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人生の扉 #12 先人の言葉から学ぶ「楽しむことの重要性」

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【連載「人生の扉」について】
FOSC名誉会長の小山さんに、どのような会社人生を歩んできたか、そしてそれを支えてきたものは何かを「人生の扉」というシリーズで語っていただきました。
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先人の言葉から学ぶ「楽しむことの重要性」

今回は、小山さんが今までの人生の中で特に心に留めている先人たちの言葉や教えから「楽しむことの重要性」を学ぶ大切さをお伝えいただきます。

孔子の「論語」から学ぶ

孔子は「論語」の中で楽しむことの大切さを語っています。

子曰く  
知之者、不如好之者(これを知る者はこれを好む者に如かず)
好之者、不如楽之者(これを好む者はこれを楽しむ者に如かず)

『論語 雍也 第六 六之十八』 より引用

あることを知っている人はそれを好きな人にはかなわない。
あることを好きな人はこれを楽しんでいる人にはかなわない。

仕事も遊びも、そして、人生も楽しむことが大切!ということ。

また、論語には楽しむことに関して

知者楽水、仁者楽山(移りはやりを楽しむか、不動の真理を楽しむか)

『論語 雍也 第六 六之二一』 より一部引用

というのもあります。

孔子(紀元前552年または紀元前551年 - 紀元前479年)
春秋時代の中国の思想家、哲学者。儒家の始祖。約3000人の弟子がおり、特に「身の六芸に通じる者」として七十子がいた。
孔子の弟子たちは孔子の思想を奉じて教団を作り、戦国時代、儒家となって諸子百家の一家をなした。孔子の死後約400年かけて孔子の教えをまとめ、弟子達が編纂したのが『論語』である。

Wikipedia「孔子」より一部引用


廣池学園(現:麗澤中学・高等学校)創設者 廣池千九郎氏の言葉から学ぶ

《熱心の弊》

皆さんは仕事をしている時、あるいは、プライベートな状況で
「自分はこんなに一生懸命仕事をしているのになぜ周りは分かってくれないのか。どうして自分だけ忙しいのか」
と、一度はそのような経験をしたことがあると思います。

時には、熱心さから自分を解き放し肩の力を抜いて物事を見ていくことが大切で、自分で自分を追い込まないことが必要だと説いています。

熱心さも時には弊害になるのです。

「熱心の弊」とは、
1935年設立の学校法人で道徳教育と英語教育に力を入れている麗澤中学・高
等学校の前身・廣池学園の創設者「廣池千九郎」氏の言葉です。

廣池千九郎(1866~1938)
法学博士。大分県中津市生まれ。青年期に小学校教員として初等教育に携わり、のちに『古事類苑』編纂員、早稲田大学講師、神宮皇学館教授などを歴任。昭和10年、千葉県柏市にモラロジーに基づく道徳教育を行う「道徳科学専攻塾」を開設。現在、社会教育は公益財団法人モラロジー道徳教育財団、学校教育は麗澤各校(麗澤大学、麗澤中学・高等学校等)を擁する学校法人廣池学園に受け継がれている。

「廣池千九郎記念館」公式サイト「廣池千九郎について」より一部引用

寺田倉庫株式会社 創立者 寺田保之助氏の言葉から学ぶ

私がソニー卒業後お世話になった寺田倉庫株式会社の創立者 
寺田保之助氏の言葉です。

《困難への挑戦》
過去をただ徒に振り替えることを避け より多く前方を見つめ
困難をアイデアと努力で克服し 新しい事業に挑戦する

寺田倉庫株式会社 創始者 寺田保之助氏の言葉
寺田倉庫株式会社 取締役常務時代の小山さん


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