NOT WONK「dimensions」を聴いて感じたこと
はじめに
音楽は、聴いているだけでワクワクしたり踊りたくなったり時には泣きたくなるほど胸を打つ力を持ちます。大変感情との紐付きが非常に強い娯楽です。
そして耳で聴いて気持ちよくなるだけでなく
歌詞から情景や心情を想像することで心が動かされるのも、音楽の素晴らしさのひとつではないでしょうか。
特に私の大好きなNOT WONKというバンドの歌詞は、私に多くの気付きを与えてくれました。
そこで今回はそんな「歌詞」に注目した文章を書いていこうと思います。
人生に後悔を残さないために
Dimensions / NOT WONK
みなさんはやりたいことやれていますか。
他人の価値観や世間の常識に踊らされて、自分の本当の願いではない夢に惑わされてはいませんか。
私はこの曲を聴いた時に「後悔しない人生」について考えさせられました。
という訳で、ここでこの曲の好きなフレーズをご紹介します。
この二つのフレーズが本当に感動的で。
後悔をバネに、まだ未来を諦めたくないと足掻いている感じがひしひしと伝わってきます。
こういう20代ならではの葛藤、同世代の人たちはよく共感できるのではないでしょうか。
音源はもちろんなのですが、ライブだとさらにその爆発寸前というか、もう平静でいられない!!って気持ちが声からギターから溢れ出ていて心に刺さりました。
ライブで強烈な感動を覚えた後、改めてこう感じました。
…
タイトルのdimensions(複数形)は「面」「側面」という意味です。
(※「次元」という意味でも使われます。ですが「When I ”see” your/my all dimensions」という歌詞が出てくるので、この曲では「面」「側面」という意味だと思います。次元を見る、という表現はあまりしない気がするので)
私たちは歳を重ねるにつれて、いつのまにか物事を多面的に捉えることができるようになっていくものです。
例えば自分の夢について。
自分の気持ちとは別に、つい世間の求めていることや世の中の常識、理屈や世間体といった側面を考えてしまうことはありませんか。
この歌詞みたいに、
自分の本当の気持ちを無視してでも周りの期待や常識に従うべきか?悩んだことのある人は多いのではないでしょうか。
しかしそうやって夢と現実を天秤にかけた結果、私たちはいくつの夢を諦めてきたのでしょう?
自分の気持ちを押し殺してまで、世の中が決めた正解に屈してばかりでいいのでしょうか?
いいえ答えはNOです!
だって私は世間体で生きているのでもなく、他人の目の中で生きているのでもありません。自分の本当の気持ちで生きているのです!!!!!!!
私は、死ぬ時に「もっと冒険すればよかった」と後悔する人生より
本当にやりたいことをやる人生を選びたいと思います。
他人の人生を生きて無駄に過ごしたくもないですし。
だから「自分がやりたいこと」と「世間が求めていること」を混同して夢を諦めるのはやめよう。
そのためには間違っていても好きな方を選ぼう、そう思ったのです。
そんな感じです。
おわりに
という感じで、dimensionsは攻撃的なギターのサウンドとは相反して
大変内省的な歌詞を持つ本当に本当に大好きな曲です。
この曲の解釈が合っているかどうかは分かりませんが
なんとなく不安だ〜っていう漠然とした恐怖心も、歌詞として言葉にされるとなんだか思考がクリアになって救われる気がします。
さて私はNOT WONKのライブを見た数ヶ月後に転職活動をして、4年近く働いた会社を辞めました。で昨日が新しい職場に立った初めての日でした。
今思えばこの曲に背中を押されて転職することができたのかもしれません。そんな意味でも思い入れの強い曲です。
音楽って、なくても生きていけますがでも音楽に生かされているとも思える存在です。
音楽無くして今の私無し。そう再認識してさせてくれるきっかけを与えてくれたのもこの曲です。
色々と考えさせてくれたこの曲は間違いなく私に影響を与えた一曲です。
てなわけで皆さんぜひライブを観てください。
無理矢理ですが以上です。
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