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【2024シーズン優勝・昇格記念】北海道フォルトゥナフットボールクラブってどんなサッカークラブ?

はじめに。


こんにちは。

今からこの記事を書くのは、北海道フォルトゥナフットボールクラブの設立者、代表の竹内です。

これからJリーグ参入を目指すにあたり、本クラブのことをより多くの人に知ってもらいたく、この記事を書いています。

2024シーズン優勝・昇格


北海道フォルトゥナフットボールクラブに関わる全ての皆様、いつも応援ありがとうございます。

先日、2024年9月8日の札幌社会人サッカーSリーグ(北海道3部)最終節をもちまして、2024シーズンが閉幕となります。

おかげさまで、今シーズンの優勝、来季昇格が決まりました。

今シーズンの優勝により、2025シーズンは札幌ブロックリーグ(北海道2部)へのリーグ参加になります。

北海道フォルトゥナフットボールクラブの歴史と成長

情熱のクラブを創る。

僕が北海道フォルトゥナフットボールクラブを始めるきっかけとなったのは、スペインのアトレティコ・マドリードというクラブ。

アトレティコだけではなく、ヨーロッパのサッカークラブの情熱に心を奪われた。

サッカー大国ドイツやスペインはもちろん、ヨーロッパのサッカー文化は凄い。

サポーターの熱量が尋常ではない。

日本にはない文化、環境だった。

これを日本でもやりたいと思ったのがきっかけ。

2018年、始動。

2018年に北海道フォルトゥナフットボールクラブを立ち上げて今シーズンで7年目が終わります。

今シーズンの優勝により、Jリーグ昇格にまた一歩近づきました。

今年含め、JFL昇格への大事な準備期間でした。

札幌市のリーグ編成

北海道フォルトゥナフットボールクラブは、2018年に札幌Lリーグから参入し、昇格を続けてきました。

最短でJ参入を目指します。

2026年北海道1部へ、2027年にはJFL、2028年にはJ3、2029年にはJ2、2030年にJ1へ。

クラブの歴史

エンブレム

生態系の頂点へ。

そんな想いを込めて作られたこのエンブレム。

デザインは、株式会社niveauの松尾さん。

とある経営者交流会で、株式会社niveau代表の菊島さんと出会いました。

デザインができるということで依頼し、びっくりするくらいの応援価格でロゴ制作をしてくれました。

熊というのは決まっていて、サッカークラブだけど、アパレルラインも作りたくて、あまりスポーティーな感じにしたくないんですよね…。

というアバウトすぎるオーダーに完璧に応えてくれた松尾さん。

天才か。

ヨーロッパのクラブのユニフォームって、カッコいいチームが多い。

週末は、町がその地域のクラブのユニフォームを着ている人が多くいる。

でも、北海道のとあるサッカークラブ、試合日にユニフォームを着て町を歩いている人はなかなかいない。

札幌ドームのトイレで着替えている人、多い。

僕が理想とするのは、スタジアム外で着ていても恥ずかしくないユニフォーム、というか、恥ずかしくないクラブのブランディングをすること。

まずはクラブの顔、エンブレムから。

このエンブレムで、Jリーグへ。

嫌われていたクラブ。

人を育てるクラブでありたい。

チーム設立当初、ガラの悪かったうちのクラブ。

最初は人集めが難しかった。

でも、Jリーグ参入を目指すのであれば、まずは始めないと年々出遅れていく。

僕は、準備万全にしてから始めるというよりも、まずは始めちゃいたいタイプ。

そんな中、最初は僕の高校の同級生、後輩、その友達の繋がりを活用して選手を集めた。

頭の悪い人が多かった。

試合中にヒートアップして、喧嘩する選手もいた。

最初の評判は当然悪い。

そんなチームは目指していない。

多くの人に応援されるチームになる必要がある。

選手の振る舞い、人柄、情熱、想いなど。

サッカー選手である前に、人として成長しよう。

もう何万回と言ってきたフレーズだと思う。

当たり前のように挨拶はしよう、遅刻はしないようにしよう、最低でも連絡はしよう、ゴミは気づいたら持ち帰ろう。

こういう細かい部分って、サッカーのプレーに出るんですよ。

いちいちうるさいな…と思われていたと思う。

でも、上を目指すなら、当たり前のことを当たり前にできない人は必要ない。

辞めてしまった選手もいるけど、多くの人は少しずつ変わってくれていた気がする。

新加入選手も多いですが、今のチームメンバーは、その部分ではかなり良くなってきている。

クラブが愛する選手を。

初期メンバーが1人だけ残ってくれています。

唯一の初期メンバー、背番号14番、渡邉文哉。

7年間、僕の活動を一番長く見ている選手であり友人。

同い年で、育った環境も似ている。

小中とそれぞれ、札幌市内では強いクラブチームのライバル同士でした。

大人になり、今年は家族、子供が増え、なかなか参加できない時期もありましたが、1年目から在籍し、近くにいてくれる選手がいることが、一番の幸せです。

クラブが選手に愛されることも大事ですが、僕が目指すクラブは、こういう選手のように、「クラブが愛せる選手」を増やすこと。

ビジネスだけど、サッカーの能力だけど、リーグが上がるにつれて強くなってきたからといい、契約だから、他の選手を獲得したいからと、今いる選手を雑に扱わないクラブになる。

これは、当たり前のようだけど、今のプロクラブにも幸せじゃない選手は山ほどいる。

それは、サッカー選手としてじゃなくても、セカンドキャリアをサポートしてあげたり、フォルトゥナにいて良かったな、自分が選手を辞めても一生応援し続けたいなと思ってもらわないと意味がない。

