Reserve52/63限定モデル入荷・ステッカーチューンサービス開始・Reserve主要3モデルインプレッション
いつもありがとうございます。FORZAの新井です。
高性能ホイール Reserve 各種店頭試乗ホイールをご用意いたしました。
また、Reserve同様に店頭試乗可能なCADEXホイール
こちらもインプレッションを交えてご紹介しております
ぜひお時間ある時にご覧頂けますと幸いです。
Reserveって?
Reserveってあまり聞き慣れないかと思いますが、チームユンボ・ヴィズマと共に昨年のジロとツール、ブエルタ3大グランツール全てを制したホイールと言えば分かりやすいかと思います。
一番結果が出ているホイールと言っても過言ではありませんし、私達もワウトやクス、ヴィンゲゴー、ログリッチになれるかもしれません。
期待と妄想が膨らむホイール達です
ということでロードホイールとしてラインナップされている3種類を実際に試してレポートいたしました
ぜひご覧頂けますと幸いです。
Reserveのさらに詳しい内容はこちらをチェック!
限定モデル Reserve 52/63 GrandTour Edition 入荷いたしました
先日3大グランツール制覇を記念してCervelo S5 フレームセットが限定抽選販売されましたが、Reserveホイールも3大グランツール制覇記念モデルを発表いたしました。
リムはエアロホイール 52/63 ハブは最高グレード DT SWISS 180を採用。
販売価格は467,500円(税込)となります。
国内13ペアのみ入荷。当店にも1ペア入荷いたしました!
さらに店頭在庫のS5 DISCと組み合わせたスペシャルオファーもご用意いたしております。
ぜひお気軽にお問い合わせ頂けますと幸いです。
Reserveホイール お問い合わせはこちらより
↑クリックいただくとメールがそのままお送りいただけます。
メール対応可能時間 9時〜25時 定休日も対応可能です。
Reserveホイールステッカーチューン開始
ROVALでも好評頂いていたステッカーチューン
Reserveホイールでもサービス開始いたします。ユンボチームが使用するホイールと同じく、ブランドロゴを追加。
カラーオーダーも可能です。
ちなみにユンボチームが使用するReserveホイールもステッカーチューン。Reserve側ではなくユンボ側が用意しているとか。
ステッカー単品販売は行っておりませんので、ご了承頂けますと幸いです。
ロードホイール 主要3モデル インプレッション
Reserve 52/63ホイール
まずはこちら。Reserve 52/63ホイールから。
52/63はホイール名であり、前後のリムハイトでもあります。
ハブのグレード DT SWISS 240仕様で365,200円(税込)
前後でリムハイトを変えるだけでなく、リム内幅・外幅も変えてあります。
実測重量とリム幅、対抗馬ホイール
フロント リムハイト52mm リム内幅25mm 外幅35mm 実測重量701g
リア リムハイト63mm リム内幅24mm 外幅34mm 実測重量841g 計1542g
ロードホイールとしては最大級となるであろうリム内幅25mm。
メーカー指定タイヤサイズは28mm〜35mmとなっております。
が、タイヤメーカーによっては28Cタイヤを25mm幅に取り付ける事は推奨外としている事もありますので要確認です。
ちなみにROVAL RAPIDE CLX Ⅱ 352,000円(税込)は
フロント リムハイト51mm リム内幅21mm 外幅35mm 重量 710g
リア リムハイト60mm リム内幅21mm 外幅30.7mm 重量810g 計1520g
価格的スペック的にもRAPIDE CLX Ⅱを意識せざるを得ないでしょう。
RAPIDEはリアホイールのリムをフロントに比べ細身(十分ワイドリムですが)にすることで重量も抑えてありましたが、Reserveはリアホイールもスーパーワイド。リムハイトも63mmと高めに。
その分重量は+30gほど重いですが、昨今のトレンドでは無視できちゃう重量差なのではとも思ってしまいます。
君はワウトになれるか
なれません。
しかしワウトがこのホイールを通して感じたことは私達も感じ取れるはずです。
CADEX 65 DISCとCADEX 4-SPOKE DISCを試した直後ということもあり、自然とこの2つの直近の印象と、最近まで使用していたCADEX50ULTRA と比べることになりましたが、下りでのスピードの伸び。
これが頭一つ抜けてました。
伸びるというかグングン加速していきます。
CADEXホイールのインプレッションはこちら↓
いつもの下りがちょっと別物に感じてしまうほどで、ライド中の最高速度を更新してしまいました。これがワウトが感じてる下り...
