見出し画像

パケットを自作する、ということ。

最近、家にいる方々が多い中で(自粛生活お疲れ様です)、マジシャン同士がZOOMやSkypeなどのツールを使い「オンラインセッション」を行う機会が増えていますね。

私も、限られた時間の中でお会いできる人とセッションをすることがありますが、その中で「自作のイラストパケット」が話題に上りました。

それぞれの方法があるとは思いますが、何かの参考になればと思い、自分なりの作り方を紹介いたします。

・印刷するカード
A-ONE マルチカード 各種プリンタ兼用紙
https://www.a-one.co.jp/product/search/detail.php?id=51002
これは一例で、要は名刺サイズで表裏印刷できるならどのメーカーでも構いません。ただし、光沢紙のような厚みのある紙は避けたほうがいいと思います。
ちなみに、各メーカーには印刷に便利な専用アプリが公開されていることが多いです。A-ONE社は「ラベル屋さん」というアプリがあり、私もこれを使わせてもらっています。

・ラミネーター
私が使っているものは10年以上前に購入したので、商品そのものの紹介はあまり意味がないですが、ポイントとしては「4本ローラー」以上の製品を選択することです。
2本ローラーは仕上がりがどうしても反ってしまうので、カードマジックに使うには向いていないのです。かといって6本ローラーになると値段が跳ね上がるので、現実的には4本が最も手に入れやすいと思います。
ちなみに私はアイリスオーヤマ社の商品を使用しています。

・フィルム
名刺サイズならほとんど厚さは100ミクロンだと思います。可能であればラミネーターと同じメーカーのもののほうがより良いでしょう。

・注意点
ラミネートされたカードは、カードのある部分とエッジの部分で厚みが違います。
枚数が増えれば増えるほど、ピンチグリップなどで扇状に広がる幅が大きくなりますので注意が必要です(実際はこんなにたくさんホールドすることないですけどね…)。

画像1

ピンチグリップを使うカウントなどは、少しだけ深く持つとやりやすいです。また、プッシュオフの時も若干癖があります。

厚みを一定にしたい場合は、全体のサイズが一回り大きくなりますが、ラミネーターを使わない手貼り式のフィルムを使うのも一つの手です。
https://www.nakabayashi.co.jp/product/detail/53019


以上、手作りパケットの記事でした。
今はこんなカードを作って、何か素敵な手順ができないか考えているところです。

画像2


みさわみきより

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?