『ニューカペナの街角』カード私評
はじめに
新セットのカードが全部公開されたのでいつもの。レアだけやります。
公式フルスポイラーはこちらから。
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/card-image-gallery/streets-of-new-capenna
白
《集団失踪》
4マナの《審判の日/Day of Judgment》亜種。『テーロス還魂記』の《空の粉砕/Shatter the Sky》のように多色Cre.がいればカードを引ける。《空の粉砕/Shatter the Sky》が使われたことを考えれば、これもまずもって使われるだろう。
《華やいだエルズペス》
[-3]から入ることが前提になりそう。[+1]もそこそこやるが、ここ1-2年の5マナのPWで使われたものを思い返すと盤面に依存するのではやや不満か。[-7]も勝ちとは言えないのでこれもまた微妙。《レンと七番/Wrenn and Seven》より[-3]が弱く、[+1]が強いのでこのくらいの印象。
《救出専門家》
白のリアニCre.。《魅力的な王子/Charming Prince》との運用が思いつくが、《格納庫の整備士/Aviary Mechanic》や《コーの空漁師/Kor Skyfisher》を戻しても十分だと思えばかなり期待が持てる。Std.では相方に恵まれないかもしれないが、下環境ではデッキを組みたい1枚。
《希望の源、ジアーダ》
天使のマナクリ兼擬似ロード。天使デッキが組めるカードプールがあるなら。これから天使デッキを組めるわけではないので、主戦力の天使と天使シナジー次第。
《光素の泉》
特殊勝利Af.。トークンと相性が良い色なので、マナはかかるもののトークン生成やドローは巧く使えそう。15体のタップ状態のCre.を用意するならライフで勝っていそうなので、特殊勝利はおまけだが、「召集」のように戦闘を介さずにタップできるなら勝利も夢ではない。下環境なら『ラヴニカ:ギルドの都』の《制圧の輝き/Glare of Subdual》のようなカードとの相性グッド。
《謎めいたリムジン》
時間差ブリンク機体。5マナ4/4で回避能力もないが、相手のCre.をキャッチすれば思ったよりは殴れるかもしれない。また、自軍の《スカイクレイブの亡霊/Skyclave Apparition》や《精鋭呪文縛り/Elite Spellbinder》をブリンクするのも非常に魅力的。ギミックデッキを組めば楽しそうなので、Std.ではたまに見ることはありそう。
《大衆蜂起》
5マナでトークン生成Enc.。秘匿条件もやや厳しいのであまり強くなさそう。
《聖域の番人》
ドローもできるし面展開できるし除去耐性もある天使。十分強いと思います。Std.なら白系のMid.で採用が検討されそう。
青
《全知の調停者》
殴り始められれば相手のCre.を封じつつハンド増えるので《夢さらい/Dream Trawler》のようになるかもしれないが、除去耐性皆無なのは残念。厳しい。
《損切り》
[犠牲2]を達成すればデッキの3/4を削れる。相手のLib.が40枚なら残り10枚にできるので意外と現実的なLO戦術となるかもしれない。Std.で試してみたいし、Pio.での初のLOデッキが開発されるかも。
《路上芸術家、エラント》
かなりニッチな用途だが唯一無二の性能。概ね[犠牲]をコピーするのを想定していそう。『ストリクスヘイヴン:魔法学院』にもコピーに関係したカードが多数あるので強い保証はないが楽しむことはできそう。
《相応の報い》
相手が4ドロー以上ねえ。シンボルすべて軽減されるのはかなり魅力的だが条件が厳しいのは否めない。4ドロー引いていることと《創意の熟達/Ingenious Mastery》の代替コストの代償を比べて大差ないと思えば、《創意の熟達/Ingenious Mastery》のほうが使いやすそう。
《帳簿裂き》
2Tに出すと勝手に大きくなる飛行なのでそんなに弱くなさそう。素のスタッツも1/3とまずまずなのでStd.でクロパやテンポデッキが組めれば入りそう。
《溜め池のクラーケン》