また、向かい風を36km/hほどで維持して巡航している時、キツイけど速度が落ちづらく耐えられる時間が長くなっていたことからもホイールの効果があるなと実感できました。
これは先週、『全てのライダーに機材ドーピングとはなりにくい』と感じたCADEX 4-SPOKE DISCでは体感できなかったことでもあります。
皆がワウトになれる、なりきれるホイールです!
そして、風に対するハンドリングについてはRAPIDEと似ていて安定感強め。
体感重量に関しては、上りで重いなぁと感じることも無ければめちゃくちゃ軽いなと感じることも無いのですが、このリムハイトとボリュームを考えると不思議な軽さというか軽快感があります。
RAPIDEやCADEX50ULTRA同様、リム剛性の高さからくる軽さと、ワイドタイヤの転がり抵抗の少なさも相まっているのではと思います。
この日のスプリント最大出力は1057Wと1055Wの2回。
もちろんこの程度の出力ではホイールのヨレや剛性不足を感じることは無く、かと言って過剰だなぁと思う場面もなく。
思ってたより扱いやすいなぁというのも好印象でした。
なによりここまでのディープリムはシンプルに速さを感じることができるので一番テンションが上がりますし楽しいホイールです。
ということで、Reserve 52/63 ホイール。店頭試乗可能です。
ぜひお気軽にご相談頂けますと幸いです。
みんなでワウト気分味わいましょう!
Reserve 34/37ホイール
続いてはReserve ロープロファイルホイール 34/37ホイールです。
こちらのホイールは代理店様よりお借りいたしました。
ありがとうございます。
実測重量とリム幅について
リムハイトは名前の通りフロント34mmリア37mm。
リムの内幅はフロント23mm、リア22mm。
そして実測重量が615gと752g 合計1367gというスペック。
ロープロファイルホイールとしてはALPINIST CLXなどと比べると少し重め。
期待感MAXで漕ぎ出す
しかしヨナス・ヴィンゲゴーやセップ・クスが山岳で使用するホイールです。
ジロやツールであそこまでの活躍を支えたホイールですから、52/63に続き期待感MAXで漕ぎ出します。
もうこれは踏み出しからエアロを感じちゃったり、ギアが1枚軽くなっちゃったりするインプレキャッチコピーを感じちゃうはず!
。。。。。。。んー???
あれ????なんか、、、そこまで軽くないなぁ。。。いや、もちろん軽いけど。。。んー?ヴィンゲゴー?
これはちょっと期待値が大きすぎたのか、これまでのホイール達の好印象が残っているのか、そこまでの軽さを感じず。
いや、十分軽いんですけどね。
重量的にはCADEX50ULTRAの純正リムテープ込み実測重量が1361gでほぼ一緒なのですが、CADEX50ULTRAはホイール剛性がめちゃくちゃ高いので、実際の走りの軽さは50ULTRAが数段上に感じます。
ということで、ヒルクライム!軽さ!エアロ!剛性!という方にはCADEX50ULTRAがオススメです。はい、終了!
