#30.「図解 医薬品情報学 改訂5版」から読み解くDI業務の未来(その3)
(このブログは2024年9月7日に更新しました)
メンバーシップ「薬剤師力を飛躍的に伸ばす!メタ知識道場」へようこそ!
#27より「図解 医薬品情報学 改訂5版」(南山堂;2023年)からDI業務の未来を読み解く試みをしています。
▼前回(#29)のおさらい動画
今回は第1章「医薬品情報学を学ぶ意義」から、DI業務の立ち位置を検証してみようと思います。
DI業務は言わずと知れた薬剤師業務の基盤です。
しかし昨今の状況を見るに、「教えたらそれで終わり」的な扱いを受けていると思えて仕方がありません。
ただ、以前から繰り返し述べているように、「メタ知識」の習得で最も大切なのは「(成功)体験」であって、「講釈」ではありません。
もちろん、前回(#29)述べたように、体験学習が機能していない(誤作動している)可能性もありますが、いずれにせよ医療ニーズの複雑化・多様化やデジタル技術の進化に対応するためには、DI業務の変革(DX化)は必要不可欠となります。
DIリテラシーは常識?非常識?
「2.薬剤師に求められる職能と医薬品情報学」を概観します。
本書で挙げられている薬剤師の資質は以下の通りです。
案の定「DIリテラシー」、ましてや「メタ知識」は登場しません(恐らく❶や❻に集約されているものと考えられます)。
これで「関心を持て」と言うのは、いささか酷のような気がします。
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