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新戦力も躍動!ギラヴァンツ北九州、開幕戦で会心の勝利
ギラヴァンツ北九州の今季開幕戦が2月22日、対戦相手にAC長野パルセイロを迎えてミクニワールドスタジアム北九州で行われました。
結果は2-0で北九州が勝利。開幕戦の勝利は19年以来6年ぶりです。
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試合前には雪が舞うほどだった寒さと、開幕戦ならではの緊張の影響もあったのか、序盤こそ硬さが見られたものの次第にペースを掴み、惜しいシーンを複数作りながら前半を0-0で折り返しました。
後半に入ると、66分にセットプレーから辻岡佑真選手が先制点を決め流れを引き寄せ、72分には途中出場の渡邉颯太選手が樺山諒乃介選手のパスから追加点を奪取。
その後も攻撃への積極性を見せると同時に最後まで無失点で試合を締めくくり、会心の勝利を収めました。
昨季の主力選手の他、今季チーム初ゴールをゲットした辻岡選手や、随所で光るプレーを見せた樺山選手、ゴールマウスを任された杉本光希選手、途中出場ながら存在感を示した河辺駿太郎選手など、新加入選手達の活躍も際立ちました。
開幕前に増本浩平監督が「去年と変わった所がどこかなというのを探して欲しい」「絶対満足させて帰す自信はある」と語っていましたが、初戦からその言葉を体現する結果となったのではないでしょうか。
シュート数でも長野を圧倒し、複数得点、無失点と会心の勝利。J3優勝、そしてJ2昇格に向けて幸先の良いスタートを切りました。
次節は3月1日、今季初のアウェー戦となるFC岐阜戦です。
試合終了⚽️
— ギラヴァンツ北九州 オフィシャル (@Giravanz_staff) February 22, 2025
🏆明治安田J3リーグ 第2節#ギラヴァンツ北九州 2-0 #AC長野パルセイロ pic.twitter.com/JfN7EHrbDK
試合後選手コメント
■河辺駿太郎選手
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--ミクスタの印象
アウェーの対戦相手としても来たことがないので、今日は初めてのミクスタでのプレーでした。
昨日はここで前日練習があったんですけど、やっぱり実際の試合はすごく観客とスタジアムに圧倒されたっていうのが第一印象というか、感想です。
そしてそれがすごく力になったというか。サポーター、ファンの力って本当すごいんだなという風に実感しましたし、尚更北九州が好きになりました。
--途中出場での指示などは?
1-0になった瞬間での交代でしたが、監督は試合前から点を取った後に引くんじゃなくて、点取った後更に畳みかけるということを言ってましたし、まさにそれが今日僕が入るタイミングだったんで、前から前からということ、ゴールであったり、ゴールに向かうプレーをしようと。
守備から入って、自分らが守備で勢いをもたらして、攻撃でもチャンスを作ってゴールっていうのを意識して入りました。
1本クロス上げたのと、1本シュートを打ったのがあったんですけど、両方得点には繋がらなかったので、そこは課題というか。
自分の中では納得はいってないですし、ああいうところで決めればもっとチームも楽になりますし、そこを練習であったり、試合の映像を振り返ったりで次に繋げたいです。
--途中から入る難しさはありますか?
もちろんありますね。試合に入れない選手もいますし、僕も実際にその経験をしたことがあるんですが、やっぱり心肺機能のところできつかったり、すぐに乳酸がたまったりとか。
あと、やっぱりデビュー戦ということもあって、力が入りすぎてしまったり、そういうところがある中で、まず走るっていうことを意識しました。
--次節に向けて
もちろんチームとして連勝というのは目標ですし、J2昇格する上で全部勝てば優勝なんで、絶対に次も勝ちで。
あと今季初のアウェーということで、その準備をチーム全員でしていきながら、個人的には試合に絡むというところは絶対に外せませんし、スタメンを目指して1週間しっかりアピールして次に臨みたいです。
■渡邉颯太選手
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以前よりは余裕が出てきたかなと思うんですけど、でも練習試合とか練習でもまだ外すシーンも多いですし、そこはずっとこれからも課題かなと思っています。
練習量を増やしたっていうのはあります。 須藤コーチと練習後に自主練で1対1のところとかやっているのもひとつかなと。
須藤コーチからは下の方をもっと狙えと言われるんですが、今日はちょっと上に行っちゃって、意識していたのとちょっと違うシュートになったんですけど、そこを打ち分けられるようになったらもっと決定率も上がってくるのかなと思います。その辺が課題になるという感じです。
常に準備はしてるっていうか、別に今日に限ったことではないというか、昨シーズンの最後の方で(シュートを)外してた時も常に準備はしていました。
準備したからといって結果が出る、そんな簡単な世界ではないですけど、やっぱり準備しないとチャンスとか結果っていうのはついてこないと思うんで、そこは常に意識しています。
(樺山選手との関係は)練習試合でも1、2回一緒に組んでやったこともありますけど、やっぱり持ってるものっていうか、才能とかがあるんで、自分の欲しいタイミングでボール出てきたり、クロスとかもうまいですし。結構やりやすいなと思っています。
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