まずは振り切ってみる、突き抜けたいなら
長年やってきた経験からひとつ、多くの方に共通して伝えたいアドバイスがあります。それは、「まずは振り切ってみる」というものです。
こんにちは。写真の先生してます、大野朋美です。
私の主宰する、オンラインで学ぶ「みんなの写真塾」では、3つあるコース全てにおいて、提出いただいた写真に私からアドバイスをしています。長年やってきた経験からひとつ、多くの方に共通して、伝えたいアドバイスがあります。
それが、「まずは振り切ってみる」というものです。
たとえば露出やホワイトバランス、構図の落とし所を決めるとき、さすがにこれはNGだろうという極端な設定、極端な構図で撮ってみるのです。多くの方は、どう写すかを考えるときに、そこそこ良いと感じるところから完璧な写真に向かって、ちょっとずつ設定を調整したり、構図を考えていきます。でもその逆をやってみるのです。
露出なら、明る過ぎ、暗過ぎだと思うところで撮ってみるのです。構図なら、それが何だか分からないくらいに、極端に切り取ってみるとか。
やってみると意外に、これってアリかも、と思える写真になることも少なくありません。
そうやって、「さすがにこれは無いな」と思える極端な撮り方をして、そこからOKとする写真に向けて詰めていくことをお勧めしたいのです。どちらかというと、こっちの方が上達が早かったりするものです。
いつも同じような写真ばっかり撮っているな、マンネリな作風から抜け出したい、突き抜けたいと感じているなら、このアプローチを試してみてください。表現の幅を広げることにも繋がるでしょう。
他にも写真について考えるヒントを話しています。ちょっと読んでみません
か?