まずは、頑張ってくれている選手を愛することから。

これ、一番大事です。

多くの同年代に支えられている。

チームは強化と共に若返っていますが、同年代の多くに支えられています。

同級生であり初期メンバーの文哉をはじめ、小中と同じクラブチーム、アンフィニMAKI.FCというチームで活動していた同級生と1個下の後輩が7名ほどいる。

当時、札幌ではコンサドーレジュニアユースと肩を並べ全国大会に出れるほど強かった。

高校進学後も強豪校に行ったり、コンサドーレユースに行ったり、海外にチャレンジしてきたような、北海道では名の知れている選手ばかり。

僕の歩んできたサッカー人生で出会った人たち、そこそこのレベルでやってきた選手、サッカーIQの高い選手が多い。

そんな選手が今、僕のチームに集まってくれている。

1個下の後輩、背番号2番、佐々木大輔。

全国大会出場

2023シーズン、初の全道大会、全国大会出場を決め、クラブとして大きく成長を感じた年となりました。

全国大会出場は自分たちにとって大きな目標でした。

全国の目標を叶えるまでに6年間もかかりましたが、今までの積み重ねがあったからこその結果です。

チーム運営って難しい。

経営も難しいけど、運営も難しい。

監督と選手のコミュニケーション、選手のメンタルケア、社会人は特に。

監督は代表の僕です。

正直僕は監督としての能力があるかと言われれば、そうでもない。

選手との距離も近すぎてやりづらい。

でも今は監督を雇う金銭的余裕はない。

やるしかない、ついて来てもらうしかない。

選手からの批判は間接的に入ってくる。

それが一番しんどい。

まだアマチュアの社会人サッカーだから、家族がいる選手もいるし、学生もいる。

試合は基本的に土曜日と日曜日。

休日にサッカーをしに来てくれて、人数オーバーでベンチ外なんてことは珍しくない。

そういう選手もいないとサッカークラブって成り立たない。

いつも練習に来てくれているのに、どうしても試合に出してあげられない場面がある。

気持ち的にはかなり辛い。

ときには嫌われる勇気も必要だ。

僕の決めたメンバー、戦術、納得のいかない選手もいたはず。

でも、最後は全員そこに向かって頑張ってくれた。

その結果、全国大会出場を決めることができた。

もうフォルトゥナに来てくれて4年になる選手がいる。

背番号11番、武田功平。

全国大会出場を決めた試合で、決勝ゴールを決めた選手。

年々強化のために選手が増える中、仕事もある中、活動に参加してくれて、試合に出続けてくれている選手。

間違いなくチームの中心で、必要不可欠。

全員で勝ち取った勝利だけど、長く頑張ってくれている選手が結果を出すと、ものすごく嬉しく思う。

こういう選手を増やしたい。

きっと辛いことの方が多かった6年間、色んな感情がありました。

2023年は、このクラブで初めて全国大会の舞台を味わえた。

日々の嫌なことは、結果が出た時に全部吹っ飛ぶ。

僕の監督は、今シーズンで終わりです。

支えてくれた全ての人に感謝。

ありがとうございました。

JFL参入に向けて。

2025年、準備。

