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CADEX Race Integrated Handlebar組付け編。注意点など。
皆様こんにちは。FORZAの風間です。
昨日ご案内させて頂いた
CADEXの新型ハンドル、ステム一体型コックピット
CADEX Race Integrated Handlebar。
ハンドル周りを大幅に軽量化することが可能な
スペシャルなコックピット。
今日は簡単ではありますが、
作業の様子、注意点などをご案内できればと思います。
それではいってみましょう。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/148010723/picture_pc_aec0c0829a2d908192159cc33f4e159b.jpg?width=1200)
今回コックピット周りの交換と合わせて
コラムカットのご依頼も頂いたので
まずはそちらから。プレッシャープラグを抜き取ります。
欲を言えばこのアンカーもうちょっと軽量化とか。。。
してくれると嬉しいですよね。今後に期待。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/148010725/picture_pc_dd2172373ea4d216bfff415cddeabfb2.jpg?width=1200)
寸法が確認できたら
コラムをカットします。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/148010726/picture_pc_3cd807a6b4854fb38f1084d621b7c250.jpg?width=1200)
切断面を整えます。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/148010728/picture_pc_b73bac5007bdf57ea9b3a74ec7e1a636.jpg?width=1200)
こちらは切断前のものですが、ベアリングの状態チェック。
納車からおよそ半年。
オーナー様は月2000kmは走る剛の者なので
傷んでるかもなと思っていましたが、
ブレーキプロテクターはその上をいっていたようです。
しっかり効いていてくれて、回転は良好。
汚れを落とせば問題なく再利用可能な状態。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/148010729/picture_pc_e3c3f58405308abef2d38d8a7c0b6dbd.jpg?width=1200)
ベアリングのメンテナンスを行い再度
ブレーキプロテクターで保護を行います。
![](https://assets.st-note.com/img/1721542868056-EXuvE9FomQ.jpg?width=1200)
ラインフル内装ロードバイクは
ヘッドベアリングへのアクセスが容易では無いため
こういう機会を逃さず、念入りに保護を行っておきます。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/148013056/picture_pc_767dc6e6eb40f4ac24582620c31845dd.jpg?width=1200)
こちらも写真が前後していますが
PROPELのヘッドの中にはこんなものが入っています。
ストッパーリング。
ライン類のストッパーの役目と
ハンドルが90°以上曲がらないようにする役割があります。
エアロタイプのトップカバーが
フレームに接触するのを防いでいます。
![](https://assets.st-note.com/img/1721543925335-iFjRTNYZ4v.png?width=1200)
PROPELのハンドルが回らない!壊れてる!
なんてことはありませんのでご安心を。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/148013993/picture_pc_a758f8339f42b08f26932853b8786e30.jpg?width=1200)
コンプレッションリングを入れました。
フル内装タイプのフレームにD型コラムが採用されている理由は
このため。
丸型コラムだったら使えないスペースにラインをまとめます。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/148013995/picture_pc_1bde34098e0d0ab8e61772a1918eb9b7.jpg?width=1200)
トップカバーを装着。
それぞれのブレーキレバー方向にラインを分割します。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/148013996/picture_pc_bb60db89a7f2bb269b4fdfa6907f9151.jpg?width=1200)
セパレートタイプのコラムスペーサーをセットしていきます。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/148015557/picture_pc_b1174a9d4795b54158a500ca97961b85.jpg?width=1200)
最後にステムスペーサー(という名前だったみたい)を
収めて行くわけですがここで注意点。
写真はPROPEL純正のステムスペーサー。
一体型では無い専用ステムの場合ステム下が
コの字型にくり抜かれているためこのままラインが
ステム下のスペースに入っていきます。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/148019224/picture_pc_d99275e67bde54164dede2882175fa2b.jpg?width=1200)
こんな具合ですね。
一体型では無い専用ハンドルの場合
ステム下の空間にラインを隠してるという感じ。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/148019475/picture_pc_591d3c5356517d1fab225ff5aa0058cf.jpg?width=1200)
一体型の場合ここから内装されるので、
スペーサーとステムの間に隙間を作る必要がありません。
なので、スペーサーを変えずに
Race Integrated Handlebarを入れてしまうと
ステム部分とスペーサーの間に大きな隙間が生まれてしまいます。
動作は問題ありませんが、
水や汚れが入りやすくなりますし、
意味のない空間がポカンと空いてしまうので
Race Integrated Handlebarに付属している
専用ステムスペーサーに交換しましょう。
大事なとこ写真に取り忘れていたのが悔やまれます。。。
要は専用ステムスペーサーが入ってます。それを使ってください。
というシンプルなご案内になります。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/148017159/picture_pc_ae46e97d1e2388be1e3bf0a06cab59dc.jpg?width=1200)
後はハンドルにライン通してブリーディングしてバーテープを巻く。
通常通りの作業。
最終的にこんな感じに仕上がります。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/148023046/picture_pc_c85457e8313e1a736edfd19cdfdaf070.jpg?width=1200)
軽くなって剛性も上がって、エアロになって、
ヘッドの防御力も上がるので
Race Integrated Handlebar。
おすすめなのです。
お値段は104,500円(税込)と
決してお安くはありませんが、
得られる恩恵は十分すぎるのでは無いかと。
発表からお問い合わせ、注文も殺到しており
現在もかなり品薄な状況ではありますが、
一部サイズはご提案可能です。
また、欠品、入荷待ちのサイズについても
9月から11月にかけて入荷してまいります。
人気サイズは予約完売の恐れもありますので、
事前予約を強くおすすめいたします。
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https://bit.ly/3b06Hh5
(クリックするとフォームが開きます)
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
BIKE SHOP FORZAの風間(カザマ)でした。
それでは、また。
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