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成せないからこそ(3年 #28 遠江 将大)
新年度・新体制を迎え、フォルツァが競技目標として”大学日本一”を掲げる、”インカレ”の九州大会が目前(7/8-9 福岡県)に迫る中、3年生が本大会にかける想いを記しました。
2人目は、#28 遠江 将大(とおえ しょうだい)です。
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こんにちは!三年の遠江将大です。
フットサルを始めて早々二年が過ぎました。
ノートを書くのは今回で三回目ということで、時間が経つのが早いなと実感しながら書き進めたいと思います。
今回のテーマは「メインの学年として臨む“インカレ”と“チーム”に対して思うこと」について。
先ほども書きましたが、今や三年生、メインの学年になりました。
その現状はというとサテライトのキャプテンを担うことになり、チームを引っ張っていく立場。
そうです、メインの学年でありながら未だに自分はサテライトでプレーをしています。
去年のサテライトはチームとしても、県リーグも大学リーグも全然勝てなかった。ほとんどのゲームで得点は少なく、失点だけが嵩む。
そんな中トップチームは九州で三冠を獲り、全国でも5位。サテライトとトップの実力差はあまりにも離れていた。
このままだと、チームにとってサテライトが足を引っ張る存在になってしまう。日本一を目指すのなら、サテライトがトップを脅かすような存在にならなければいけない。
サテライトのキャプテンとして、今年は一人でも多くトップチームに食い込めるような雰囲気と熱量を、自分中心に作れたらと思います。
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もちろん、自分がトップに上がって活躍したいという気持ちは去年から変わりありません。
去年と比べて変わったのは、トップチームのTRMや広島遠征で帯同の機会を与えてもらえるようになったこと。
1年間、トップチームを目指すために、
・ピヴォでありながら体重が軽いため、食べる量を増やす
・筋トレで、当たり負けない体づくりをする
の2つを取り組んできました。
結果的に、去年に比べて体重を6キロ増やすことができて、自分でも成長した部分であると感じています。
これらを前向きにとらえられる反面、一方で練習はサテライトのまま、なかなかトップチームでの帯同練習はさせてもらえておらず。
そんな中、インカレの長崎県大会が近づいてきました。
メンバー発表は既にされていて、その中に自分の名前はない。
やれることはやったし、選ばれたメンバーには納得しているし不満はない。けど、やはり悔しい。九州大会こそはと練習を励んでみたものの、おそらく九州でも選ばれないと思う。
実際、同じ学年のメンバーや後輩が出ている試合を応援するのは複雑で、正直なところメンタル的にしんどい。
だからと言ってサポートに手を抜くつもりはないし、全力でやるつもりでいる。
このノートが九州大会の予選が始まる前に読まれるかはわからないけど、もし読んでいるなら選手たちは死ぬ気で優勝を勝ち取ってきてほしい。
これは自分が成せないことで、託すしか出来ないこと。
本当は自分がピッチに立って、優勝トロフィーを掲げたかった。
でも、それはおそらくできないから全力でサポートを頑張ろうと思う。
もう一度言うけど、選ばれた選手たちは死ぬ気で優勝を勝ち取ってきてほしい。
日本一を目標に掲げているチームであるなら、それぐらいはやってもらわないと困る。
そうすれば、自分にもまだ全国大会でのチャンスがある。
去年より上の舞台で、去年より強いFORZAで”大学日本一”を目指す。
そして、そこに自分が入れるように。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
#28 遠江 将大(とおえ しょうだい)
学年:3年
学部:工学部
出身校 / 出身県:広島皆実高校 / 広島県