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【予選】ラッセルPP獲得!3番手にはまさかのガスリー、角田は7番手獲得と好結果!コラピントはまさかの大クラッシュ 【2024 Rd.22 LAG】

11月22日現地時間22:00、第22戦ラスベガスGP予選が行われた。
ラスベガス市街地コースの天候は曇り、気温22℃、路面温度42℃、湿度75%の中セッションはスタートした。

18分間のQ1では、FP3セッション中にERSトラブルによりマシンをコース上に止めたランス・ストロールはガレージでERSパックの交換をしており、終盤の最後の最後にようやくコースインした。

Q1ではセルジオ・ペレス、フェルナンド・アロンソ、アレクサンダー・アルボン、バルテリ・ボッタス、ランス・ストロールが敗退となった。
一方トップタイムはジョージ・ラッセルが記録し、2番手ルイス・ハミルトン、3番手マックス・フェルスタッペンと続きメルセデスは好調を維持した。

Q1を見ている限りでは各車タイヤの温め方は手探りであり、プリップラップを入れたり入れなかったりを試していた。
また終盤はTern14付近などでは大きな渋滞が発生し、トラックエボリューションの効果を少し得ようとした結果トラフィックに引っかかりラップを上手く纏められない結果になったドライバーもいた。

そしてTern5や7ではタイヤを温めきれずに飛び出すドライバーも多々見られた。


15分間のQ2では各車タイヤに対して手探りの中のアタックとなった。

最終アタックではフランコ・コラピントがSector3のミニセクターでパープルで走行するも、Tern15のコンクリートウォールに接触しそのままコントロールを失いマシンは大破した。
これにより接触したコンクリートウォールが歪み、クラッシュの大きさを物語っていた。
これによりウィリアムズは連続で大きなクラッシュが発生しており、明日の決勝に出走できるかも微妙なところだ。

これによりセッションは終了となり、Q2ではエステバン・オコン、ケビン・マグヌッセン、周冠宇、フランコ・コラピント、リアム・ローソンが敗退となった。
Q2トップタイムはルイス・ハミルトン、2番手カルロス・サインツ、3番手ジョージ・ラッセルとここでもメルセデスの強さが証明された。

そしてQ3に向けてはフランコ・コラピントのクラッシュによりコース復旧には多くの時間を要した。


12分間のQ3では最終アタックで大きくトラックが改善が見られ激戦のセッションとなった。

最終アタックでは今までプリップラップを入れていたマックス・フェルスタッペン入れず、マクラーレンとフェラーリのみがプリップラップを入れた。
また1回目のアタックではジョージ・ラッセルがTern5で左フロントを壁と接触させ、フロントウィングを交換してラストアタックに望んだ。

結果、予選を制したのはフリー走行から速さを継続していたメルセデスのジョージ・ラッセルがポールポジションを獲得、2番手にはカルロス・サインツが0.098秒差で飛び込んだ。
3番手には驚きのアルピーヌのピエール・ガスリーが獲得した。

マックス・フェルスタッペンは5番手、ランド・ノリスは6番手と明日はフェルスタッペンはポジションを維持すればチャンピオンを確定させる。

角田裕毅も7番手とマクラーレンのオスカー・ピアストリを上回り、中段勢としてはピエール・ガスリーの3番手に次ぐポジションとなった。


セッション全体としてはタイヤに対して正確なアプローチは各チーム見つけられない中でメルセデスは元々の車の速さが非常に生きた予選となった。
またパワーアクセシビリティの高いラスベガスでアルピーヌのピエール・ガスリーが自身最高スタートポジションの3番手を獲得したことには驚きしかなく、角田裕毅も7番手と十分なポジションを獲得した。

またウィリアムズは壊れたマシンを修理して明日に向けて準備することだろうが、スターティンググリッドに並べるかどうかは非常に微妙な所だろう。

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