2025シーズン、北海道2部参入により、第一目標のJFLまでは最短で2年となりました。

JFL昇格のための地域チャンピオンズリーグに向けたクラブ強化、選手補強、運営資金調達など、なかなかアマチュアリーグの下部カテゴリではできなかった準備を今年から行なっていました。

2025年は更にクラブの成長を加速させ、「プロクラブ」になるための準備をしていきます。

監督の就任。

2025年1月1日にリリースを出します。

それまで詳細は公開できませんが、情熱の監督が就任します。

代表の僕に並ぶくらい熱い男です。

7年間僕がほとんど一人で運営してきたこのクラブに、初めて人が加わります。

組織を大きくするには、人が必要だ。

一緒にJリーグを目指そう。このクラブが世界一だ。

こう言える仲間が何人いるか。

こちらもお楽しみに。

実は陰で支えてくれている牧田という男。

実は牧田という奴がいる。

選手のために水を用意する牧田。

不器用だけど、愛されキャラ。

スポンサー営業の入り口は、牧田が担当することが多い。

実はトークはあんまり面白くない牧田…。笑

でも愛されキャラの牧田。

牧田が連れてくる人たちに、「牧田ってどこが面白いんですか!?」って聞いても、あんまり明確な答えは返ってこない。

でも、まっすぐで素直でいい奴。

そこが、人に好かれる良い部分だと思う。

僕との出会いは、2019年に開催されたフットサル。

だった気がする。

初期メンバーに小松っていう後輩がいて、その小松の審判仲間だった牧田。

当時はプロのサッカー審判を目指していた牧田。

牧田とは昔から、夢を語り合うことが多かった。

あの頃牧田は「サウナをやりたい!」と言っていた。

少し飛んで今シーズンの始めのこと。

審判を続けてきたけど、プロのサッカー審判で生きていくにも厳しい時期になっていた。

牧田「でもサッカーには携わりたい。」

竹内「じゃあ、フォルトゥナでJまで一緒に行こうや。」

めちゃくちゃ端折ると、こんな感じ。

で、今はチームの帯同審判や、スポンサー営業のアポ取りをメインにやってもらっている。

実は牧田のサウナをやりたいという夢を、フォルトゥナが少しだけ叶えることができた。

うちのクラブのメインスポンサーで、北海道ホテル&リゾートという、北海道でいくつかホテルや温浴施設を経営している会社がクラブを支援してくださっている。

その中に、サウナコタンという札幌で人気のサウナがあり、そこで働きながら、サッカーがある日は休みを頂き、仕事とサッカーの両立を実現している。

このような、アマチュアクラブにとってはありがたい環境のおかげで、チームが成り立っています。

顧問の福田さん。

2024シーズンより弊クラブには、福田拓哉氏が顧問として就任しています。

立命館大学経営学部を卒業し、京都パープルサンガ(現京都サンガ.FC)、福岡ソフトバンクホークスと様々なクラブでスポーツビジネスを経験し、新潟経営大学(准教授)、九州産業大学(准教授)を経て熊本ヴォルターズ代表取締役社長に就任、現在は熊本ヴォルターズの非常勤取締役としてチームに残りながらの中、本日付けで「北海道フォルトゥナフットボールクラブ」の顧問として就任して頂きました。

