エアロロード顔負けMONDRAKER CRAFTY CARBONのヘッド周り。
皆様こんにちは。FORZA風間です。
7月に入って早々の猛暑日の連続。。。そして熱帯夜。
明日も最高気温36℃という予報を見て
ぐったりしている私ですが、
皆様は体調など崩されておりませんでしょうか。
ここ数日バタバタしており、組み立てが進んでいなかった
MONDRAKERのCRAFTYですが、
（もちろんお客様とはスケジュール調整済ですよ😁）
ちょっと驚かされたヘッド周りについて
シェアしておこうと思います。
組み立ての際はヘッド周り、ホイール、リンク等
ベアリングの保護が十分で無いことが多いので、
一旦分解してグリスアップを行っていきます。
これはハードテール、フルサス、e-MTB問わず
全てのバイクに行っております。
それにしてもこの形状。
昨今のコックピット周りフル内装のエアロロード並みの
造りに驚かされました。
と、同時にグリスアップ大変そうだな。。。と。
e-BIKEの作業の何が大変かって
「重さ」の一言に尽きます。
フルサスのMTBくらいなら上に吊るして
ヘッド周りをササッと作業しちゃうんですが、
e-BIKEでは引っ掛けるフックがまけてしまうので
地面にバイクを下ろして作業しています。
単純に通常より7~8kgも重い自転車を
作業台の上に上げたり下ろしたりするのは
結構しんどかったりします。
車の積み下ろしもなかなか大変ですよね。
e-MTBは。
さて、作業に戻りましょう。
これがコンプレッションリング兼ワイヤーガイド。
樹脂パーツです。
作業中に無理にワイヤーを抜いたり入れたりすると
割と簡単に変形、破損するので
グリスアップやルーティング変更作業も慎重になります。
一枚写真撮り忘れていたんですが、
アッパーのベアリングの上にさらに金属シールが1枚入っており
恐らく、作業性も考えて
触らなくて良いようにしてくれてるんですけど、
中開けるのだけでも、なかなかに大変ですから。
しかしながら、
今回納車するお客様はかなりハードに使われるので
ベアリングの保護は必須。
しっかりとブレーキプロテクターで保護しておきます。
万が一ヘッドのベアリングを駄目にしてしまうと
ブレーキホースカット、シフトワイヤーカットが発生するため
バイクの重量や、電池が内装されている
ダウンチューブ内でのルーティング含めると
かなりの重作業となります。
事前にやりすぎなくらいやっておいて丁度良いかなと。
もう1点気になるのがこの標準仕様の右後ろブレーキ。
今回のお客様は右前なので
ブレーキホースを左側につなぎ直すのですが、
そうするとヘッドカバーの上でホースがクロスしてしまうので
なんとなく気持ち悪い。
ちなみにフロントブレーキは長さが足りなくなるので
丸々交換しています。
そう思って試行錯誤してみるのですが、
一番キレイにルーティングするには、
このコンプレッションの正面右側から
エレクトリックケーブル2本
ドロッパー用ケーブル1本
ブレーキホース1本
を出してこないといけなくなります。
出すことは出せるんですが、
樹脂製のコンプレッションリングに相当負担がかかってしまい
結果的にトラブルになりそうなので断念。
ラインの長さを調整して、この形で着地かな。
エレクトリックケーブル左から出しておけば
もう少しスマートだけど
コンピューターのマウントが左側だしなぁ。。。とか。
写真よくよく見てみたら
ホースとワイヤの順番変えてあげないととか。。。
今気づいたり。。。しまった。。。😂
初めて組むバイクは色々と頭を捻ることが多いです。
さて、作業に戻らなければ。
記事についてその他の商品について、
いやいやルーティングこうした方がいいんじゃね？？とか(笑)
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今日も最後まで読んで頂きありがとうございます。
BIKE SHOP FORZAの風間（カザマ）でした。
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