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#42.【ドキュメント】リベンジへの道(第参歩)
(このブログは2024年12月8日に更新しました)
メンバーシップ「薬剤師力を飛躍的に伸ばす!メタ知識道場」へようこそ!
「高知ヘルスケアイノベーションプロジェクト」への再挑戦に向けたストーリーをご紹介しています。
今回は産業イノベーション課の公開資料を読み解きます。
同じ土俵に乗らなければ、自治体との円滑な協議は難しいからです。
実施要項を読む
まず「ヘルスケアイノベーションプロジェクト支援制度」の実施要項です。
大学堂の事業が本支援制度の趣旨に適合することを確認します。
(趣旨)
第1条
高知県では、デジタル技術等を活用したヘルステック分野の新製品やサービスの事業化や関連企業の育成と誘致を進めることで、県内にヘルステック産業を創出し、新たな雇用の創出や外商の拡大につなげるとともに地域課題を解決すること等を目的に、「高知県ヘルスケアイノベーションプロジェクト」(以下、「プロジェクト」という。 )に取り組んでいる。 このプロジェクトの一環として、産学官金が連携して、県内外の企業が取り組む新製品やサービスの開発から事業化までを伴走支援する「ヘルスケアイノベーションプロジェクト支援制度」(以下、「本制度」という。 )を構築する。 なお、支援制度を利用して事業化を目指す企業の取組を「プロジェクト支援案件」とし、事業化を目指す取組がプロジェクト支援案件に決定した企業を「プロジェクト支援企業」とする。
(支援内容)
第4条
県は、プロジェクト支援案件に対して、次に掲げる支援を行う(後述)。
2 プロジェクト支援案件に対する支援内容については、県、支援事業委託業務受託者及び支援企業で協議のうえ、決定する。
確認事項1:ヘルステック
Health(健康)とTechnology(テクノロジー)を掛け合わせた造語。
AIやIoT、ウェアラブルデバイス、クラウドなどさまざまなデジタル技術を組み合わせて、医療や創薬、介護、予防、QOLといった領域の課題を解決する企業や技術のこと。
フォーミュラリー4.0とは、クラウド(kintone)上に構築した薬剤師のための院内医薬品集です。
フォーミュラリー4.0を活用することでDI業務が強化され、薬剤師の抱える様々な課題解決に貢献し得る可能性を有しています。
【理由1】DI業務はあらゆる薬剤師業務の基盤であるため
➤ 長年放置されてきたDI業務を強化することで課題解決の余地を拡大
【理由2】薬剤師のための情報インフラが整備されていないため
➤ 3次資料の乱立や薬剤師業務の特殊性に対応し得る仕組みの獲得
【理由3】スペシャリストへの依存度が過度であるため
➤ 行き過ぎた情報の属人化の是正と情報共有の推進
大学堂の提供する商品はフォーミュラリー4.0に関する次の2つです。
・メンテナンス代行
・コンサルテーション
これにより、フォーミュラリー4.0の継続性を保証するとともに、そのポテンシャルを最大限に引き出します。
大学堂の事業はヘルステックに該当するか? ➤ Yes
確認事項2:支援制度の目的
❶新たな雇用の創出
❷外商の拡大
❸地域課題の解決
小規模ではあるものの、本事業およびフォーミュラリー4.0の認知度が高まれば同業者の創出につながるため、❶❷は可能。
また❸に関しては、本県の懸案事項である「薬剤師不足」をヘルステックを用いて解決に導くことが可能(前職場で体験済)。
従来 ➤ 薬剤師の補充・増員
今後 ➤ ヘルステックの活用
大学堂の事業は本支援制度の目的に合致するか? ➤ Yes
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