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和ガラス美術館を訪ねてみました! #2 東京都墨田区 廣田硝子さん
前回、墨田区を探索した際には伺えなかった廣田硝子さんの「和ガラス美術館」を訪ねてみました。
和ガラス美術館は、今年の8月に始まったばかりということで今回、第一回目の企画展である「駄菓子とガラス菓子瓶」に参加してきました!
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美術館で参加!?というと不思議な感じがするかもしれませんが、そこが重要なところで、こちらの和ガラス美術館は、廣田硝子さんの所蔵品を展示するガラス美術館なのですが、ツアー形式・予約制となっていて、なんと代表の廣田達朗さん自らが館内を一緒にまわりながら企画展や所蔵品について紹介していただけるんです。
これはなかなかできない体験だと思います。
館内に入ってまず目に飛び込んできたのが後に名前を知って納得したのですが、企画展の中央に展示されていた「地球瓶」です。
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廣田さんが所蔵する一番大きい地球瓶だそうです!
昔はおせんべいを入れる瓶として使われていたとのこと。
この迫力ある大きさとやさしい曲線美は見る価値ぜったいアリです!!
大きい地球瓶をつくるには経験はもちろんのこと、なんといっても肺活量が必要だそうです。あの大きさまで吹いてつくるなんて想像しただけでパニックです。容易につくれないことがわかります。
他に展示されていたガラス瓶もどれもどこか懐かしくそして個性的。
今のお菓子をパッケージのままガラス瓶に入れてもとても素敵だと思いました。想像するだけで心がほっこりします。
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企画展を見た後は、廣田硝子さんが1930年代頃より以降販売していた懐かしの製造品のほか、会長 廣田達夫さんが自ら蒐集した和ガラスやヴィンテージガラスのほか、成形金型などの製作器具、専門書などが展示されている空間へと進んで行きました。
中央のスペースに歴代のお醤油差しが並べられていて思わず好きな形を探してしまいました。
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さらに奥のショーケースのスペースには貴重なガラス製品が多く展示されていて、その中に、2020年グッドデザイン・ロングライフデザイン賞を受賞された「元祖すり口醤油差し」も展示されていたました。
“液だれせず、持ちやすく、倒れにくい。”
自分も日々使わせてもらっている大好きなアイテムです。
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他にも思わず懐かしい~と言ってしまうレトロなグラスや形・デザインが素敵なもの、そして全く見たことがないものもあったりと、様々な所蔵品との出会いを愉んでしまいました。
また硝子に関する書籍の量が圧巻で、時間がゆるすのであればしばらく居座りたかったですが、またの機会に。
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企画展の方から見てまわり約1時間ほど、廣田硝子さんのヒストリーが詰まった美術館ツアーでした。参加された方は、必ずどこかで「おっ!」っとなる発見があるのではないかと思います。
興味のある方はぜひ参加してみてください!
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廣田硝子 和ガラス美術館について
明治32年創業、東京で最も歴史がある硝子メーカーの一つ、廣田硝子株式会社の所蔵品を展示するガラス美術館です。 1930年代頃より以降販売していた懐かしの製造品のほか、会長 廣田達夫が自ら蒐集した和ガラスやヴィンテージガラスのほか、成形金型などの製作器具、専門書などを展示しています。 人々の感性に訴えるガラスのぬくもりと、脈々と受け継がれてきた職人の技をぜひご覧ください。