福田さんとの出会いは、2019年に北海道の小樽市で行われた「小樽スポーツビジネスサミット」というスポーツビジネスイベントでした。

イベントの運営メンバー

スタッフとして開催メンバーだったのが、僕たちの出会いです。

ここから勢いを付けたい弊クラブにとって、福田顧問の就任は本当にありがたいお話です。

実は2025年、北海道フォルトゥナフットボールプレゼンツで、北海道スポーツビジネスサミットの開催を計画中です。

クラブ専用グラウンドの建設。

2025年、クラブの専用ホームグラウンドを建設します。

アマチュアクラブでは、なかなかできない規模のプロジェクトです。

・105m×68mの公式サイズのサッカーフルコートピッチ
・北海道の冬でも使える40m×20mの室内練習場
・シャワールーム、ロッカー付きのクラブハウス

この3つを建設します。

建設費総額、約4.5億円。

なぜアマチュアクラブでこんな事ができるのか。

圧倒的な自信と、圧倒的な組織力。

Jリーグ参入に絶対的な自信があります。

言語化って難しい。

昔から、根拠のない自信を持つのが得意だ。

誰かやってるんだから、俺にできないわけがない。

俺なら絶対に叶えるまで諦めない。

絶対に大丈夫。

こういうの、多い。

でも、明確なプランや根拠もあります。

このプロジェクトに相当な自信がないと、4.5億円をサッカーに突っ込みません。

普通やんない、そのお金で別のことやった方が良い。

と言われまくってます。

まずお金はどこから出てるの?

経済力のあるアマチュアクラブ。

弊社では、不動産や人材育成もやっています。

ベースはマンション経営です。

その固定資産の売却による資金調達で、資金を作ります。

もちろんサッカーグラウンドだけ作って終わりではありません。

ビジネス的に考えれば、やはりストック収入があるに越したことはありません。

スポンサービジネスに頼りすぎないサッカークラブを目指すために、月々安定した収入を得られる仕組みも作ります。

自社ビル建設

自社オフィス、テナントとしても賃貸に出せる小規模なビルも建設します。

理想は、選手が利用できるスポーツジムをフランチャイズで始める、又はテナントで入れる、路面店であれば歯医者や治療院など、様々な選択肢があります。

サッカークラブが運営するカフェ、バー、アパレルブランドなど、様々な事業展開、選手寮の運営なども視野に入れています。

スポーツビジネスだけで生き残るには非常に難しい日本で、いくつかの収入源を確保できることは、経営においてかなりの強みになります。

まちづくり

僕たちが目指している「まちづくり」計画

町を作りたい。

サッカーで盛り上がる町を作りたい。

北海道フォルトゥナフットボールクラブが常に身近にある町を作りたい。

クラブのホームスタジアムがあり、近隣には学校、飲食店、スーパー、デパート、病院、マンションがあり、人が住むエンタメの町を作りたい。

観光資源が豊かな北海道で、スポーツを通してさらに盛り上がるような場所を作りたい。

今、北海道では「エスコンフィールド」がかなり盛り上がっている。

サッカーと野球では試合数も異なり条件も違うけど、サッカーの可能性を考えれば、北海道で一番盛り上がるスポーツ団体を目指すことも可能だと考えています。

目的地となる場所創りを。

北海道内の方に愛されるサッカークラブを目指すのはもちろん、北海道外、海外から愛されるサッカークラブを目指しています。

我らのホームタウンが「観光の目的地」となるような町にすることを目標にしています。

クラブ自体に価値があることに加え、北海道の良さを活かした食や文化を最大限表現できるスタジアムを目指します。

スポーツクラブの存在価値

「地域の皆さまの生活をほんの少しだけ豊かにすることと、その多くの人々を笑顔にすること。」

サッカークラブに限らず、スポーツクラブの存在価値は、地域の皆さまに寄り添えることです。

地域の皆さまの生活をほんの少しだけ豊かにすることと、その多くの人々を笑顔にできるサッカークラブを目指しています。

少しでも多くの人が、幸せになれるクラブを創ります。

最後に。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

今後の記事でも、選手の紹介やチームの紹介を積極的にしていきます。

最後に、現在北海道フォルトゥナフットボールクラブでは、まちづくりの第一歩として、バーを運営しています。

札幌市の中心街すすきので、サッカークラブの運営するバー、タイミングが合えば選手にも会えるバーをオープンしています。

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BAR FORTUNA

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