【FP3】マクラーレン再び1-2体制!フェラーリはコンストラクターズ争いにおいて白旗!?【2024 Rd.24 ABU】
12月7日現地時間14:30、第24戦アブダビGPフリー走行3回目が行われた。
ヤス・マリーナ・サーキットの天候は晴れ、気温28℃、路面温度41℃、湿度60%の中セッションはスタートした。
金曜日からの変更点は、Pirelliがスリックタイヤのフロント内圧を22.5psiから23.5psiに内圧を上げる変更をFP3セッション開始前に決定した。
セッション開始直後は多くの車がタイヤを温存するために走行を控えていた。
そんな中、アストンマーティン勢はハードとミディアムのスクラブを実施した。
セッション後半にはフェラーリのカルロス・サインツのマシンの後方から白煙が出ていたが一度ピットインするも再びすぐにコースインして走行を重ねた。
FP3トップタイムはオスカー・ピアストリが1:23.433秒を記録、2番手ランド・ノリス、3番手ルイス・ハミルトンとマクラーレン1-2となった。
フェラーリはカルロス・サインツ5番手、シャルル・ルクレール9番手とルクレールからは「俺たち何処にもいないよね」など弱気な無線が飛んでいた。
セッション全体的にはマクラーレンがやはり速く、そこにメルセデスとレッドブル、フェラーリなどが後を追う形となった。
中団勢ではハースが一つ頭抜けた様子であり、角田裕毅はウィリアムズとアルピーヌより上の11番手となったがチームメイトのリアム・ローソンは17番手と混戦状態である。
予選に向けてはSector3の渋滞はフリー走行でも気になった点であり、またソフトタイヤは一度アタックしてしまうと2度目はタイムが出ない状況なのでドライバーは一回のアタックで十分なタイムを残さなければ勝ち残れないだろう。