れるのはとても特別感があっていいですね。
あなたも大切な記念日や思い出を彩ってみるのはいかがでしょうか。個人協賛の申し込みはこちらから。協賛金は馬主・調教師・騎手などに分配されるほか、ばんえい競馬の運営金にも使用されます。
https://banei-keiba.or.jp/sv_kyousan.php
さっぽろテレビ塔 ピンクライトアップ(20:00-20:20)
札幌現地に行っていた王国民のみなさんや、YoutubeLIVE配信を楽しんでいた方からの写真や動画をたくさんTLに流していただきました。本当にありがとうございます。公式タグからさかのぼったりして、きょむりんやうさりん、ペンライトなどと一緒の写真をたくさん見られました。TLがピンク一色になっているのは嬉しいですね。
幻になった札幌公演ですが、千穐楽終演のタイミングで大きなピンクのペンライトを用意できたこと、感無量でした。ゆかりさんにも届いてるといいな。
同じ企画で、21:00-21:20の回にピンクライトアップを申し込んでいるもうひとりの王国民の方もいました。2回の点灯タイミングがあったので、どちらも楽しんでいただけたようでなによりです。
さっぽろテレビ塔のライトアップは個人利用に限り、1日3枠、各20分を2万円から申し込みできます。次にまた札幌公演があるときは、あなたも申し込んでみてはいかがでしょうか。俺の枠は残しておいてくれよな!
https://www.tv-tower.co.jp/event/illumi-plan/
それではまた、次の機会にお会いしましょう。ようかんまんでしたヽ|・∀・|ノ
2022/7/2 16:30 記事公開 ようかんまん/@fotus4
2022/7/3 11:30 記事追記・調整