今までとこれから(1年 #29 松尾優太)
入部から半年が経過し、大きな期待を背負う新一年生。
これまでのサッカー・フットサルとの関わり、大学でFORZAを選択した動機、今後の目標を語ってくれました。
9人目は、#29 松尾優太 (まつお ゆうた) です。
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皆さんこんにちは!一年生の松尾優太です。
四月に長崎大学に入学してから、早七か月。
入学当初は正直、こんな環境でフットサルをやっているとは思っていなかった。自分は今まで幼稚園の頃から合わせて約10年間ほど、サッカーという競技に多くの時間を費やしてきた。
幼稚園でのサッカーはボールに触れて遊ぶ程度のもので、小学校では監督から怒られながら、あまり楽しくなく練習や試合に行くのが億劫だった。
中学では全然上達せず試合に出られなくて、監督やチームメイトから嫌がらせを受け、嫌な思いもたくさんした。
高校ではサッカーに多くの熱量を注ぎ、自分のサッカーのレベルは確実に一番成長した時期だったが、これといった結果や成績も残せずに早めに受験勉強にシフトしていった。
正直、サッカーをすることに疲れていたと思う。
これまでの自分のサッカー人生は決して順風満帆というわけではなく、人よりも苦しく辛い思いをしてきたと思っている。楽しみながら、本気でプレーする経験がなかった。
そんな自分がFORZAに入部したきっかけを話したいと思う。
正直なところ、自分はFORZAに入部するまではフットサルのことを人が少なくて、コートも小さいサッカーみたいなものだろうと思っていた。
新歓に行く前に見た、大学日本一という言葉に少しビビりながらもいざ行ってみると、雰囲気も良く、本当に楽しそうにフットサルをしているように見えて、その瞬間に入部しようと思った。
ここでなら、楽しみながら高いレベルで競技をすることができるんじゃないかと思った。これまでの、人に自慢できるようなものではない自分の人生に、結果の伴った活動を楽しみながら、できるんじゃないかと。
最後に、FORZAでの今後の目標は、まずはサテライトからトップに昇格し、昇格した後にトップで活躍すること。
そのためには自分の課題である守備だったり、攻撃面でほかの選手と差をつけたり、多くの得点に絡むことが大事であると思っている。
自分は幸運なことに今年の関西遠征で、大学日本一である大阪成蹊大学との試合にほんの少しではあるが出させていただいた。
そこで体感したのは、一人ひとりの技術もさることながら、ボールを持った時の余裕というか、これが「王者」なのかと思わされるようなとても不思議な感覚だった。
ピッチに立っていない時間が圧倒的に多く、ベンチからこの試合を見ていたが、もし自分があのピッチに長く立っていたら何失点していたのだろうと思わされるほどレベルの高い相手だった。
次また対戦できる機会があったら、成蹊相手に何か一つでもいいから結果を残したいというのも自分の目標である。
今、トップには4人の一年生が昇格していて、それをサテライトから見ている自分を正直恥ずかしく思う。4人とも全員うまくて、自分との差は開いていくばかり。トップ帯同期間でトップの練習にも参加したが、トップとサテライトでは練習内容やレベルに大きな差を感じた。
トップの練習は走力、守備の間合い、強度、技術が全然違うのでサテライトの練習ではできることができなくなってしまうことがある。
あのレベルでずっとフットサルをしていたら、あの4人もそりゃうまくなるなと。そう納得をせざるを得ないほどの差だと思う。
今後の目標を達成するためには、練習の質を高めることこそが一番大事であると感じる。一つ一つのプレーで試合をイメージしながらやること、そして練習での雰囲気作りも。
試合では自分の持ち味であるドリブルを仕掛け、得点に多く絡むことでパンチのある選手になりたい。