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鳥取旅行 part1

11月27日、いよいよ鳥取へ初乗りです。

マネキネコ地方は前日夜から大雨で、どうなることかと思いましたが、朝には雨が止みました。

通勤ラッシュを避けるため、4時半に起きて6時の始発のバスで出かけることにしましたが、予想外にバスも電車も混んでいてびっくり。

コロナ以降、時差出勤も当たり前になったこともあり、早朝から出勤される方も増えたのかもしれません。


出発予定の2時間前に空港に着き、ラウンジで眠気覚ましのコーヒー飲みながら、出発の時を待ちます。

気になるお天気ですが、鳥取地方は旅行期間中ずっと雨の予報でした。

晴れ女の私は、絶対晴れるだろうとたかをくくっていましたが、当日朝の予報も変わることなく雨のままでした。

雨だったらどうしようかと思いながら、飛行機は10分遅れで出発しました。

さて、私が乗った機材はA321、シートは10B。

非常口の横の2席の席です。

最初は少し音がうるさく感じましたが、飛び立ってしまえばとても快適な席。

窓は小さいので外の景色を眺めることはできませんが、後ろも広いし、トイレに行くのも気を使わずに済みます。

もっとも1時間半位なのでそんなに気にする必要もありませんが。

1.鳥取コナン空港

予定より遅れて無事に、鳥取コナン空港に到着✈️

ドアを出るといきなり左右に名探偵コナンの絵がお出迎え!

いきなりのことで写真を撮る暇はありませんでした。

そして、エスカレーターの前にはどどーんとコナンと蘭ちゃんが出迎えてくれます😆

テンションが上がります!

到着ロビーに着くと、知人が迎えにきてくれていました。

7〜8年ぶりの再会でわかるかなぁ? と心配でしたが、すぐにわかりました。

知人のことは長年個人的に、「鳥取のおにいさん」と呼んでいたため、自然に「おにいさん」と呼んでしまい、これから3日間ずっとおにいさんと呼び続けることになりました。

そしてなんと3日間ずっと、私の観光に付き合ってくださったのです。

本当に感謝しかありません。

この日、私の希望であった浦富海岸の遊覧船を予定してくれていましたが、波が高いため欠航となっているとのことでした。

雨も降ったり止んだりだったため、雨の合間を縫っての観光を計画してくれていました。

雨が降らぬ間にさっさと出かければよかったのに、すっかりテンションが上がっている私は

「ちょっと空港の中も見る?」

という言葉に、ちょっとどころではなく隅々まで見てしまいました笑

どうやらお兄さんものんびりした性格のようで、お土産屋さんもあるよ、などとノせてきます。

空港内はコナンだらけで、ちょとで済まないことはわかっていたのに(笑)

これは外せない写真スポット!
コナンくんが見どころを紹介してくれます
トリックアートのラクダに乗ったコナンくん
阿笠博士の発明品。 靴が意外と大きくて驚きました。
絵あわせパネル
喫茶ポアロの安室さんがお出迎え。
小五郎さんはここでも眠ってました😴
棚にはさりげなくサインプレートが飾られています
国際線搭乗口の隣には赤井さん
2階にも登場人物のイラストがたくさん!
私のイチオシ 怪盗キッド
階段を上がる手前にも大きなイラスト
踊り場には新一と蘭ちゃん
恋人たちはここ永遠の愛を誓うのかな?!

2階に戻ると、なんだか下でイベントの準備か何かが始まった模様。

よく見ると…

!!! コナンくんがいるー!

おにいさんを置いて走り出す私w

真実はひとつ!

無事に決めポーズのコナンくんを写真に収めることができました。

平日のせいか、空港がめちゃくちゃ空いていて、並ぶことなく写真撮り放題。

最終日はここでイベントがあり荷物がたくさん置かれていてエリアにも入れなくなっていたので、この日コナン君と会えて写真まで撮れたのはラッキーでした。

2階から下をのぞくと、1Fのドアの上には、なんとキッド様!

キッド様といえばこのポーズ!?

以前は別の場所にあったそうですが、この場所に移されたそうです。

この日の予定は、浦富海岸の遊覧船、鳥取砂丘、砂の美術館の予定でしたが、あいにくの悪天候で遊覧船は欠航のため、砂丘と美術館を巡りました。

ルート上、先に砂の美術館の前を通りかかったので美術館に入りましたが、おにいさんは帰宅してから奥様に「さきに砂丘に行ったと思っていた」と言われたそうです。

雨が降る前に行けばよかったのにと言われたそうです。

雨は一日中、降ったりやんだりでした。

2.砂の美術館

予定を変更して砂の美術館へ。

外にある美術館の名前の入ったものも砂の彫刻でした!

