【正しいヘアケア講座】必読! 夏のヘアダメージ解決法。
こんにちは、フォルム・ボーテ自由が丘店の岡庭です。
美容薬学検定1級の資格を持ち、美容や健康にトータルでお客さまをサポートさせていただいております。
夏になると髪のダメージが気になり始める方は多いのではないでしょうか?
夏のヘアダメージは気づかないうちにどんどん進行していき、秋には取り返しがつかないことに! しっかりケアしておけばよかった……と後悔したくないですよね。
今回は夏に特化した髪のダメージケア方法をお伝えします。
天敵①紫外線
紫外線はヘアカラーの退色を早めたり、ヘアダメージを加速をさせる一番の原因です。
夏のヘアケアの秘訣はズバリ
紫外線を浴びないこと。
直射日光を避けたり、予防したりすることが一番です。
なぜなら髪は死んだ細胞なので、一度傷んでしまうと治ることはありません。
では具体的にどのように紫外線予防をすればいいのでしょうか?
(1)UVスプレー&ヘアオイル
最近ではドラックストアでもあたりまえのように髪用のUVケアスプレーやヘアオイルがたくさん販売されています。
それでも、肌に日焼け止めを塗る人は多いですが、髪に日焼け止めを塗る習慣はまだあまりないように感じます。
肌は日焼けしてもターンオーバーにより生まれ変わることができますが、髪はそうはいきません。
髪にもしっかり日焼け止めを塗りましょう。
(2)帽子&日傘
髪の日焼け止めにプラスして、帽子や日傘もとても効果的です。
ここで大切なのが、UVカット効果のある素材で作られたものを選ぶこと。
帽子はつばが広いデザインをかぶりましょう。
天敵②頭皮の蒸れ
頭皮が汗で蒸れて雑菌が繁殖してしまい、かゆみや炎症、育毛不全のトラブルにつながることがあります。
これもしっかり対策すれば防ぐことができます。
(1)シャンプー
シャンプーは髪をメインに洗うのではなく、頭皮をマッサージするように意識して洗ってみてください。
夏は頭皮の洗浄不足で頭皮トラブルが起きることが多いのです。
▼ 正しいシャンプーの仕方はこちら
またシャンプーの洗浄成分もとても重要。
アミノ酸系など、洗浄効果の弱いタイプを使ってしまうと皮脂や汚れが落ちきらず、痒みや炎症のもとになります。
夏はある程度洗浄効果が高いシャンプーを選びましょう。
▼ フォルムがおすすめするシャンプーはこちら
(2)ドライヤー
夏はドライヤーを中途半端に終わらせてしまいがち。分かります、お風呂上がりにドライヤーは暑いですもんね。
しかし髪は濡れたままにしておくと頭皮の雑菌が繁殖しやすい環境になってしまいます。
濡れた髪や頭皮はそのまま放置せず、すぐにしっかり乾かしましょう。
最後の仕上げで、頭皮を中心に1分ほど冷風をあてると汗も出なくなりますので、やってみてください。
冷風、温風を交互にあてて乾かす方法もおすすめです。
▼ 正しいドライヤーのかけ方はこちら
天敵③海やプール
たった1回の海水浴やプールでめちゃくちゃ髪が傷んでしまった。そんな経験はありませんか?
海やプールは紫外線を浴びやすく、髪にはとても過酷な環境なのです。
対策方法はこちら。
(1)アルカリの水で髪を濡らさない
人の髪や肌にとってベストな環境は弱酸性と言われています。
しかし海水やプールの水はアルカリ性で、その水に濡れるだけで髪は傷んでしまいます。
ちなみにカラーやパーマで髪が傷んでしまうのも、薬剤がアルカリ性だから。アルカリ性は髪に負担のかかる環境なのです。
つまり対策は、海やプールの水に髪をつけない・濡らさないことです。
アルカリのペーハーを酸性に戻すため、クエン酸を薄めた水で髪を洗うなどの方法もありますが、自分で行うには少しハードルが高いでしょう。
フォルムではマイクロバブルのマーブで簡単にアルカリ除去ができます。海やプールに行ったあとはヘアサロンでアフターケアするのもおすすめです。
▼ マイクロバブル マーブについてはこちら
(2)塩分を入念に洗い流す
海水は髪のダメージを急速に進行させます。
理由はきゅうりの塩揉みと同じで、海水の塩分が髪の水分を追い出してしまうからです。
対策はすぐに塩分を洗い流すことしかありません。
海水で髪が濡れたら、こまめにシャワーで洗い流してください。
天敵④エアコン
髪はエアコンに弱く、すぐに乾燥してしまいます。けれど夏にエアコンなしではとても生活できませんよね。
そんなわけで美容師ならではのエアコン乾燥対策をお伝えしますので、参考にしてください。
(1)髪の水分量を補給する
エアコンにより髪の水分量は著しく低下します。
髪の表面が乾燥し、パサパサになっている状態です。
そんな状態を改善するのに有効なのが、ヘアオイル。ヘアオイルをこまめにつけて、乾燥を予防&潤い補給してあげてください。
▼ 髪を保護するヘアオイルはこちら
(2)血行不良を改善する
エアコンのダメージは髪だけでなく頭皮にも影響します。
人間の体では、頭皮も末端にあたります。
そのため末端冷え性などの方は頭も冷えやすく、血液の流れが悪くなってしまいます。
頭皮の血行が悪くなると、健康な髪を生やす頭皮環境も悪くなってしまいます。冷え性の方は特に注意が必要です。
ご自宅で頭皮マッサージを意識的に行ったり、美容室で定期的にヘッドスパをしてください。血行を促進することが、頭皮環境の改善につながります。
まとめ
いかがでしたか?
夏は髪にも頭皮にもあまり良い状況とは言えません。
髪のケア+頭皮のケアと、セットで行うことを意識してください。
夏に傷んでしまった髪や頭皮のケアには、ダーマライズのバージンフィニッシュセラムもとても効果的です。
蚕の繭から抽出したセリシンというタンパク質の成分が髪や頭皮に栄養を与えて元気にしてくれます。
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しっかりヘアケアをして、夏を乗り切りましょう。
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この記事は フォルム・ボーテ 岡庭裕太 が書きました。
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