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【予選】フェルスタッペンPP獲得!ラッセルは0.055秒差でPP逃し2番手に【2024 Rd.23 QAT】

11月30日現地時間21:00、第23戦カタールGP予選が行われた。
ルサイル・インターナショナル・サーキットの天候は天候は陽が沈みライトがコース上を照らす中、気温14℃、路面温度16℃、湿度18%の中セッションはスタートした。

18分間のQ1では各車ソフトタイヤでアタックをしたが昨日のスプリント予選ほどのトラックの向上は見られなかった。

Q1ではアレクサンダー・アルボン、リアム・ローソン、ニコ・ヒュルケンベルグ、フランコ・コラピント、エステバン・オコンが敗退となった。
ローソンはピットに戻ってから無線でフェルナンド・アロンソにTern9から10で邪魔されたと訴えたが実際はランス・ストロールであった。
またザウバーにとってはスペイン以来の2台揃ってQ2進出となった。

Q1トップタイムはジョージ・ラッセルが1:21.241秒を記録、2番手にはシャルル・ルクレール、3番手カルロス・サインツと2-3とフェラーリ勢が続いた。

15分間のQ2ではセッションが順調に進んでいく中でソフトタイヤが1回目のアタックより、2回目の方が良いタイムを残している印象だった。

Q2ではピエール・ガスリー、周冠宇、バルテリ・ボッタス、角田裕毅、ランス・ストロールが敗退となった。
ガスリーは最終アタックのTern2でグラベルに自身のミスで飛び出してしまい思う様なラップタイムを残せなかった。

Q2トップタイムはマックス・フェルスタッペンが1:20.687秒を記録し、2番手にランド・ノリス、3番手にはシャルル・ルクレールと続いた。
またQ3にはフェルナンド・アロンソがブラジル以来の進出となり、セルジオ・ペレスはアメリカ以来のQ3進出となった。

12分間のQ3ではマックス・フェルスタッペンが流石の王者の貫禄のあるアタックで1:20.520秒を記録し、ポールポジションを獲得した。

2番手には0.055秒差でポールポジションを逃したジョージ・ラッセル、3番手にはランド・ノリス、4番手オスカー・ピアストリとマクラーレン勢はコンストラクターズタイトルに向けて好スタートとなった。

セッション全体としては金曜日に比べるとはるかに路面状況が改善し、レッドブルなどはグリップしやすくなった路面でしっかりパフォーマンスを発揮できる環境へとなっていた。
また金曜日に調子の良かったメルセデス、マクラーレンも調子を維持し、逆にフェラーリはルイス・ハミルトンに割って入られるなど厳しい予選となった。

中段勢ではハースが流石のQ3進出、またザウバーの2台揃ってのQ2進出には非常に驚いた。

決勝に向けてはスプリント同様に抜くことは困難にレースになることが予想され、フェラーリなどはピット戦略で上手く挽回したいところだ。

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