青い《カタカタ橋のトロール/Clackbridge Troll》。除去耐性も[護法2]となかなかなので、BUG Mid.みたいなものが組めれば採用されるかもしれない。
《内密の調査員》
《クローン/Clone》亜種。自軍コピーで盾カウンターが付与される。Std.なら使われるか怪しいが、EDHなら。
《盗聴》
毎ターン追加ドローで5マナ。これだけなら使われないが、秘匿条件はドローしていれば叶うので達成できるほうか。ただ、手札溢れんばかりに合ったら秘匿達成関係なく勝つだろうから、オーバーな気が。総じて使いにくいと言わざるを得ない。
黒
《受難の天使》
ライフの代わりにLib.が代わりに受けてくれる。変わった効果な上に、《ガイアの祝福/Gaea's Blessing》のようなLib.修復カードで残れば不死身に。Pio.以下ならそういうデッキが現れるか。
《屍体洗浄屋》
接死持ちなので戦闘を介すことで1:2交換が可能なCre.。それでいて諜議で墓地肥やしや手札の質を向上できる。4マナなのでStd.が主戦場だろうがそこそこ活躍しそう。
《墓所細工》
Mill3はまあまあだけど、それだけでは盤面に影響しないので微妙。秘匿条件も厳しいので使いにくい。
《一切れの利益》
マナも結構かかるうえにライフを失っては20点のライフのフォーマットでは使いにくそう。
《血生臭いスパイ》
マナのかかるサクリ台は基本使われない。墓地に5種類のCMCが揃うかもちょっと厳しめ。ただ、Std.には講義があるのでデッキ内のCMCを整えながらも5種類達成を目指せるかも。《ひきつり目/Eyetwitch》と合わせて使ってみたいか。
《終末の影》
ライフ10で5マナ7/7は微妙。15マナという点を活かせないと使えなそう。
《強請る大入道》
3/6/4威迫とアグロ向きなスタッツなうえ、詰め性能も高いので相手がしぶしぶカード引かせてくることは多そう。その際もアンタップするため、ブロックに回れるのでグッド。黒系アグロが組めれば活躍しそう。
《しつこい負け犬》
デメリットなしの2/3/2。墓地からも速攻持ちでキャストできる上にカードを引けるため、息切れしにくくなっている。前述の《強請る大入道》と合わせて黒の軽量クリーチャーが大幅強化されたことから、黒系アグロがStd.に来る予感。
赤
《秘儀の砲撃》
『ラヴニカ:ギルドの都』の《嵐の目/Eye of the Storm》を彷彿とさせるEnc.。効果はかなり強力だが、ターン1回の安全弁のため、置いてターンが帰ってきたら勝つわけではない。熱心な調整プレイヤーがいたようだ。
《悪魔的な客室係》
《軍族童の突発/Hordeling Outburst》のようなトークン生成とは相性良さそう。また、Cre.を無限に出し入れすれば、指数的にパワーが増えるため相手に《魂の管理人/Soul Warden》が何体いようと貫通できる。そう思えばEDHで新たなルートが開拓されるかも。
《貯めこむ運び屋》
Std.では地味。色付き4マナ搭乗3の機体で5/5トランプルというサイズが厳しいものがある。主戦場はEDHだろう。《波止場の恐喝者/Dockside Extortionist》には及ばないが、それに近いことができるので悪くないだろう。
《トラブルメーカー、ジャクシス》
《鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker》亜種。[奇襲]コストが2マナと軽く、基本はこれで使い切る運用になりそう。手札とマナを消費するため、無限コンボをするには苦労するが使ってみたいカードの1枚。
《顔壊しのプロ》
宝物生成と衝動的ドロー。機能すればまずまずの性能だが、《勝負服纏い、チャンドラ/Chandra, Dressed to Kill》がほとんど同じことをしているので、果たして出番があるのか。
《構造的突撃》
《粉砕の嵐/Shatterstorm》亜種。Cre.にもダメージが飛ぶようになったので、EDHでは使われそう。Std.ではAf.のセットが来てから。
《異端の法務官、ウラブラスク》
《前哨地の包囲/Outpost Siege》内蔵の5/4/4速攻。相手の手札貯め込みも制限かけるためカード自体は悪くない。しかし、地上Cre.であることを考えると打点は期待できないため現代Std.ではやや力不足か。
