あなたの髪が、子どもたちをハッピーにするかも。
フォルム・ボーテ自由が丘店 店長の高橋です。
季節も変わり、寒い日が増えてきましたね。
秋冬で洋服にボリュームが出てくると、意外とボブやショートなど短めのヘアスタイルにされる方も見られます。
長かった髪をバッサリと切る際にぜひ知っていてほしいのが「ヘアドネーション」です。近頃は耳にする機会も増えて、ほとんどの方がなんとなくはご存知かと思いますが、今回はそのヘアドネーションについて詳しく書きたいと思います。
ヘアドネーションとは?
「ドネーション」とは「寄付」という意味で、その名の通り髪を寄付することです。寄付された髪はメディカル・ウィッグ(医療用ウィッグ)として、小児がんなどの病気や事故が原因で毛髪に悩みを持つ18歳以下の子どもたちに提供されます。
日本で小児がんと診断される子供は年間2000〜2500人で、その治療の過程では脱毛が起きることがあります。がんだけでなく、他の病気でも髪を失ったり、先天的な原因の脱毛に悩む子どもも多く、メディカル・ウィッグは必要としている子どもたち全員には行き渡っていないのが現状です。
ひとつのウィッグを作るには30〜50人の寄付された毛髪が必要とされるため、少しでも多くの寄付が必要とされます。
寄付する毛髪の条件
寄付する団体によって多少の違いはありますが、基本的には31センチ以上の長さがあれば、年齢や性別や髪質は問いません。
極端なハイダメージの毛髪でなければ、パーマやカラーを施していても大丈夫です。
ヘアドネーションする際の流れ
我々フォルムでは長さを測って髪を束ね、カットする行程をお手伝いいたします。
お客さまご自身でいくつかある団体の中から条件等をお調べいただき、予約の段階であらかじめ各担当スタイリストへご相談ください。
お店でカットした毛束はお持ち帰りいただき、お客さまご自身で団体宛に送付をお願いする形になります。
ヘアドネーションを行なっている日本の団体例
・特定非営利活動法人Japan Hair Donetion & Charity
・特定非営利活動法人HERO
・株式会社グローウィング「つな髪プロジェクト」
もちろん、ヘアドネーション用に毛束をカットしたあとのヘアスタイルも大切です。各担当のスタイリストがしっかりキレイに仕上げます!
この秋は社会貢献も楽しみながら、イメージチェンジしてみませんか。
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この記事は フォルム・ボーテ 高橋和樹 が書きました。