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【FP2】メルセデス好調維持、ハミルトン再び最速!A・アルボンは燃料トラブルに見舞われる事態に 【2024 Rd.22 LAG】

11月21日現地時間22:00、第22戦ラスベガスGPフリー走行2回目が行われた。
ラスベガス市街地コースの天候は陽が沈みライトがコース上を照らす中、気温10℃、路面温度13℃、湿度24%の中セッションはスタートした。

路面状況はFP1よりかは改善されたものの、温度が低くなったことによりドライバー達はタイヤを上手くレンジに入れるのに苦戦を強いられ、グリップ不足に苦しんだ。

またアレクサンダー・アルボンはFP2開始直後に燃料システムのトラブルに見舞われ、多くの時間をガレージでの修理に費やした。
またフェルナンド・アロンソもセッション中にバウンシングが酷いと無線で訴え、その後エンジンカウルを外しリアサスペンションなどのセッティングを変更していた。

アレクサンダー・アルボンは燃料システムのトラブルを修理完了後にコースインした直後に再びトラブルが発生したのかTern6付近でマシンを止めた。
アルボンはコースイン直後からエンジンが全く吹けておらず燃料ポンプ系のトラブルと思われ、問題はセッション中に解決しない形となった。
この影響でセッションは赤旗中断へとなった。

セッションはその後残り時間19分から再開された。

FP2トップタイムはルイス・ハミルトン、2番手ランド・ノリス、3番手ジョージ・ラッセルと依然としてメルセデス勢が好調を維持した。
一方でレッドブルの2台はソフトタイヤでタイムを残せずに終わった。

セッション全体としてはアレクサンダー・アルボンのトラブルによる赤旗が一度あったがそれ以外ではスムーズに進んだ。
温度がFP1に比べると下がったことによりタイヤをロックさせるシーンやグリップしていないシーンがやや目立ち、各車まだまだ余剰のポテンシャルはある様に思えた。

明日以降に向けてはレッドブルの一発が少し不気味なところではあるがメルセデスが非常に調子が良く、ランド・ノリスも決して悪くはないだろう。

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