《蔓延する窃盗》
多色スペルに反応して宝物生成するのは宝物シナジーがあるデッキで考えれば条件緩い。下環境であれば混成マナのスペルの種類が増えるため赤単色でも宝物生成が容易に。そうなるとEDHで使いたい気もするが、秘匿条件が5色使うため、5色ジェネラルに限定される。残念。
緑
《密造酒屋の隠し財産》
6マナで宝物生成ランドに。《野生の魂、アシャヤ/Ashaya, Soul of the Wild》や《厚顔の無法者、マグダ/Magda, Brazen Outlaw》で面白いことはできるかもしれないが、強い保証はない。
《改変ドア》
《出産の殻/Birthing Pod》の系譜というか、《適者生存/Survival of the Fittest》の系譜というか。この手のものは非Cre.であるのが使われる最低条件なのでそこはクリア。無色のトークンをサクれば単色サーチできるので、Af.Cre.やトークン生成できるCre.の価値が上がりそう。ぱっと見はStd.やPio.なら強そうだが、カード並べてみないと何とも。デッキ作成意欲は湧く。
《八百長試合》
素のスペックはそこそこいいEnc.。秘匿条件もそんなに無理難題ではないのでサイクル内では一番現実的かな。
《祝祭の出迎え》
まだ選ばれていないものしか選べないのでなんか地味な印象を受ける。全部1.5流。
《産業のタイタン》
デカいしクロックも十分あるし除去耐性もある。文句ないです。7マナはかなり大ぶりなアクションなのである程度決定力のあるカードがあっても良いかと。欲を言えば6/6/6にしてほしかった。
《装飾庭園を踏み歩くもの》
Cre.版《不屈の自然/Rampant Growth》。使いまわせるものの、3マナのバニラで、動き出すのが遅いのでかなり使いにくそう。
《狩りに出るビビアン》
[+2]はまさしく《出産の殻/Birthing Pod》。本体が6マナなのでこのくらいしてもいいでしょう。[-1]で盤面に影響を与えれるうえに[+1]でAd.確保もできるため6マナが許される環境なら使われそう。もしくは、[+2]を目当てにした新デッキが考案されそう。
《作業場の戦長》
《スラーグ牙/Thragtusk》亜種。どちらも一長一短だが、総合的にはどちらも同じくらいだと思うので、このカードも使われると思います。
多色
《エイヴンの心臓刺し》
2マナpigドローの飛行。《宮殿の使い魔/Palace Familiar》を使っていた人なら強いと思うだろうが、基本的には《悪意の大梟/Baleful Strix》のほうが勝っている。思ったより使い勝手は良くないと思うが、[濫用]がStd.にあるので変わったギミックデッキで試されるかも。
《闇市場の巨頭》
貯めれるマナクリ。2Tに展開することで3Tに4マナなのは普通のマナクリと変わらないが、4Tに6マナなのはこのカードならでは。Std.では赤緑系で6マナのカードの評価を変えるカードになりそうだ。
《斡旋屋一家の隆盛》
ほぼ《栄光の頌歌/Glorious Anthem》。それよりはPWにカウンター載せていく方が強く使えそうかも。テンポ良く3Tにキャストできるとゲームを決めかねない性能をしているので、緑多色系のデッキに期待が持てる。
《舞台座一家の隆盛》
地味。奥義のない《ドムリ・ラーデ/Domri Rade》みたいなもの。3色でやることではないという感想。
《死体の爆発》
PWにもダメージ飛ぶのはグッド。活躍の機会は少ないだろうが、たまにサイドで見るかも。
《終わりなき迂回》
《ゼロ除算/Divide by Zero》や《記憶の欠落/Memory Lapse》に近い。《溺神の信奉者、リーア/Lier, Disciple of the Drowned》がStd.にいるのにこんなカード出していいのか不安になる。不快指数は結構高い。さらに悪いことに多分強い。
《欲深き者、エヴリン》
cip2ドローだと思えばかなりのもの。除去られるとそれはかなわないが、瞬速があるので隙は少ない。相手がScryトップにした場合にぜひ使ってみたい。
《契約紡ぎ、ファルコ・スパーラ》
