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AUDIO EASE Altiverb 8.1.0 アップデート

このバージョンによる追加仕様

  • MIXER / METERS(タブ)画面に従来スタイルのレベル・メーターを表示

  • 個別のプリセットならびにスナップショット全体のインポートとエクスポート

  • AUフォーマット使用時の画面拡大・縮小

  • ブラウザ画面から新規リリースのIRを取得できるようになりました。今回のアップデートと共に、英サフォーク州のコンサートホール「Snape Maltings」のIRがリリース。今後も新たなDolby Atmos出力のIR収録が予定されています。

このバージョンによる更新/修正内容

  • ブラウザ画面におけるサードパーティやユーザー製作IRのサポート改善

  • サードパーティやユーザー製作のIRにも、お気に入り(♡)設定可

  • AUフォーマット(主にLogic Pro Xを想定)においても7.1ch以上の出力設定可

  • スクリーンセイバーの内容を更新

  • IRToolアプリを更新

  • その他多くの改善と修正

⚠️ Altiverb 8 XLについての重要事項 ⚠️

mono/stereo入力と5.0ch出力で起動するAltiverb 8 XLの出力レベルは、前バージョン7 XLによる設定時よりも3dB大きいことが、リリース初期より判明していました。
AUDIO EASE社は、この事項を修正しないとしています。ご留意ください。なぜならDAWによっては、5.0を超えるマルチ・チャンネル(7.1chやAtmos等)出力数との相互切替が簡単に可能ゆえ、5.0ch出力においても同等レベルの確保が好ましいと考えられるからです。
この事項を修正することは、今後Dolby Atmos出力で起動したAltiverbのレベルを3dB下げてしまうことになり、既に進行中であるDolby Atmos音声の制作等に支障を来たすと考えています。

英サフォーク州・コンサートホール「Snape Maltings」のIRリリース

本バージョンより、ブラウザ画面から新規リリースのIRを取得できる機能が追加されました。コンサートホール「Snape Maltings(スネイプ・モルティングズ)」のIRをダウンロードしていただけます。

Snape Maltingsについて:
作曲家のベンジャミン・ブリテンは、かつて醸造用モルトが生産されていた場を、自身らが設立したオールドバラ音楽祭の新拠点としました。そのメイン会場であるSnape Maltingsは、エリザベス2世列席にて1967年オープン。現在は同音楽祭における通年演奏、教育、アーティスト育成のキャンパスとなっています。
かつて英国指揮者サイモン・ラトルは、ロンドンに「バーミンガムやマンチェスター、あるいはスネイプ・モルティングのような」質の高いホールが不足していると述べたとのこと。AUDIO EASE社スタッフは、同施設のトム・テイラー氏から招待されて、IR収録を実施。Genelec 1037と6本のDPA4006を使用。

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