毎年テーマが変わるそうで、今年は第15期 テーマはフランスです。

美術館に入る前に、隣の建物に入ってみます。

かわいいくまちゃんの砂像とラクダがお出迎え。
ポケモンもいるよ
鳥取の名品、梨も砂でできています
山陰地方は麒麟獅子が有名らしい。場所によって少しずつ顔が違うそうです。

さて、いよいよ砂の美術館に入ります。

圧倒的なスケールの砂像の一部をご紹介します。

ドレスのレースの部分や、細かい布のひだの柔らかい雰囲気まで表現されていて、とても砂だけでできているなんて思えないほどです。

右は栄華を誇る王と王妃、左はギロチン代の露と消える王
髪の毛のカールや、衣装の模様もリアル
髪の毛の動きが、本当に風になびいているように見えます
メインはベルサイユ宮殿
2階からしか見ることのできない全貌
全てが緻密で驚くばかり

美術館を出て外の庭を陸に上がっていく途中にも小さな砂像がありましたが、いくつかは崩れてしまっていました。

丘の上は展望広場になっていて、鳥取砂丘が見渡せます。

砂丘と日本海
丘の上にも砂像が。こちらは制作工程を公開していたようです。
幸せの鐘

砂丘に向かって1回だけ鳴らすということなので、願いを込めて鳴らしてきました。

ここから外にも出られますが、再入場はできないので下に下りて駐車場に戻ります。

売店前にクリスマスバージョンの砂像がありました。

文字が少し壊れていることに写真をみて後から気づきました。

やはり外にあるものは、雨風の影響で壊れやすいのですね。

砂の美術館は1月~3月まではお休みです。

その間に、前年のテーマの砂像を全て壊し、次の年のテーマの制作にあたるそうです。

こんなに立派な砂像が壊されてしまうのはもったいない気がしますが、そのおかげで毎年違う砂の彫刻を見ることができるのですよね。

砂像は鳥取砂丘の砂と水だけでできているそうです。

子供の頃、砂でお城を作ったりしたことを思い出しました。

もちろんレベチですが(^-^;