下環境では[累加アップキープ]によるデメリットを軽減することができるが、Std.だとサイズを下げたりメリットを消したりしてキャストすることになりそう。英雄譚をCre.化したら面白いが、Std.では普通に+1/+1カウンター系のデッキでの採用になるか。Pio.なら鱗デッキで採用できるかも。
《俊足の踊り手》
今回の《包囲サイ/Siege Rhino》です。よろしくお願いします。
《敵意ある乗っ取り》
多色5マナで全体3点では物足りない。P/Tを調整できるので頑張って使えなくもないが、《家の焼き払い/Burn Down the House》で十分。
《白熱のアリア》
3マナ全体3点はいつの時代も採用実績がある。これも使われるでしょう。
《宴の結節点、ジェトミア》
いっぱい書いてあるが、基本は条件付き自軍に+1/+0警戒付与かな。そう思うとさすがに弱いが。6体以上並べられるデッキを作れない限り採用されることはなさそう。
《ジェトミアの情婦、ジニー・フェイ》
《エシカの戦車/Esika's Chariot》から犬が出てくる。緑単色でキャストできるのでそこそこ使われそうな風格をしている。白緑で《輝かしい聖戦士、エーデリン/Adeline, Resplendent Cathar》や《婚礼の発表/Wedding Announcement》と合わせて使うのがいいかもしれない。
《蒐集家、ザンダー卿》
いっぱい書いてあるが、吸血鬼を活かして《傲慢な血王、ソリン/Sorin, Imperious Bloodlord》と使わないと7マナは厳しめか。普通に出してもcipが活かせないのは残念。《嘘の神、ヴァルキー/Valki, God of Lies》でいいかな。
《貴顕廊一家の隆盛》
Cre.をサクればFBできる。使ってみたい気もするが、デッキを作るのはかなり難しそう。Cre.をそこそこ入れないと機能しないのにスペルの数も必要になってくる。結局このカードを抜いてコントロール組んだ方が強い、という結論になりそう。
《貴顕廊一家の悪魔信者》
3色レアとしては弱すぎる気が。デビル増えないのはカードの評価かなり低くなってしまう。素直に他のカードを使います。
《五者会談》
《力の頂点/Apex of Power》よりは強いけど、それでもまだ使いにくそう。この手のカードはストーリーメインなのでまあカード評価はね。
《敵対するもの、オブ・ニクシリス》
今回の問題PW。[犠牲X]がなければ《漆月魁渡/Kaito Shizuki》より少し弱いが、この複数展開により、強さは歴代3マナPWの中でもかなり高い。《スカイクレイブの影/Skyclave Shade》は[犠牲]の種と相性が良く、《エシカの戦車/Esika's Chariot》はPWを増やせるようになった。Std.では見ることが多いPWで下環境でも見ることがある、そんなPWだろう。
《常夜会一家の隆盛》
唱えると2/2飛行がおまけにつくEnc.。カウンターの話を無視して使うことになるだろうが、2体出れば3マナのEnc.としては十分。ハードキャストした《サメ台風/Shark Typhoon》のことを思えば、かなりの強カードの予感。
《常夜会一家の介入者》
使用感は《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant》に近そうか。シンボルのきつさや回避能力のなさ、盤面への不干渉さが問題点として挙がるものの、連打されたら盤面を取り換えるのは至難の業。デッキにうまく取り入れられれば強力だが果たして。《過充電縫合体/Overcharged Amalgam》と合わせたフラッシュデッキとかは組めそうかも。
《ドラゴンの打擲、オーグニス》
《風雲船長ラネリー/Captain Lannery Storm》や《黄金架のドラゴン/Goldspan Dragon》の系譜。最近の赤系は速攻持ちが優秀なのでかなりの宝物が期待できる。ビッグレッドが帰ってくるかも。
《高街のペガサス》
ドローの条件は厳しめ。トークン系のデッキで採用するとドローはできそうだが、カード自体はそんなに強くない。
《策謀の予見者、ラフィーン》
