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野村総合研究所

この銘柄について所見を書いてみようと思います
情報・通信業の属するシステム構築大手。コンサル・開発・運営と一貫。金融、流通に強み。
ま~言わずと知れた大手コンサルです
当然DXにも強く総合コンサルとしてNTTデータ・伊藤忠テクノソリューション等とともに最大手の一角ですね
なので企業規模や安定性においては優秀です
但し配当利回りは1.32%といいわけではないです

チャートもキレイな右肩上がりをしていますから安定成長が見て取れます

週足

2019年辺りから上昇の並行ラインを描いてましたが、2022年とTOPにトレンド転換で約一年半ほどは下降気味です

日足

直近の日足チャートを見れば下降の並行トレンドを抜け出して切り返しています
中期MAが収束しチャートはMA200をGCして順次GCしていくようであれば完全なトレンド転換となるでしょう
注目してるところは22年12月に大きな出来高を伴った所ですね
何があったのかな?分らないですがこの出来高が一つの指標となり、価格帯抵抗線としても3200円と言いうのがおおきな節目となってます
なので3200円を割らない様であれば強気でいいのかなって感じです
また、上への抵抗ラインとしては3690,4220が直近の抵抗線に成り得ますのでそこでの動きに注目です
現状綺麗なお椀を形成しての上昇ですので、押し目を挟みつつとなると思いますが形的には良い上昇パターンだと思います

チャートから上昇率を見ると

年初日から最終営業日の価格推移をみると上記のような結果になりました
2017年からの平均上昇率は25.2%で、2022年最終日まででは151.4%の上昇率という事になります
これを決算数字と照らし合わせてみると以下の表になります

すべて前年度比による%表示になりますが、21年会計基準の変更の為なのか前年度比が出てなかったので空白になってます
これを見ると、経常利益は年平均16.4%の成長で、EPSに関しては平均22.9%の成長を続けていることになります
安定した成長性を持っているので将来においても順調な成長が期待できると思われます
また実際の株価成長率においてもEPSの上昇率と株価の上昇率が同じ位ですので企業成長と株価に乖離は無いと見ていいかと思います
株価は先行指標というだけに実際のEPSよりは少し高めになっているという事は多くの株主に成長を期待されているという評価だと思います
さてこの事から将来の株価目標を上げるとすれば、仮に5年後の株価はというと、本日株価3625円+EPS成長率22.9%を5年分加算させると
1年目:4012
2年目:4930
3年目:6058
4年目:7445
5年目:9149
となって5年後の株価は約9150まで上がる期待が持てるという計算なります
実際の株価となるとはEPS成長率と誤差が出るでしょうから、前後するでしょうが長期投資先としては5年後には今の株価から2.5倍の株価になるといえば十分に選択肢になり得るかと思います
欲を言えば配当利回りが高ければもっといいのですが、成長性に資金を振っていると考えれば仕方なしなのかなとも思えますね

以上のように大手企業の安定性、過去統計からの未来予測、チャートからの考えを合わせて、長期投資先としては優良企業でないかと考えてます
長期チャート週足から見ても今が押し目にも映りますからチャンスがあればチャレンジしてもいい銘柄だと思います




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