
#27.「図解 医薬品情報学 改訂5版」から読み解くDI業務の未来(その1)
(このブログは2024年8月18日に更新しました)
メンバーシップ「薬剤師力を飛躍的に伸ばす!メタ知識道場」へようこそ!
今回から数回に渡り「図解 医薬品情報学 改訂5版」(南山堂;2023年)を読み解いていこうと思います。
「医薬品情報学」の書籍が乱立する背景
医薬品情報学に関する書籍はバリエーションが非常に豊富です。
Amazonで検索すると、本書以外にも次のような本がヒットしました。
・医薬品情報学 第5版(東京大学出版会;2023年)
・コンパス医薬品情報学(改訂第3版): 理論と演習(南江堂;2022年)
・ファンダメンタル医薬品情報学(第2版)(京都廣川書店;2022年)
・医薬品情報学(第2版) (ベーシック薬学教科書シリーズ)(化学同人;2017年)
・クリニカルクエスチョン医薬品情報学(京都廣川書店;2020年)
・医薬品情報学(廣川書店;2017年)
・医薬品情報学ワークブック (薬学テキストシリーズ)(朝倉書店;2015年)
etc
直近10年以内に発行された書籍だけで何と8冊もありました。
薬剤師のDI業務への無関心さに日々心を痛めている私からすれば意外・・・というよりも奇異な光景に映りました。
ここから先は
2,337字
/
1画像
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?