ATK誘発でルーターパンプ。エスパーカラーが横並びに適しているとは言えないため、そこまで多くの攻撃Cre.を用意できるか疑問はある。エスパートークンみたいなデッキにこのカードを入れるかどうかも疑問。FB持ちを捨てればいいと思えば現Std.でもそこそこサイズは上がりそうだが。ぱっと見は使いにくい。
《路上の師、リガ》
《婚礼の発表/Wedding Announcement》と比較するとこちらの方が実践で使いにくいか。ほぼチャンプアタックになってしまうのと、殴らないとただの2/2なのはさすがに厳しい。盾カウンターを軽視している節はあるのでただの2/2というのは失礼だったかもしれないが、あまり期待できない。
《土建組一家の隆盛》
《死のオアシス/Death's Oasis》を思い出す1枚。結構使いづらい気はするが、《改変ドア》も来たことだしジャンド系でサクリファクスパーツは増えてきた。《鏡割りの寓話/Fable of the Mirror-Breaker》を使ってパーツ集め兼サクリ台として機能するように組めれば活躍するかも。
《策謀の故買人》
コンボ咎める用と見せかけてコンボ用のカードな気がする。《Time Vault》しか思いつかなかったが、ここまでとは言わずもこんなカードがある環境なら。そうでなくともコンボ対策としてもそこそこ優秀なので、使われそう。
《解脱の魂》
《テラストドン/Terastodon》亜種。土地をつぶせないのは《テラストドン/Terastodon》との大きな違いだが、《暁の騎兵/Cavalier of Dawn》がぼちぼちなことを思えばそんなに弱くないかも。
《賢明な車掌、トルーズ》
ルーターしてものちに帰ってくる。[諜議]持ちなので概ね1枚は帰ってくる。《漆月魁渡/Kaito Shizuki》と合わせて使っていきたいところ。
《豪火を放て》
4マナで除去とディッチャ。悪くはないけど、除去の質が上がった現Std.だとこのカードを使う機会はあまり訪れなさそう。サイド枠圧縮のために1-2枚見るかも。
《虚空裂き》
《消失の詩句/Vanishing Verse》との比較。多色や無色のパーマネントが流行る環境ならこれを使うが、そうでない場合は、『フォーゴトン・レルム探訪』の各種ミシュランを対処できる《消失の詩句/Vanishing Verse》がこのまま使われそう。
《焼却するもの、ジアトラ》
6マナのギミックカード。《投げ飛ばし/Fling》ができるのでライフ詰めることはできるが、《投げ飛ばし/Fling》したいCre.がそんなにいるかどうか。Std.では使いにくそう。EDH用かな。
《ジアトラの特使》
ジャンドでスーパーカササギ。《デヴカリンのリッチ、ストーレフ/Storrev, Devkarin Lich》が全く使われなかったことを思い出すとこれもあまり使われないのでは、と思ってしまう。
無色
《逃走用の車》
《救出/Rescue》できるが4/3地上の機体を使うデッキがあるかどうか。3マナで使われた機体が《耕作者の荷馬車/Cultivator's Caravan》や《霊気圏の収集艇/Aethersphere Harvester》だったことを踏まえれば使われない気がするが。
《ジアーダの贈り物、ラクシオール》
PWがCre.に。忠誠度は戦闘で減らなくなったがCre.除去が効くようになるので一長一短。下環境なら《献身のドルイド/Devoted Druid》で無限マナに。
《未認可霊柩車》
墓地対策がメインの使用用途か。サイズは《漁る軟泥/Scavenging Ooze》もサイズが大きくなったのでこれもかなり高くなることが予想される。なんとなく墓地対策を取りたいアグロデッキがあれば採用される。実際かなり期待できる。強い。
《ジェトミアの庭》他3色サイクリングランド
かなり強いランド。これで現Std.は多色ランドがかなり強くなったので4色のデッキも出てくることでしょう。Pio.以下でも弧3色デッキがマナベースを直したりマナベース改善されたりすることで色拘束が強いカードが再評価される。
さいごに
多色セットはカードパワーが高そうに見えるので楽しみです。ではでは。
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