原動力 (2年 #28中束 琉久)
昨季の地域CL優勝、今季のインカレベスト4。これまでの経験を踏まえ、FORZAでの活動2年目を迎えた2年生に、来年のインカレに向けた思いを綴ってもらいました。
皆様是非お読みください。
8人目は、#28中束琉久 (なかつか りゅうく)です。
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こんにちは、2年の中束琉久です。
自分のこれまでの取り組みと、これからについて書きました。
まずは、地域CLについて。チームは優勝し、初の大学日本一を達成した。
その年のインカレ、全日本選手権が散々だっただけに日本一という景色は計り知れないほどの感動と興奮を与えてくれた。
そして今年のインカレ、同期の活躍もあり、チームとしては4位という結果に終わり、これまたすごい景色を見させてもらった。
想像以上すぎる成績に、やはり自分のいるチームはすごい奴らばっかりだと思った。
それに比べ自分はベンチ外で、応援と選手のサポートとして参加した。
自分の立ち位置からしてわかりきっていたし、悔しいとかはなかった。
ただ、応援とサポートを頑張ろう、そんな気持ちで臨んでいた。
大学日本一を獲った直後、ありがたいことに、今年もたくさんの一年生が入学してくれた。
どうせ、すぐに自分のことなんて抜かしてトップに上がるんだろうと思っていたけれど、本当にその通り。入部当初、自分に質問してくれた一年生も、今では自分よりうまい。情けない、不甲斐ないという言葉がしっくりきた。
そんなこんなで、フットサルやめたいと思ったことは何度もあるし、実際何のために続けているのか、今も分かっていない。
なんとなく、続けている。
明日は朝練だと思って早めにベッドに入っても全然寝付けないし、5:30に設定していたアラームもいつのまにか消していて、毎回ぎりぎりに家を出る。
朝練に向かいながらいつも思うのは、だるいとか、行きたくないとかマイナスな感情ばっかりで、結局自分が何をしたいのかわかっていない。
入部してからこれまで、まともに試合に出たことはないし、部活をやめるには十分な理由だと思う。もし部活をやめてたらいろいろなことができたかもな…。と思うことだって少なくなかった。
それでも最近、自分のプレーに変化が起きてきた気がする。
少しだけだけど、自信のあるプレーができるようになった。
フットサルの知識を得たことやフィジカルが強くなったことなど、要素はいろいろあって、それらは全てフットサルを続けていないと感じ得ないものだった。
朝練に向かうか、毎度のように迷ったけど、結局行った。
筋トレも好きだけど、モチベーションがない時は行くか迷った。けれど、結局行った。
なんやかんや、続けているとこう声をかけてもらうことがある。
期待してるぞ。頑張れよ。って
お世辞だとしても、やっぱりちょっとうれしい。
モチベーションにつながる。いい人たちばっかりだ。
支えてくれる同期、周りの人たちに感謝したい。
期待に応えるためにも、まず今の目標はメンバーに入って、フルで試合に出ること。コンスタントに結果を出したい。
欲を言うと、点を取ってチームの勝利に貢献したい。一点くらい取ってみたい。
ありがたいことに、自分は一番ゴールに近いピヴォをやらせてもらっている。「ピヴォは一番点を取れるポジションだ。」とか言ってた先輩がいて、その人いわく、「セグで決めるだけ。」とのことだ。
信用できない言葉だと、最初は思った。でも、咀嚼して考えてみるとあながち間違いではないと思い、自分にとっての金言のようになっている。
自分勝手ではあると思うが、点を取った後の景色を見てみたい。
ターンしてシュートとかできたらそれこそ完璧なんだけど、まだうまくいかないから、アラの人はばんばんセグに放り込んでください笑
最後に、来年のインカレに向けて。
インカレに向けての準備が始まっているのは本当にその通りで、ぼけーってしてると一年なんてあっという間だ。
もちろん自分もメンバーに入る努力はするけど、同期のみんなには頑張ってほしい。来年は3年生で、メインの代と言われる年だ。
フィジカルで負けただけなんて、悔しい思いは二度としたくない。二年連続で変な拡声器に負けるとか、ごめんだ。
そしてまた岸和田の舞台に立って、今度こそ日本一を取ろう。
ALL FORZAで。