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責任 (2年 #7岩崎 光晟)

昨季の地域CL優勝、今季のインカレベスト4。これまでの経験を踏まえ、FORZAでの活動2年目を迎えた2年生に、来年のインカレに向けた思いを綴ってもらいました。

皆様是非お読みください。

11人目は、#7岩崎光晟 (いわさき こうせい)です。

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こんにちは、長崎大学FORZA2年の岩崎光晟です。

今年もノートの季節がやってきました。自分の言いたいことがまとまるかどうか不安ですが、今の気持ちを率直に書いていこうと思います。

去年、インカレでグループステージ敗退し、地域CLが自分にとって初めての全国大会だった。偉大な先輩たちとともに戦い、みんなの最高な応援もあって優勝することができた。

正直、昨シーズンはとても苦しく、結果は全くついてきていなかった。それでも大学日本一を目標に1年間頑張ってきて、優勝できたことは本当に嬉しかった。

今回noteを書くにあたり、地域CLを含めた今までの自分のプレーや気持ちを振り返ってみた。

試合中に先輩たちに対して要求できているか?
試合の勝ち負けに対して、責任感を持ってプレーできているか?

など、反省点ばかり出てきた。
日本一になったけど、自分を変えないと何も始まらないし、自分にとってはこのままではダメだと感じさせられる大会でもあったと思う。

それから4年生が卒業し、新シーズンが始まった。
自分はなんにも考えていないと思われがちだが、普段は本当に何にも考えていない。
しかしこんな自分でも、主力の4年生たちがいなくなることにはかなりの不安を抱えていた。
今まで自分は2ndや3rdセットで試合に出ていて、自分と同じポジションには土田(R6卒)という信頼できる先輩がいて、何とかしてくれると任せっきりになっていたのかもしれない。
そんな状態から急に、背番号7番をつけて、1stセットで試合に出るようになってしまった。

本当に自分でいいのか?これから戦っていけるのか?と考えていたが、任されている以上期待に答えたいし、今まではまだ1年だからと言い訳をしてきたことも、2年になって出来なくなった。自分たちが、チームを引っ張っていかなければならなくなった。

練習中・試合中の声掛けは、(今までは指示が正しいかどうかわからないなどの理由をつけて少なかったが)まずはいいプレー、悪いプレーに対してリアクションすることから始めた。プレー中の要求や、コミュニケーションも増やしていった。
チームスポーツにおいては当たり前のことかもしれないが、指示を出したり、プレー中の要求ができるようになったことは、自信の現れやチームを引っ張っていくという責任感からくるものだと思う。

また、自分は特別、足元の技術があるわけでもないし、圧倒的に得点を獲れるわけでもない。
だからこそ全力で体を張った守備をして、少しでも多くゴールを守り、得点につながるプレーをしたい、自分のプレーでチームを勢いづけるような選手になりたい。

去年の5月からトップに帯同させてもらい、早い時期から先輩たちの活躍を身近で見ることができた。
トップに上がってすぐは、先輩たちに食らいつくことに必死で、自分のしたいプレーはあまりできなかった。
しんどいとき、うまくいかないときもたくさんあって、先輩たちの足を引っ張っているんじゃないかと考えてしまったり、そもそもうまくプレーできなくて悩む時期もあった。

少しずつ頭と身体が噛み合うようになり、得点が増えていったことは本当に嬉しかった、苦しい中で諦めずに頑張ってきてよかったと感じた。

新シーズン、同じ学年のチームメイトたちがトップチームに上がってきて、一緒にプレーする機会が増えた。
同学年が頑張っている姿を見ると、自分もやらないといけないという気持ちになる。ライバルとして、負けていられないとも感じさせられる。
もう少しで来シーズン、自分たちがメインの代となる。
これからも苦しい時期や悩む時期がいくらでもあると思うけれど、チームを引っ張っていくという責任感をもって、戦っていきたい。

VAMOS FORZA


岩崎 光晟(いわさき こうせい)
学年 : 2年
学部 : 教育学部
出身校 / 出身地 : 兵庫県立小野高等学校 / 兵庫県

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