何気ない日常を残す〜ライフスタイルニューボーンフォトとは〜
『ニューボーンフォト』
この言葉から、みなさんはどんな写真を思い浮かべますか？
ぐっすりと眠る赤ちゃんがおくるみで包まれた神秘的な写真でしょうか？
新生児の記念写真といえば、上記のような写真をイメージされる方が多いかもしれません。
でも実は、『ニューボーンフォト』には２種類あるんです。
一つは、赤ちゃんをおくるみで巻き小物などで可愛らしく装飾する”アートニューボーンフォト”。
もう一つが、赤ちゃんとそのご家族の日常を撮影する”ライフスタイルニューボーンフォト”。これは”ナチュラルニューボーンフォト”ともよばれる撮影スタイルの写真です。
今回は、fotowaで新しく撮影がスタートした新ジャンル・ライフスタイルニューボーンフォトについて、開発を担当したママ社員が想いを綴ります。
見返すのは”いつもの”わたしたち
「産後ってもっとキラキラしているものだと思ってた（笑）。」
3年前、私が子供を産んで数週間たったときにこんなことを思いました。
出産前に、SNSに投稿されている素敵な暮らしをしているママたちをみて「私もこんな風に過ごすのかなぁ」なんてニヤニヤしていた私は、散らかった部屋や毎日すっぴんの自分とのギャップに苦笑い状態でした。
私自身はまったくキラキラしていませんでしたが、生まれてきた我が子は「この世で一番かわいい！」というわけで、夫婦そろって毎日のように娘の姿をスマホで撮り、プリントしてはフォトアルバムにせっせと入れていました。
今でも子供を寝かしつけたあとに、フォトアルバムをなんとなく開いて、
「新生児のときはよくこの顔してた。」
「娘がぜんぜん寝なくて、この時はしんどかった...…。」
と、当時のことを思い出しています。
まったく映えないけれど、”いつものわたしたち”の写真を見返すと、なんだかとても安心するんです。
きっとそれは、写真をとおして「私たちは少しずつだけど、”家族”になっているんだ」と実感できるからだと思います。
赤ちゃんのにーっと笑う姿にたまらない気持ちになったり、おぼつかない手で抱っこをしたり、赤ちゃんがなかなか泣き止まなくてちょっとイライラしたり、そんな自分を責めてしまったり……。
楽しいことばかりではない赤ちゃんとの暮らし。「早く大きくなってほしい！」と何度思ったことでしょう。
でもいつか振り返って、こんなに尊い時間を過ごしていたことを思い出して欲しい。そんな想いでfotowaは"ライフスタイルニューボーンフォト"を新しく撮影ジャンルに加えました。
いつかは日常ではなくなる風景
ニューボーンフォトというと、どうしても「赤ちゃんが主役」というイメージがあるかもしれません。
もちろん、新生児期の姿は貴重で写真に残しておきたいですが、眠い目をこすりながら日々赤ちゃんのお世話をするママとパパの姿だってとても尊い！
fotowaでは、出張撮影だからこそご自宅というリラックスした環境で、赤ちゃんとご家族のありのままの様子を自然に撮影できます。
沐浴や授乳、おむつ替え、眠くなってきた赤ちゃんとトントンする様子。
お子さまが生まれたばかりの方にとって、それは日常の風景ですが、いつかは沐浴も授乳もおむつも卒業して、あんなに小さかった子供は自分一人でできることが増えていきます。
「子供をお世話しているときの私ってこんな表情しているんだなって思いました。」
ライフスタイルニューボーンフォトを撮影されたユーザーさんからこんな言葉をいただきました。
その言葉に私は、「ちゃんと子育てができているのかな」と毎日不安だった産後の記憶、そして、思っていたよりもずっとずっと楽しそうに娘を抱っこしている自分の姿に、写真をとおして励まされた日々を思い出しました。
嵐のように過ぎ去っていく新生児期。
全力で子供に向き合っている姿をぜひ家族の歴史として残してほしいなと思います。
赤ちゃんと家族の暮らしを、家族のために記録する
私は里帰り出産だったので、新生児期に撮った写真には、実家特有の不思議な柄のタオル、あまり統一感のないインテリアなどがうつりこんでいます（笑）。
けっしておしゃれではないけど、見ているとあたたかい気持ちになって、そしてちょっと鼻の奥がツンとする、そんな写真です。
「散らかっていて生活感しかない部屋だから撮影してもらっても……」
と思う方もいるかもしれません。
産まれてくる赤ちゃんのために組み立てたベビーベッド、「一番良さそうなのはどれだろう？」と選んだオムツやおしりふき、哺乳瓶、おくるみ。
日常の暮らしの中にある一つ一つにママとパパの愛がつまっています。
いつかはなくなる日常を家族のために、ライフスタイルニューボーンフォトという形で記録いただけるととても嬉しいです。
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何度でも見返したくなる写真を、
あなたに、子どもに、家族に。「fotowa」
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