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[冬の薬膳ビューティレシピ]黒きくらげの生姜炒め

毎日、ベッドから出るのが辛いような寒さですね。
春が来るまで冬眠していたい方もいらっしゃるかもしれませんが、現代の生活ではそうもいかず……上手にこの季節を乗り切りたいものです。
 
以前のコラムでもお伝えしましたが、冬はエイジングをつかさどる季節です。

今回はエイジング対策、そしてもう一つ重要な冷え対策も兼ねたレシピをご紹介します。
黒きくらげはエイジングケアのみならず血を補い巡らせる作用がありますので、生姜のあたため作用も相まって、冬に一層生理痛が強くなる方や肌の乾燥が気になる方にも特におすすめです。
 
黒きくらげの生姜炒め(2人分)

[ 材料 ]
黒きくらげ(乾物)10g
生姜1片(30g程)
鶏ガラスープの素 小さじ2
紹興酒 大さじ1
ごま油 適量
※紹興酒がなければ日本酒や料理酒でも可。でも紹興酒を使うとぐっと本格的になります!

[ 作り方 ]
(1)黒きくらげは30分ほど水で戻してから沸騰したお湯でさっとゆで、ざるにあげます。
(2)粗熱が取れたら堅い部分を取り除き、食べやすい大きさに切ります。
(3)生姜はよく洗ってから皮ごと太めの千切りにします。
(4)フライパンにごま油をひいて熱し、しょうがを香りが出るまで炒めます。
(5)黒きくらげを加えてさっと炒め、鶏ガラスープの素、紹興酒を加えてさらに炒めます。

黒きくらげは水に戻すとかなり嵩が増えるので一度に使う量が少なく、乾物で買ってもなかなか使いきれないかもしれませんが、卵と炒めたり、細かく刻んで和え物に使ったり、スープに加えたり、お鍋の具材にしたりと、実は使い勝手の良い食材です。
水で戻すだけでも使えますが、一度さっとゆでることで風味が格段に良くなります。
ぜひ、日々のお食事に取り入れていただきたい薬膳食材の一つですので、様々なアレンジで召し上がりながら、元気にこの冬をお過ごしください。

この記事を書いてくれた人:古橋 智子(漢方・薬膳・保存食講師)
漢方上級スタイリスト、養生薬膳アドバイザー、中国茶アドバイザー、かんぶつマエストロ。薬日本堂漢方スクール、長谷園 東京店 igamonoなどで講座を担当。20代より保存食作りに親しみ、数々のレシピを考案。素材の旬だけでなく、一人ひとりの体質や体調に合った保存食を提案したいという思いから漢方、薬膳を学ぶ。

インスタグラム
https://www.instagram.com/yakuzen_everyday/

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