自分なり(3年 #17 山本 立樹)
新年度・新体制を迎え、フォルツァが競技目標として”大学日本一”を掲げる、”インカレ”の九州大会が目前(7/8-9 福岡県)に迫る中、3年生が本大会にかける想いを記しました。
5人目は、#17 山本 立樹(やまもと りつき)です。
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こんにちは。3年の山本立樹です。
今回の3年ノートに与えられたテーマは、
「メインの学年として臨む”インカレ”と"チーム"に対して思うこと」
ですが、まずは自分自身の現状について少し触れたいと思います。
テーマの通り、早いことに3年生になり、FORZAにおけるメインの学年となった。
そして、自分はその中でも副キャプテン、そして指導やスカウティングを担当する強化部の部長になり、役職的にとても大きく変化した。
最初この役職を任されたときは、自分には荷が重いとか、自分よりもその役職に適した人がいるじゃんとか色々と思うことはあったけど、そんなことグダグダ言いながら勤まるようなものではないので、やるからには覚悟を決めて一生懸命やらせていただこうと思う。
そしてプレー面でも、多少の変化があった。
去年はほとんど試合に出ることが出来ていなかったが、今年に入ってある程度の出場機会を頂けるようになったのだ。
これは、去年の主力だった先輩方が卒業したことが大きな要因ではあるが、自分も少しは選手として成長できたからなのかな、とも思う。
実際に上手くなってるのかは分からないけど、最近ちょっとだけフットサルを楽しいって思える瞬間が増えてきたから、何かが良くなってきてるのは確かだなと。
今まで楽しくなかったの?って声が聞こえてきそうだけど、正直言って去年のフットサルは楽しいよりもしんどい、苦しいっていうネガティブな感情の方が強かった。
去年はシーズン初めにトップチームに昇格したにも関わらず、シーズン通して公式戦で出場できた時間は恐らく1試合分にも満たない。(正確にはわからないけど体感このくらい)
下半期はジンガへのレンタル移籍をさせていただいたが、怪我も多く思うようにプレーできない時期が続いた。
1年近く伸び悩んでいたからこそ、この移籍期間で結果を残してやろうっていう気持ちは大きかったし、生活も週1しかバイトできないくらいにはフットサルに費やしていた。それでも、上達を実感することはできなかった。
何人かには相談していたけど、2年の終わりに本当に部活をやめようとした時期があった。
奏太さんとのLINEに「部活辞めます、今までありがとうございました。」みたいな文章を、書いて、送信する勇気が出なくて消して、また書いて消して、ってのを1か月くらい繰り返していた。
「今辞めるのはもったいない」とかよく言われたけど、「試合にほとんど出てない自分が居なくなっても、何も変わらないでしょ」って思えるくらいには辞めたい思いは強かった。
それが気付いた時には副キャプテン、強化部長。
あっという間に辞められなくなった。拒否権があったら、確実に拒否していた。笑
もう続けるしかないって状況で辞めるって選択肢は自然と失われたわけだけど、3か月ほどたった今、少しずつ上達を感じフットサルを楽しめているので、本当に辞めなくてよかったなと。
まだ自分の理想のプレーには程遠いし満足のいく出場時間も得られていませんが、やってきたことが報われるまでは、ヘタクソなりにもがいてやろうと思っています。
テーマからだいぶ逸れてしまったが、そろそろインカレに対する思いについて書いていこうと思う。
このインカレという大会にチームとして掲げている目標は、”日本一”。
この目標を達成するには、目前に迫っている九州大会は絶対に優勝しないといけないし、こういう言い方はあまりよくないのかもしれないが、通過点でないといけない。
しかし、現状として九州大会を余裕で勝ち抜ける力があるかというと、そんなことはない。
出場しているチームはどこも強いし、2日で4試合と、かなりハードなスケジュールになる。
本当に総力戦の難しい試合になると思うけど、全員が良い準備をして、やるべきことをやれればおのずと結果はついてくるはず。
試合に出ていても、ベンチに座っていても、観客席から応援していても、どんな立場でもチームのためにできることはある。自分に何ができるのかを常に考えながら
"For the FORZA"
で、全員で九州制覇を成し遂げよう。
次に、チームに対して。
誰よりも努力してるって思える人や、常に全力を出せてて後ろめたいことがない人は、チームメイトに対して「全然足りない」とか、「もっと本気になれよ」とかって言えるのかもしれない。
FORZAに入ってから、”自分なり”に努力して、飽き性ですぐ諦める性格のわりに頑張っているとは思うけど、結局のところ”自分なり”だ。
自分が誰よりも頑張るとか、常に全力を尽くしていたとは思えない。
他の皆はどうなんだろう。
本当に難しいことだと思うけど、活動目標に掲げている”日本一”って、それくらい出来ないと、届かないんじゃないかな。
日本一になるチームは、日本一の取り組みをしているはず。
これまでの活動を振り返ってみたけど、自分も含め、まだ「もっと本気になれる」と思う。
このノートを書きながら、”自分なり”って言葉について考えてみたけど、考えれば考えるほど良い印象は出てこない。「自分なりに頑張る」って言葉にはどうも余力を感じるし、全力で頑張れなかった時のために保険をかけているかのよう。
多分、普通の生活を送っていたら「自分なりの頑張り」で十分事足りるんだろうけど、僕らが目指してるのは普通じゃないし。
やっぱりまずは"自分なり”から卒業しないことには何も変わらないのかなと。
言いたいことを理解してもらえている自信はないけど、なんとなくでも伝わっていればいいかなと思います。
気づけば2500字を超えるまとまりのない、論文のようなnoteになってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
ここまで読んでくれている人はFORZA関係者か、応援してくださっている方々かの二択だと思うので、最後に一言ずつ。
応援してくださっている皆様方へ
いつも応援ありがとうございます。インカレもインスタライブなどで配信があると思うので、現地・遠方問わず応援よろしくお願いします!
FORZAのみんなへ
”日本一”に向けて、まずは全員で九州獲りましょう!