と、ならないのがホイールの面白いところ。
軽さや剛性、スペックが全てじゃない
超軽量ホイールというわけではないのとエアロなリム形状を持つこともあり、平地もこなす印象。
CLX32 DISCを思い出しますね。あのホイールも平地の走りが良い軽量ホイールでした。
そして特筆できる点としては快適性の高さ。
28Cチューブレスということももちろんなのですが、Reserve 52/63ホイールなどのディープリム特有の硬さが和らぐので、これは明確にこのホイールのオススメなポイント。
風に対しても扱いやすく、エアロ性能も◯。ロングライドにもオススメだなぁと。
平坦、緩斜面、登り返しなど色々なシチュエーションでスプリントをして確かめましたが剛性については全く不足なく。
というか硬すぎなくて丁度良いなぁというところもオススメしたいです。
CADEX50ULTRAのように剛性が高すぎることもないため終始扱いやすく、疲れた後半でも狙ったパワーを出しやすい印象。
最後の平坦スプリントでこの日の最高出力になったのも、このホイールならではだったのかなと振り返ってます。
最初の漕ぎ出しの時には、ちょっとこれは性能がインフレしている昨今のハイエンドホイールの中でも、凡庸ホイールなのでは。。。とちょっぴり心配になってしまいましたが
ライドを終える頃にはこれは良いホイールだなぁ。。と充足感に包まれながらの帰着に。
ヒルクライムや登りをメインに楽しまれている方、軽さと扱いやすさを重視する方にもオススメです。
Reserve 40/44ホイール
一番最後に試すことになった40/44ホイール。
個人的には使ってて一番テンションが上がるのは52/63ホイールですが
もし3つのホイールで迷ったらこのホイールを購入すれば間違いはないと思っております。
実測重量について
まずは実測重量から。リムテープ込み、チューブレスバルブなし。
フロントが640g、リアが785g 合計 1425g
ロープロファイルのReserve 34/37ホイールが1367gなので +58g
エアロホイールのReserve 52/63ホイールが1542gなので −117g という比較スペック
ハブのグレードは全てDT240。スターラチェットEXPを搭載するメイングレードとなります。
ちなみにメーカー希望小売価格は、リムハイト同一でDT240仕様で365,200円(税込)です。
スターラチェットEXPについてはこちらで復習できます!
↓
リム内幅25.5mm!!!!
そしてこのReserve 40/44ホイールの一番の特徴はリムの内幅。
フロントが25.5mm、リア25mmというボリュームを持ちます。内幅21mmのALPINIST CLXがすっぽり入っちゃうほど。
それもそのはず、Reserve 40/44はオンロードホイールとしてだけではなく、グラベルホイールとしてもラインナップに加わっております。
これは先日のCADEX AR35 DISCと同様で、これからのオンロードホイールの方向性を感じるスペック。
ちなみにReserveホイールはチューブレスレディとクリンチャー両方対応しております。
ただ、このリム内幅のメリットを活かすにはチューブレスレディ一択です。
2週続けてのシェイクダウン。登り下り平地と満遍なく試してきました。
先週は70km1000mUP。今日は90km1300mUP
どっちつかず? いいえ、どっちもハイレベル
ありきたりですが、一言でいうとハイレベル オールラウンドホイール。
そしてどちらかというと平地寄りなホイールという印象。
実測重量1425gというスペックからも、そこまで軽いホイールではありません。
1300g台が普通になってきた昨今の軽量ホイールと比べると登りでの軽快感は薄くなりますが、重いと感じることは一切なく十分軽快。
そして、平地。これがまた気持ち良いです。
しっかりとスピードを乗せることができますし、ロープロファイルホイール特有の慣性が弱く常に漕ぎ続けないといけないようなシャカシャカ感もないです。
チームユンボ・ヴィズマの選手達がS5 DISCにこのホイールをアッセンブルする事も多いのですが、それも頷けるホイールの特性を感じ取れます。
平地の巡航性能の高さをキープしながら、操作性の高さと軽さも得られ
さらに内幅25.5mmと28Cタイヤの組み合わせで抜群の快適性も獲得。転がり抵抗も低くなります。
オールラウンドホイールはどっちつかずなホイールとも言えますが、そのどっちの性能も非常に高い次元でまとめた、ハイパフォーマンスオールラウンドホイールになっているかと思います。
チームユンボ・ヴィズマは、バイクはS5とR5の2種類。ホイールは34/37・40/44・52/63の3種類からシチュエーションと選手の好みに合わせて自由にチョイスできるという武器を持ってます。
それが圧倒的な活躍を支えている要素の一つだということは間違いなさそうです。
タイヤはCADEX AR35 DISCと同じくVITTORIA CORSA PRO 28C をチョイス。
前回はシェイクダウン早々にサイドカットでしたが、今回は無事にシェイクダウンを終えることができました。
いきなりのサイドカットでちょっぴり不安になりましたが、この2週間でしっかり感触を掴むことができ一安心。
グリップ、転がりの軽さ、快適性。それぞれのレベルが非常に高いです。
空気の抜けはちょっと早めなので、VITTORIA純正シーラントがオススメ。
こちらについても後日記載していきます。
↓
追記しました!
Reserve店頭試乗ホイールは40/44、52/63の2種類を用意いたしております。
ぜひお気軽にご相談頂けますと幸いです
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直近のライドの様子を順次こちらの記事で紹介しております。
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