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まさかのアロンソvsフェルスタッペン?——F1開幕戦フリー走行
アロンソが絶好調だ。開幕戦バーレーンGPのフリー走行1回目(P1)を2位で発進すると、P2、P3で連続トップタイムを記録した。特にP3の予選シミュレーションは、最終コーナーでフラついたフェルスタッペンを1000分の5秒上回る圧巻のラップだった。
P3最後のスタート前練習でもアロンソはポールポジションの位置から快調に発進した。日曜日にこの光景が繰り返されても不思議ではない。
本サイトでは開幕前テストを踏まえたシーズン予想は掲載しなかった(バカにされそうだから)。しかし、このアロンソの好調さを見ると、「アロンソの10年ぶりポール」「10年ぶりの復活優勝」を挙げてもよいかもしれない。
41歳、出走356回を迎えるドライバーがタイトル争いを引っ張る、なんてことになったら胸熱な展開だ。F1公式ツイッターも「各ドライバーの最終優勝からのレース数」「最終ポールポジションからのレース数」を掲載し、明らかにアロンソを意識して盛り上げにかかっている。
Half our 2023 grid have won a race 🏆
— Formula 1 (@F1) March 3, 2023
How different will this chart look by season's end... and will we see any new names on it? 🤔#F1 pic.twitter.com/Hve7MqwV2Q
開幕時点ではバーレーンテストを快調に走ったレッドブルが1強とされ、フェラーリ、メルセデス、アストンマーチンの3チームが2位集団に陣取る構図が大方の下馬評だった。予想よりもレッドブルの優位は小さく、アストンマーチンの戦力は高いのかもしれない。
もうひとつ、当サイトのびっくり予想としては「ヒュルケンベルグ悲願の初表彰台」を挙げておきたい。F1公式ツイッターの「最終表彰台からのレース数」ではマグヌッセンが140戦で最多となっているが、その枠外には185戦もの間、表彰台を待ちわびているドライバーがいるのだから。。。
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