3.ランチ

美術館を出て、遅い昼食に向かいます。

案内していただいたのは、鳥取市内のfikaというお店。

おしゃれなレストランで、お味も美味でした。

サービスのパスタの素揚げ。うっすら塩味
カキフライを頼みました。ご飯かパンが選べます。
ランチセットはサラダとスープ付

腹ごしらえの後は、いよいよ鳥取砂丘へ向かいます。

4.鳥取砂丘

道中、振ったりやんだりではありましたが、この時点では、ぎりぎり雨は降っていませんでした。

遠くに見えるのが「馬の背」

この時期は人もまばらですが、GWや夏は馬の背の上にも人がびっしりだそうです。

とりあえず馬の背に向かって歩き出しますが、砂の上は歩きづらく、一旦すり鉢状のそこに向かって降りてから上るので、結構きついです。

私たちはゆるい傾斜を選んで歩きましたが、お子さんや若い人たちは、わざと左側の急傾斜のところを上るのだそうです。

馬の背

馬の背に向かって歩き始めると、急に雨が降り出しました。

風が強いので傘は役に立ちそうもなく、マスクで顔を砂から守りながら突き進みます。

遮るものが何もないから、もろに風があたりよろよろしながらもなんとか馬の背にたどり着きました。

馬の背から臨む日本海。遠くに見えるのはくじら島
正式名称は海士島(あもうじま)
遮るものがなにもない日本海

風の凄さと、風によって砂が動いて模様が変わっていく砂丘を撮影しましたが残念ながらここには紹介できないようなので写真だけ載せます。

わかりにくいですが、遠くの方の景色が画面右に向かって砂が動いている様子です。

ラクダに乗りたかったのですが、雨が強くなってきたので急いで車に戻りました。

このあとドライブがてら海岸線と山の中を走り、車の中から浦富海岸の景色を眺めました。

小さな島がいくつもあり、船で島の近くまで行けるのが醍醐味ですが、残念ながら今回の旅では遠くから眺めるだけで我慢することにしました。

5.仁風閣

少し時間が余ったので、仁風閣に連れて行ってくれました。

国指定の重要文化財なのでぜひ見てみたかったのですが、事前の調べでは工事中のためR10年度下半期まで長期休館とあったため諦めていました。

実際は建物の中に入れないだけで、敷地内には入ることが可能なのだそうです。

外壁はかなり塗装がはがれています
庭園が美しい
紅葉も見事です
裏山からは町が一望できます
私の後ろはお城の石垣
紅葉と白い建物の調和が美しい

仁風閣についての詳細は、こちらに詳しく紹介されています。

現在、鳥取城跡の復元も含めた大規模な改修工事中ですが、改修に当たっては仁風閣隣の高校に移転をお願いしていたそうです。

もともとは高校の敷地もお城の敷地だったのでしょう。

ところが高校のOBが「この場所がいい」と譲らず、移転の話はなくなり今の計画に落ち着いたのだそうです。

高校はお城のすぐ下で仁風閣の隣、とても良い立地です。

そこにいたい気持ちもなんとなくわかります。

6.観水庭こぜにや

この日の宿は、鳥取市内の「観水庭 こぜにや」さん。

車が駐車場に入るとすぐに宿の人が飛んでいらして案内してくれました。

鳥取駅からも徒歩10分程度と立地もよく、街中とは思えない広さと静けさが広がっていました。

天然温泉で、おにいさんおすすめの宿でもあったので迷わずここに決めました。

お料理がおいしいとの評判もありました。

昭和天皇と皇太子・皇太子妃、文豪島崎藤村も宿泊したとかしないとか。

私のお部屋は離れの2階205号室
ドアを開けると急勾配の階段
お部屋の窓からは中庭が見えます
池の向こうのドーム型屋根は大浴場
右手奥には予約なしで入れる貸し切り浴場2つ


夕食メニュー
海の幸がたっぷり。カニもたっぷり堪能しました
次々と運ばれるお料理
この頃の居はお腹もいっぱいになってきました
茶碗蒸しでお口直し

この後、お鍋一杯のけんちん汁とご飯が運ばれる予定でしたが、とても食べきれそうにないので、ご飯は辞退し、けんちん汁はお椀に少しだけいただきました。

香のものが美味しかったです
デザートは別腹。
金時芋のプリン、愛宕梨、富有柿

宿に着いてすぐ、貸し切りの露天風呂をいただき、寝る前に大浴場を堪能したので、朝はもう一つの貸し切り風呂(内湯)を楽しみました。

お湯はねっとりした透明のお湯で、お肌がすべすべになります。

お風呂場に行くまでには紅葉を楽しむこともできます

朝食の会場は夕食とは別のお部屋。

朝食メニュー
左奥のお豆腐の上には湯葉がのっています
お魚もあぶって温かいものをいただけます

奥の赤い器にはらっきょうが入っていて、つまんでみたら酸味が控えめでとても美味しくて、ぼりぼりといくつもいただいてしまいました。

こぜにやさんともお別れして、次の観光に向かいます

温泉も、お食事も、スタッフの方の対応も☆☆☆☆☆でしたが、たったひとつ改善してほしい点があります。

それはお布団です!

敷布団が薄い! とにかく薄い! まるで畳に直に寝ているようでした。

背中や腰が痛くて、全然眠れませんでした。

せっかく温泉で疲れた体が癒されても、布団がすべてを台無しにしてしまいます。

それ以外は最高でした。

最期まで読んでいただき、ありがとうございました。

楽しみにしていたラクダと浦富海岸の遊覧船がクリアできず、ちょっぴり残念な出だしとなりましたが

鳥取砂丘は想像以上に雄大でザ、砂丘でした。

死ぬまでに一度は見てみたいと思っていたので、今回行くことができてよかったです。

雨の砂丘もなかなかレアだと思うので、湿った砂の重さなどを直に体験することができ楽しめました。

ラクダはこの日雨が降ってきたので乗らずに車に戻ってしまったのですが、この日がラクダをみることができるラストチャンスだったようです。

おにいさんには全部頼る予定ではなかったのですが、結果的に最終日までの3日間、ずっと案内していただくことになりました。

おかげで行けないだろうと思っていたところも訪れることができたし、予定になかったところにも行くことができました。

旅の疲れが出たのか、昨日の夜から腰が痛く、今日はぎっくり腰の症状が出て歩くのもままなりません。

明日からの仕事、大丈夫かなぁ(^-^;

さて、鳥取旅行2日目はコナン尽くしです。

次回もお楽しみに!

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マネキネコ
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