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円安になったら株価は上がる??

円安になると、一般的に株価は上がる傾向にあります。
その理由は、円安によって輸出企業の収益が向上するためです。

円安になると、日本から海外への輸出物品の価格が安くなります。
そのため、海外の消費者は同じ金額でより多くの日本製品を購入することができるようになります。
これにより、輸出企業の売上が増加し、利益も向上します。

また、円安になると、外国投資家が日本株を買いやすくなります。
外国投資家は、日本株を保有することで、日本円の価値が下落した際に為替差益を得ることができます。
そのため、円安になると外国投資家による日本株の買いが増え、株価が上昇する可能性があります。

株価が上がる可能性がある業種

〇輸出企業:自動車、電機、機械、化学、鉄鋼、食品など
〇観光関連企業:航空、ホテル、旅行代理店など
〇資源関連企業:石油、天然ガス、金、銅など

ただし、円安が急激に進むと、以下のようなリスクも考えられます。

〇輸入コストの上昇:
円安になると、海外から輸入する原材料や部品の価格が上昇します。
これにより、輸入企業のコストが増加し、業績が悪化する可能性があります。

〇インフレの加速:
円安によって輸入物品の価格が上昇すると、国内の物価も上昇する可能性があります。これにより、消費者の購買意欲が低下し、景気が悪化する可能性があります。

日本は2022年12月から130円が最高で150円台をつけました!
円安によるリスクとリターンの両方を考慮しながら、投資判断をする必要があります。

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