美容師が教える「ストレートパーマをより長く維持する」ための効果的なお手入れ方法
フォルム・ボーテ自由が丘店 店長の高橋です。
近年は一年のうち暑い期間が以前よりも長くなり、くせっ毛の方が髪の毛の扱いに困る日も増えたように思います。
FORME noteでは、フォルムおすすめのストレートパーマについて・フォルム独自のメニュー「素髪ケア」との相性の良さについてなど、たびたびご紹介してきました。
施術時間も長く、コストもかかるストレートパーマは、なるべく最低限の回数ですませたいですよね。
そこで今回は、ストレートパーマ後の「いい状態」をより長くキープするために、髪にとって必要なお手入れを伝授いたします!
ストレートパーマをかけたあとのNG行為はこれ!
美容室でストレートパーマをかけたあと、しばらくのあいだ髪の毛は不安定な状態が続きます。
なので最低でも1週間は、
「サイドの髪を耳にかける」
「ゴムできつめに結ぶ」
このような「髪に不自然な形やくせがついてしまうこと」を長時間続けるのは控えてください。
お仕事などで結ぶ時も、こまめにほどいたり、結き方を変えたり、なるべく柔らかくまとめたりするといいでしょう。
新メニュー「ゼロケア」で髪の毛のpHを強制リセット!
施術後に髪の毛が不安定な状態になってしまう原因に「髪の毛のpHがアルカリに傾いてしまう」ことが挙げられます。この状態の髪の毛はしばらくのあいだキューティクルが開いたままでたんぱく質が流れ出やすく、外的ダメージを受けやすい状態が続きます。
フォルムの新しいメニュー「ゼロケア」では、アルカリに傾いたpHを弱酸性に戻します。それに加え、ストレートパーマの2剤やヘアカラーに使われる「過酸化水素」の残留も除去して、施術後の髪と頭皮のダメージを極力抑えていきます。
前述した「ストレートパーマ後のNG行為」を避けるのが難しい方は、ぜひお試しください!
日常のケアで気をつける3つのこと
施術直後だけでなく、普段の髪のお手入れ方法によってもストレートパーマがきれいに保てるかどうかは大きく変わってきます。
①洗ったあとはきちんと乾かす
暑い時期はお風呂上がりのドライヤーもとても大変ですが、半乾きや自然乾燥にしてしまうと髪の毛は傷み、せっかくのストレートパーマの効き具合も弱まっていきます。
タオルドライを充分して、ドライヤーで最後までしっかり乾かしてあげましょう。
②保湿を忘れずに
パーマ系の施術をすると髪の毛は乾燥しやすくなります。特にアイロンの熱を使って施術するストレートパーマはより乾燥しがち。
乾かす前や後にはヘアオイルなどで油分を与え、きちんと保湿してあげることが大切です。
③正しいヘアケア商品を使う
FORME noteで以前からお伝えしているように、「カチオン界面活性剤」などコーティング成分の強いシャンプーやトリートメントを使い続けていると、使用感はいいものの、実際は髪と頭皮を傷めていることもあります。フォルムではトリートメントの塗布は行わず、コーティング成分を除去して「素髪」にすることを推奨しています。もちろんストレートパーマでも「素髪ケア」を施術します。
もちろんフォルムでの施術後も、ホームケアで素髪の状態を維持できれば言うことはありません。
素髪を維持し、髪本来の状態を整えていくことで、ストレートパーマがかかりやすくなり、効き目も維持できます。ご自宅では、素髪を維持できるカチオンフリーのシャンプー&ヘアパックを使ってみてください。エイジングで弱ってきた髪も元気になりますよ。
いかがでしたでしょうか?
きれいなストレートヘアをできるだけ長く素敵に維持するために、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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この記事は フォルム・ボーテ 高橋和樹 が書きました。