課題(2年 #21 藤田 佑)
今回のnote企画は、2年生。FORZA2年目を迎え、2度目の九州大会を終えた彼らが何を感じ、これからどう行動するのか、そんな彼らの思いが綴られています。ぜひ最後までお読みください。
6人目は #21 藤田 佑(ふじた ゆう) です。
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こんにちは、長崎大学フットサル部FORZA2年の藤田佑です。
いつも他人のNoteは楽しく読ませてもらっていますが、いざ自分が書く番になると書きたくない気持ちでいっぱいです。
書こうと思っていたことが多すぎて拙い文章になってしまいましたが、最後まで読んでいただけると幸いです。
結論から話すと、僕のフットサル人生2回目のインカレは2戦目で終わってしまった。チームとしてのグループリーグ敗退は、6年ぶりだった。
僕は、いつもフットサルの試合に臨むときに、自分の為ではなく誰かの為にプレーしている。
自分たちの生活の時間を削って指導してくれる方々、自分がプレーするわけでもないのにサポートしてくれているマネージャー、トレーナー、プレーを喜んでくれるチームメイト、FORZAを見守ってくれている友達や保護者、僕は数えきれない程多くの人に支えてもらいながらプレーできている幸せ者だ。
いつもの僕を見ている人なら、絶対そんなこと思ってないだろと感じる人もいるだろうが、実はこんなことを考えながらフットサルをしています。
だからこそあんな不甲斐ない試合をして、みんなを全国に連れていくことが出来ず申し訳なかった。
昨年、僕は頼もしすぎる先輩方に恵まれ、特に苦しい思いをすることなく九州インカレの決勝に出て、最後には岸和田でのプレーも経験することが出来た。全国の舞台は、めっちゃ楽しかった。
本戦に出たわけではないが、ベンチで見ていてもその緊迫感が伝わってきて時間が過ぎるのが早く感じる、夢のような時間だった。
だからこそ、今度はみんなにその感覚を味わってほしかった。
2つ上のゴレイロに、ゆうすけ君(#2 田村)がいる。
僕が初めてFORZAに入った時、「あ、この人うまいな」って率直に思った人だった。
みんなからはいじられるキャラクターだけど、彼抜きでは「強いFORZA」は完成しなかったのだろうなと思う。
今回のインカレはゆうすけ君の最後のインカレでもあり、悔しいが1年では彼を超えることはできなかった。
今回の九州大会も彼が1stで出て、自分が2ndだと思っていた。
そこで大会直前の腸炎でのノックアウト。
正直、何してんだこの人と思ったが、自分が試合に出られることの方が嬉しかったし、それは同時に自分が出てもチームを勝たせられると思っていたから。
しかし、いざ始まってみると不甲斐ないプレーでチームは敗退、ほぼ自分の責任と言ってもいいような試合内容だった。
悔しくて仕方がなかった。
試合終了後も受け入れられず、もしかしたら夢なんじゃないかとも何度も思った。
「GKが点を決められなかったら負けない」ということを、あの試合で実感した。FPがあれだけシュートを打っても点が決まらない中で、あんなに簡単に点を決められてしまった俺が悪い。
俺は自分が思っているほど、上手くなかった。
正直、インカレが終わってから一か月くらいは夢によく出てきたし、夜思い出して泣いたこともあった。
自信がなくなって、フットサルが楽しくなくなった。
自分を過大評価して、チームを勝たせられなかったゴールキーパー。
それが今の僕の現状だ。
今後の目標としては、ゆうすけ君がゴールに入っている時と同じくらい、安心してもらうこと。
今は4年生も抜けて、FPのレベルも去年のチームと比べると天と地の差がある。少しでも後ろから安心感を与えて、のびのびプレーさせてあげたい。
九州大学リーグはまだ偉大な4年生の力を借りることが出来るが(いつまでも頼っているわけにもいかないが)、九州リーグはそれ抜きで戦わなければならない。僕がどれだけ成長してチームを勝たせられるかがカギになる。
前にも書いたが、少し前まではフットサルが楽しくなくなっていた。
しかし、今は少し前を向いてフットサルに費やす時間を増やし、練習でも試合でも少し意識して声を出すようにした。(誰かに見られる為にやっていた訳ではないが、誰かに見つけて褒めてもらえるとやっぱり自信になった。ありがとうございます)
まだまだ個人もチームも課題は山積みで、時間は有限だ。
僕の大学でのフットサル人生は、あと1年間しか残っていない。
一つ一つの練習・試合を大事にし、最後笑って終わりを迎えれたらいいな。
こんな未熟者ですが皆さん、応援の程よろしくお願いいたします。
そしてチームメイトのみんな、もう負けるのは経験したくありません、どうか力を貸してください。みんなで頑張って1年後胸を張って全国に行けるようにしましょう。