【FP1】ルクレール最速!マクラーレンはマシンの挙動に苦戦の様子【2024 Rd.23 QAT】
11月29日現地時間16:30、第23戦カタールGPフリー走行1回目が行われた。
ルサイル・インターナショナル・サーキットの天候は晴れ、降水確率0%、気温20℃、路面温度26℃、湿度55%の中セッションはスタートした。
セッション序盤は多くの車がミディアムで、ただしフェラーリとウィリアムズのみがハードでセットアップやコースの確認を実施し、上位勢ではシャルル・ルクレールが前半は9周走ったハードで1:23.702の全体ベストを叩き出した。
フェラーリはその後もハードで好タイムをマークし続け、後半のセッションでもハードで全体ベストを出し続けた。
一方でマクラーレンは苦戦の様子で、セッション後半になっても両ドライバー共にコースオフするなど、なかなか厳しい様子だった。
またマクラーレンは風の影響か、フロントの温まりが悪いのか、それともリアが軽すぎるのか原因はわからないがリアが安定していないステアリングの修正の多い走りが続いた。
FP1のトップタイムはフェラーリのシャルル・ルクレール、2番手ランド・ノリス、3番手オスカー・ピアストリとマクラーレン勢は2-3と続いた。
カルロス・サインツは最後にアタックするも順位上げられず4番手、5番手にはRBの角田裕毅とラスベガスで投入されたアップデートの効果を実感させる走りだった。
レッドブル勢はアタックしたタイミングが早かった影響もありマックス・フェルスタッペンが11番手、セルジオ・ペレスが18番手と沈んだが走りを観てる限りではこの後のスプリント予選ではしっかり上位に上がってくるだろう。
全体的にはフェラーリのマシンは頭抜けて調子が良く、マクラーレンはコースを飛び出す様子が多く見られ未だにセッティングに難点を抱えている様子だった。
スプリント予選に向けてはコース上は未だにトラックエボリューションが大きな効果をもたらしており、予選ではSector3やコース全体でトラフィックに注意が必要だ。