今回のnote企画は、2年生。
FORZA2年目を迎え、2度目の九州大会を終えた彼らが何を感じ、これからどう行動するのか、そんな彼らの思いが綴られています。
ぜひ最後までお読みください。
最後は #6 加藤 遼大 です。
FORZAに入って1年ちょっと経った今自分が感じていることを素直に書こうと思います。
拙い文章ですが興味のある方は是非お読みください。
今回2年生に与えられたテーマは、「二度目の九州大会を終えての自分の現在地と今後の目標について」です。
まずは、テーマの1つである「自分の現在地」から。
先に結論からいうとチームで3~4番目に長くピッチに立てる選手になったということ。
前回のノートでトップチームのセットに入るという目標を掲げていた自分からしたら、少しは喜んでいいんじゃないかなと思う。
ただ、決して今の自分に満足しているわけでもないし、悩んだ時期もあった。
僕は去年の7月末にトップチームに上がった。
当時はフットサルを始めて約3か月。
サッカーより小さいゴールやボール、足裏でのトラップなどようやくフットサルに慣れてきたという時期だ。
そんな自分にとって、トップでの練習は全く楽しくなかった。
初めは「どのくらいできるのかな」とか「今日こそは頑張ろう」と思っていたものの、実際ボールが来れば必ずと言っていいほど失う。
そしてサテライトでできていたことが、何一つ通用しない。
ボールをもらいたくないとも思っていた自分は、次第に「先輩や練習の迷惑にならなければいい」とか、ミスしたときに「いま撮られてなかったかな」ってカメラ確認したり、どんどんネガティブなメンタルになっていった。
フットサル自体を嫌いになったわけじゃない。
ただ毎日周りからの評価や見られ方を気にする自分が嫌だった。
そんな中、一人の同級生のおかげで自分が変わるきっかけができた。
そいつは自分が出てない試合の映像も毎回見てたし、自分が所属してないトップの試合を見ては「○○君のあのプレーはやばい」とか、時には「りょーたのあれ上手かったね」とか褒めてくれた。
自分がミスする動画を見たくなくてちょっと良いプレーをしたとこだけ切り抜いてみたり、フットサルの映像を見るより自分の好きなYoutuber見てたいって思ってた自分からすると、とても羨ましかった。
自分なんかよりずっとフットサルを楽しんでいて、本気で取り組んでいる。
FORZAに入って、初めてこいつに負けたくないなって思った。
それもプレーじゃなくて熱量、取り組み方の話。
自分より熱量を持った先輩なんかいっぱいいたけど、多分同級生だからこそ負けたくないって思えた。
今は先輩にも負けたくないって思ってるけど。笑
そんなこともあって、僕は毎回の練習や試合の映像を見るようになった。
前まで満足いくプレーだけが切り抜かれていた写真フォルダに、自分のエラー動画が追加されるようになった。
そのたびに自分の戦術理解の低さを痛感したけど、前みたいにマイナスな感情はない。
上手くなりたい、もう負けたくないで必死だった。
そしてもう1つ付け加えるならば、ひたすら光稀君(#10 小原)のプレー動画を見たこと。
見ててワクワクするし半分ファンのような気持ちで見てたけど、何より良いお手本だった。
わけがわからなさ過ぎて参考にならないプレーもたくさんあったけど、少なくとも細かいポジション移動や3人目の関わりなど、学べることはとても多かった。
練習ではわざと光稀君の後ろに並んで、全く同じことしようとしてたくらい。笑
実際、試合に出れるようになったのは何か月も先だったし、先輩の怪我とかラッキーなこともあったけれど、少しずつ試合に絡めるようになって映像を見ることの大切さと、あの時変われて良かったって実感しています。
なおゆき(#36 井口)、ありがとう!
そんな環境と仲間に恵まれて、試合に出ることができている。
そして、今後の目標。
それはチームで一番長くピッチに立つこと。
厳しい試合になればなるほど出れる選手は少なくなるし、終盤は5~6人に固定される。
そんな中で
一番長くピッチに立てる人=チームで一番信頼されている人
だと自分は思う。
FORZAでのそのポジションは現状圭祐君(#14 窪田)。
多分みんな納得だと思うし、今の自分にそれを覆せるほどの技術も頭の良さもない。
ただ、そんな自分でも喉が枯れるまで声を出したり体を投げ出して戦うことはできる。
試合に勝ちたいのはもちろんだけど、みんなに認められたいっていうエゴでもある。
だからこそインカレでは最後まで泥臭く戦う、そんな姿をみんなに見せたい。
そしていつか今の圭祐君への信頼を、自分が集めれてたらいいなと思います。