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【スプリント総括】上位勢は非常に僅差のロングラン!一方中段勢はRBがピンチ!?【2024 Rd.23 QAT】
11月30日、現地時間17:00から行われた2024第23戦カタールGPスプリントを総括する。
スプリントではセルジオ・ペレス、フランコ・コラピントがスプリント予選後にサスペンションのセットアップ変更をした為からピットレーンからスタートした。
19周のスプリントスタートでは大きな混乱はなかったものの、マックス・フェルスタッペンとリアム・ローソンは大きくポジションを落とした。
またピットではピット出口のシグナルがグリーンに変わったにも関わらずセルジオ・ペレスが一切反応せず、フランコ・コラピントに抜かれるお粗末な出来事が起きた。
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スプリントではポールポジションのランド・ノリスが安定したドライビングでトップを終始維持し、スタートで2番手に浮上したオスカー・ピアストリもジョージ・ラッセルに何度もTern1で仕掛けるもチームプレイで抜くことを許さなかった。
結果としては最終ラップのTern16でランド・ノリスがブラジルのお返しとしてポジションをオスカー・ピアストリに譲り、ピアストリは今季スプリント初勝利となった。
上位勢ではシャルル・ルクレールがルイス・ハミルトンを終盤に抜き5位と自身のスタートポジションまでポジションを戻した。
中段勢ではニコ・ヒュルケンベルグが7位で貴重な2ポイントを獲得した。
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スプリント全体としてはレースペースを見た時にタイヤのデグラデーションは路面温度や気温が低い影響から殆ど発生は見られず、決勝はピットでのロスタイムを考慮して1ストップがベストな選択となるだろう。
スプリントでは多くのドライバーがミディアムで走行した中で、ザウバーの周冠宇がソフトでスタートするも7周目付近からタイムが落ち始めておりレースで使うには厳しいだろう。
上位勢のラップタイムは殆ど差がなかった為、オーバーテイクポイントがTern1しかないことからストレートスピードが遅いマシンにとってはそこさえ守れればポジションを守れるだろう。
また僅差のためにスタートポジション、ピット戦略、スタートが非常に重要になる。
中段勢ではハースが頭一つ抜けており、ニコ・ヒュルケンベルグのラップタイムは上位勢とコンマ数秒差であった。
またザウバーのバルテリ・ボッタスも非常に安定したいいタイムを残しており、一方でRB、ウィリアムズは非常に厳しいロングランとなった。
そしてここ数戦非常に苦戦を強いられていたアストンマーティンはまずまずのロングランペースであり、中段勢としてはザウバー、アルピーヌと並んだペースだった。
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