三十二歳最後の日
東京事変に三十二歳の別れという曲があって、
こんななんでもない歳の曲なんて珍しいなと思った。
よくあるのって、セブンティーンとか、10代だから。
その時の椎名林檎氏がどう考えていたかまでは知らないけれど、とにかく名曲である。
平々凡々な人生を送っている自分にも三十二歳はやってきて、今日で終わる。
三十路過ぎれば嬉しくもなく、むしろ誕生日が楽しみなこと自体ティーンで終わりなような気も。
それでもこの冬のせいで、クリスマスシーズンのせいで、すごく華やかなのが自分の誕生日。
今年は恋人もいないうえに平日だから仕事だし、もう一人暮らしだから
今までで一番寂しい誕生日になりそう。
年齢もだけど師走ということもあって、
今年中にやらねば…!ということは無理やりでもねじ込んだ、そんな2021。
年内に、というのがなんとなく目標になっていた。
忙しくて心も折れて燃え尽きるまで、
そんな師も走る日々を送っていることを、ここに残して。
新宿タリーズにて。
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