#47.「Crosslink薬学テキスト 医薬品情報学」から読み解くDI業務の未来(その1)
割引あり
(このブログは2025年1月12日に更新しました)
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今回から数回に渡り「Crosslink薬学テキスト 医薬品情報学」(メジカルビュー社;2024年)を読み解いていこうと思います。
「10年間で9冊目」という異様さの謎
#27~32で「図解 医薬品情報学 改訂5版」(南山堂;2023年)を読み解きましたが、それからわずか1年後に本書が出版されました。
これで直近10年間に9冊目。
前シリーズでも述べましたが、私の目には異様に映りました。
薬剤師の関心が薄れ、学会発表や教育コンテンツ(e-ラーニングや学術講演会)でほとんど取り上げられなくなったDI業務。
ところが教科書的な書籍だけは続々と出版されているからです。
単なる時流の速さゆえ?
それともDI界隈の悲鳴か、断末魔か?
編集は真野泰成(東京理科大学薬学部)先生。
執筆陣の中には大津史子(名城大学薬学部)先生・大野能之先生(東京大学医学部附属病院薬剤部)・谷藤亜希子先生(神戸大学医学部附属病院薬剤部)といった、かつて私がJASDI(日本医薬品情報学会)で影響を受けた先生方の名前が連なっています。
興味を引いたのが、コミック「アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり」の医療原案を担当されている富野浩充先生(焼津市立総合病院薬剤科)も執筆されている点。
オールカラーで図解もふんだんに使用された読みやすいテキスト。
どんな収穫が得られるか、今から楽しみです。
新コアカリに準拠
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