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Twitter for Androidの色を変えろ!
ほぼ研究報告、宗教色強め。ヘッダーはこちらから
はじめに
Twifuckerを巡る騒動の後もElonに抵抗するべく、私は定期的にちまちまアプリを改変して使っている。今回はタイトルにもある通りweb版のように自在にTwitterの色を変える方法、及びElonが改編した醜悪なブランドを正しき鳥へと戻す手順を解説する。
ぶっちゃけた話、以前書いたCrimsonate Twitterの記事の詳細版である。あのブランド名は最早書くだけでも汚れると思っている
・これらの手順はAndroid専用です。iPhoneの人は大人しく諦めるかAndroidに乗り換えてください。ま理論上は同じことができなくはないんですが、iOSを触る機会は今後一切無いと思うので触れません。
・あんまり無いとは思いますが、Elonがいきなりファイルディレクトリを大幅変更してきやがられた場合、この記事の大半が無意味になる可能性はあるのでご了承ください。
・広告をどうにかする手順は私の手に余る内容なのでやりません。Piko RevancedやHachidoriを使用して対処しましょう。
用意するもの
Twitterのapkファイル:APKMirrorとかから適当に持ってきてください。
AntiSplitM:v10.50.0辺りからAPKMirrorもapk配布しなくなった事で必要になった、apkmをapkに変換するためのアプリ。
これに限ってはG社の仕業とAPKMirrorの怠慢であり、ElonのせいではないAndroid Studio:ぶっちゃけこれだけで事足りると言えばそう。
APKToolGUI & Visual Studio Code:Studioが重いのと手順が楽なのでこちらを使ってます。
テスト用のスマホ:一気に変えると不具合発生時に何が原因かわからなくなるため少しずつやっていくのが定石。署名書き換わっても強引にインストールできるようLSPosedでCorePatch入れた端末が望ましい。ログインが面倒で無ければ非rootでも問題ないです。
やり方
非常に簡素な説明に留めます。
Part1:Twitterを取り戻す
①まず、次に示す内部ファイルに存在する「?dynamicColorGray1100」若しくは「@color/gray_1100」を「@color/twitter_blue」に置き換えます。
res\layout\ocf_twitter_logo.xml
res\layout\channels_toolbar_main.xml
res\layout\login_toolbar_seamful_custom_view.xml
res\values\styles.xml のstyle name="Theme.LaunchScreen"にある [windowSplashScreenBackground]
res\values\colors.xml の [ic_launcher_background]
②醜いデザインに改悪されたデータが含まれる箇所が以下のファイル。これをver9以下のファイルを展開するなどして差し戻す。
res\drawable\ic_vector_twitter.xml
res\drawable\ic_vector_twitter_white.xml
res\drawable\splash_screen_icon.xml
res\mipmap などにあるアプリアイコン群
res\drawable\ic_vector_home.xml
res\drawable\ic_vector_home_stroke.xml
res\drawable_hdpi(など)\ic_stat_twitter.webp
res\drawable_hdpi(など)\identity.webp
…やたら面倒なので、少なくともvalues以下以外の、差し替えだけで済むファイル群はMegaに上げておきました。展開してres内のフォルダ毎上書きしてあげてください。
③【Option】res\values(-ja)\strings.xml内のすべての大文字「X」を「Twitter」に置き換え、「post」という単語をすべて「tweet」に置き換える。ただし一部鯖から引っ張ってきてるところに関しては変えられないため注意。class書き換えればいけるのだろうが面倒過ぎる。
※この辺はVSCodeやMicrosoft XML Notepadがあると楽~に作業できる。
これで一応、ver9以前の美しいTwitterを取り戻せるはずだ。
Part2:Twitterのテーマカラー変更
①resフォルダに検索をかけ、全ての"#ff1d9bf0"値を"@color/twitter_blue"に置き換える。
②res\values\color.xml内に存在する<color name="blue_500">の"1d9bf0"を、任意の好きなカラーコードに書き換える。ffの部分は透明度合いを示す値なので(ffで完全不透明)いじらないように。
③res\values\styles.xml内の
<style name="TwitterBase">
<style name="TwitterBase.Dim" parent="@style/PaletteDim">
<style name="TwitterBase.LightsOut" parent="@style/PaletteLightsOut">
<style name="PaletteStandard" parent="@style/HorizonColorPaletteLight">
の項は新規通知欄のバックグラウンド等細かい色合いを司っている。私は面倒なのでやらないが余裕があれば変えてみよう。
④DMの自送信欄など一部の色はclass内で定義している。完全なテーマカラーを目指すならこちらも書き換えるべきだろう。このくらいのclassの解析と改変ならばMT Managerが非常に役立つ。
v10.60.0前後からは色定義がHEX記述からSmali記述に変更されているため、Hex To Smali Online Converterを使って変えるのがベター。
これで手順は終了。web版のTwitter UI Cusomizerのように、モバイル版を思うがままにカスタムしたい方は、ぜひ参考にしてください。成果物の写真は偶にツイートしてるのでここでは出しません。すまんな
おしまい。