スマホで自分をより綺麗に撮影する方法〜その1〜
かつて「写真を送る方法」といえば「電子メール」で、画質はもちろん加工やデータ管理など、今では当たり前なさまざまなことに四苦八苦していた頃。携帯電話から写真が送られてきて、こんな画期的な伝達方法があったんだと、一大センセーションを巻き起こしてからもう20年以上。進化に進化を重ねて、今や写真はスマホで撮ることがほとんどではないでしょうか。
インスタグラムやブログ、ほとんどのSNSはスマホの写真や動画で溢れています。
特に若い世代のスマホの撮影方法には本当にスゴい!
これから写真の撮影方法を書くことが恥ずかしいぐらい、今はエモい写真が盛りだくさんです。今回からはそれぐらい当たり前の「スマホで自分をより綺麗に撮影する方法」を書いていきたいと思います。
用意するもの
・スマホ(これは必須)
・三脚(スマホを固定できるものであれば良い。今は100均にもあります!)
・ちょっと大きめの白い画用紙(白い紙ならほぼ何でも)
・できれば照明器具(あるとすごく便利だけど外なら不要)
基本的にはスマホさえあれば良いのですが、もし私がスマホ以外で絶対にあったらいいと思うものを1つだけ選ぶとしたら「白い大きめの紙」です。
理由は、これを使うだけで顔に影が出にくく、綺麗に撮れるからです。
場所は屋外か、窓際の明るい日中がスマホ撮影向きです。暗い室内や夜間はスマホは一眼レフカメラには勝てません。
余談ですが、朝日が登るころと夕方日が沈む直前までは、どのカメラ・スマホでも「マジックアワー」という光のマジックショーで撮れるエモい写真がありますが、今回は自撮りなので省きます。
「白い紙」のさらに詳しい使い方や、「三脚」「証明器具」については、また次回以降の記事でご紹介することにします。
まずは撮影前にスマホの設定をしよう
・グリッドを表示する
グリッドとは、スマホの画面に補助線を表示させて、写真の構図(アングル)を決める目安の線です。この線があると写真のどこに何を写しているのか分かります。この線をうまく利用して撮影すると、写真のバランスが良くなります。
グリッドはほとんどのスマホのカメラ設定で表示することが可能です。もしもグリッドがない場合には、iOSかAndroidで出しているカメラアプリをダウンロードしてみてください。
参照)写真の基本的な構図と黄金比や分割構図のレイアウト
この中でも一番使いそうなグリッドを3つ、ご紹介ます。
・日の丸構図(ど真ん中)
インスタグラムの写真には最適ではないかと思います。
一般的には自撮りで一番使う構図です。
・三分割構図
モノ撮り、風景、人物などあらゆる写真撮影で最もポピュラーで万能かもしれません。
9個のマスの中に4点ポイントがあり、真ん中に近い4点の各点を中心ポイントに持ってくると良いバランスになります。
・二分割構図
縦、横、斜めと写真の上下、左右、斜め上下とあり、上下は風景などに適していて、左右は1点にポイントを置いて対照的に左右のバランスを象徴的に見せるなどなどの効果があり、工夫次第でいろいろ楽しめます。個人的にはインスタグラムなどの正方形の写真は斜めの二分割がオススメです。複数の人物やモノ撮りのとき、奥行きを感じる写真になります。
次回はスマホで綺麗に撮影するときの、もう一つの大切なスマホ設定についてご紹介します。お楽しみに!
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この記事は フォルム綱島店 片谷宗弘 が書きました。
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