変化(2年 #18 山下 理久)
今回のnote企画は、2年生。FORZA2年目を迎え、2度目の九州大会を終えた彼らが何を感じ、これからどう行動するのか、そんな彼らの思いが綴られています。ぜひ最後までお読みください。
2人目は #18山下理久 (やました りく)です。
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FORZAに入部して約一年半経った今、自分が感じていることを素直に書こうと思います。
拙い文章ですが、最後まで読んでいただけると嬉しいです。
今回与えられたテーマは「二度目の九州大会を終えての自分の現在地と、今後の目標について」。
まずは、九州大会そのものについて振り返る。
去年の九州大会はメンバーには入ったがベンチには入れず、試合を観客席から見守った。上から、先輩たちの九州連覇を目の当たりにした。
同じポジションの先輩のプレーを見て、一年後自分はこんなプレーができるのだろうかという不安な気持ちと、来年はトップで活躍して九州大会で優勝したいという憧れを抱いた大会だった。
あっという間に一年が経ち、迎えた二度目の九州大会。
セットには入れたものの、何一つ結果を出すことができずチームは一日目で敗退という結果で幕を下ろした。
大会までの自分を振り返ると、仲間に強い要求をすることもなく、緊張感のない雰囲気に気付きながら、何も行動しなかった。
いざ本番で負けていても、先輩がなんとかしてくれると思っていた。
本当に最低だ。
観客席から大きな声で応援してくれた、仲間やOBの方々の存在。
大学生になってチーム運営に携わることになり、今までは気付かなかった練習場所の確保、チームSNSの言葉や写真の選考、練習試合のマッチメイク、遠征や合宿のスケジュール、他にもチームのために動いてくれている人が数多くいる。
そのことに少しずつ気付けるようになったからこそ、申し訳なさと、これまでの人生史上、一番悔しかった。
自分を本気で変えると、そう誓った大会だった。
次に、自分の現在地について。
結論から言うと、2セットに入るものの、最後にピッチに立つことはできない選手。
試合終了間際ピッチに立っていられるのは、この選手なら守れる、得点できるとチームから信頼されている選手。
今の自分に、その実力はない。
守備は戦術理解が足りず、攻撃は取り立てて身体が強いわけでもなく、シュートやターンがあるわけでもない。
まとめると、怖くない選手。これが自分の現在地だと思う。
今後の目標について。
真平君(#7 土田)や圭佑君(#10 窪田)のように怪物みたいな選手になって、得点したり、賢い選手にと言いたいけど、まだそんな実力はない。
その二人を見て、かっこいいとか、いつか俺だって、とか
何回思ったことか。
考えれば考えるほど、今の自分には、いや、一生かかってもあのレベルの選手にはなれないと現実を突きつけられてしまう。
だから自分は、まず相手にとって嫌な選手になることを今後の目標にしたい。
試合終盤なのにめっちゃ走るな
ポジショニング嫌だな
ベンチからめちゃくちゃ声出すやついるな
全て、意識すればできることだと思うし、やって当たり前。
今までの自分は、これすらできていなかった。
当たり前のことをやり続ける、強い人間になる。